ホエー
《「ホエイ」とも》チーズを作るときに凝固した乳分を取り除いて残る透明な液。糖分とわずかのたんぱく質が含まれ、清涼飲...
ホエー‐たんぱくしつ【ホエー蛋白質】
《「ホエイ蛋白質」とも》チーズ製造の副産物であるホエー(乳清)から単離されるたんぱく質の混合物。ラクトアルブミンや...
ホエー‐パウダー
《whey powder》牛乳・加工乳・山羊乳・羊乳などを乳酸菌で発酵させたり酵素や酸を加えて得た乳清から水分を取...
ホエー‐プロテイン
《「ホエイプロテイン」とも》⇒ホエーたんぱく質
ホエー‐ふんまつ【ホエー粉末】
⇒ホエーパウダー
ほ‐えき【補益】
[名](スル)不足をおぎない益を与えること。「血気ノ不足ヲ—スル」〈和英語林集成〉
ほえ‐ざる【吠猿】
オマキザル科ホエザル属の哺乳類の総称。頭胴長約60センチ。のどにある袋が共鳴器となり、鳴き声が数キロ先まで聞こえる...
ほえ‐つ・く【吠え付く】
[動カ五(四)]ほえながら迫る。ほえかかる。「犬に—・かれる」
ほえ‐づら【吠え面】
泣き顔。泣きっつら。
吠(ほ)え面(づら)をか・く
泣きっつらをする。べそをかく。「おぼえておけ、あとで—・くなよ」
ホエラーズ‐ビレッジ
米国ハワイ州、マウイ島西部のカアナパリにある大型商業施設。白い砂浜の海岸に隣接し、高級ブランド店をはじめ90以上の...
ほえる【吠える】
《原題Howl》ギンズバーグの詩。1955年、サンフランシスコで行われた朗読会で発表後、他の詩編とともに翌年刊行。...
ほ・える【吠える/吼える】
[動ア下一][文]ほ・ゆ[ヤ下二] 1 獣などが大声で鳴く。「虎が—・える」 2 風・波などが、荒れて大きな音を立...
ほえる‐よんじゅうど【吠える四十度】
《roaring forties》南緯40度から50度にかけての暴風圏をさす俗称。南極海を航行する船に、常に西から...
ホエール
鯨。「—ウオッチング」
ホエール‐ウオッチング
船上や海辺の展望台などから行う趣味のクジラ観察。捕鯨禁止運動などに伴う自然愛護の精神からアメリカ西海岸を中心に興っ...
ホエールズ‐わん【ホエールズ湾】
《Whales Bay》南極、ロス棚氷の北東縁にある湾。南緯78度30分、西経164度20分に位置し、氷に囲まれる...
ほお【朴/厚朴】
ホオノキの別名。《季 花=夏 実=秋》「壺にして深山の—の花ひらく/秋桜子」
ほお【頰】
顔の両面、耳と鼻・口との間の柔らかい部分。ほほ。「—がこける」「—を赤らめる」
ほお‐あか【頰赤】
ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。全体に褐色で、ほおの部分が赤茶色。東アジアに分布。日本では山地の草原で繁殖す...
ほお‐あて【頰当て】
武具の一。あごからほおにかけて当てる防具。多くは鉄製で、革製のものを練頰(ねりほお)という。面頰(めんぽお)・半頰...
ほお‐えまし・い【微笑ましい】
[形][文]ほほゑま・し[シク]⇒ほほえましい
ほお‐えみ【微笑み】
⇒ほほえみ
ほお‐え・む【微笑む】
[動マ五(四)]⇒ほほえむ
ほお‐かぶり【頰被り/頰冠り】
[名](スル) 1 ほおを隠すように頭から手拭(てぬぐ)いなどをかぶること。ほおかむり。ほっかむり。《季 冬》「—...
ほお‐かむり【頰被り】
[名](スル)「ほおかぶり」に同じ。《季 冬》
ほお‐がえし【頰返し】
口にほおばったものを舌で回してかむこと。「ホッホッと—に困(こう)じながらも、がつがつと喰う様の」〈二葉亭・小按摩〉
頰返(ほおがえ)しが付(つ)か◦ない
どうしようもない。なすすべがない。「もしものことがあった日にや、—◦ねえ訳になりまさあ」〈漱石・草枕〉
頰(ほお)が落(お)・ちる
この上なく美味であることにいう。ほっぺたが落ちる。「—・ちそうなおいしさ」
ほお‐がしわ【朴柏/厚朴】
ホオノキの古名。「我が背子が捧(ささ)げて持てる—あたかも似るか青き蓋(きぬがさ)」〈万・四二〇四〉
ほお‐がまち【頰輔】
頰の形をつくっている骨格。また、頰のこと。
頰(ほお)が緩(ゆる)・む
うれしくなって、にこにこする。口元がゆるむ。「孫の顔を見ると、つい—・む」
ほおけ‐だ・つ【蓬け起つ】
[動タ五(四)]⇒ほうけだつ
ほお・ける【蓬ける】
[動カ下一][文]ほほ・く[カ下二]⇒ほうける2
ほお‐げた【頰桁】
1 ほおぼね。ほおがまち。「—を張る」 2 ものを言うこと。多く非難の意をこめて用いる。「—に似ぬ腕なしめ」〈浄・...
頰桁(ほおげた)が過(す)・ぎる
勝手なことを言いすぎる。「やあ京々とやかましい。—・ぎる」〈浄・万年草〉
頰桁(ほおげた)を叩(たた)・く
しゃべる。非難の意をこめた言い方。「法師ども、まだ—・くかと」〈浄・都の富士〉
ほお‐ざし【頰刺(し)】
塩をふるか濃い塩水に浸すかしたイワシを、鰓(えら)に竹串または、わらを通して連ね、干したもの。頰通し。《季 春》「...
ほお‐じろ【頰白/黄道眉/画眉鳥】
スズメ目ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。全体に褐色で、腹部は赤みが強い。雄の顔は黒く、目の上と下に白い線があ...
ほおじろ‐がも【頰白鴨】
カモ科の鳥。全長47センチくらい。雄は頭部が緑黒色でほおに大きな白斑があり、背面は黒く腹面は白。雌は全体に褐色。日...
ほおじろ‐ざめ【頰白鮫】
⇒頰白鮫(ほほじろざめ)
ほお‐ずき【酸漿/鬼灯】
1 ナス科の多年草。高さ60〜90センチ。地下茎を伸ばして増える。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。6、7月ごろ淡...
ほおずき‐いち【酸漿市】
四万六千日の縁日にあたる7月10日とその前日に東京の浅草寺(せんそうじ)境内に立つ、ほおずきを売る市。《季 夏》
ほおずき‐がい【酸漿貝】
腕足綱のうち、シャミセンガイ類を除く触手動物の総称。すべて海産。大きさは3〜5センチ。外見は二枚貝に似るが、石灰質...
ほおずき‐ぢょうちん【酸漿提灯】
赤い紙をはった小さな丸い提灯。商店の飾りなどに用いる。
ほお‐ずり【頰擦り/頰摺り】
[名](スル)自分のほおを相手のほおにすりつけること。愛情を示すときのしぐさ。「赤ちゃんに—する」
ほお‐づえ【頰杖】
1 肘(ひじ)を突いて手のひらでほおを支えること。つらづえ。「—を突く」 2 「方杖(ほうづえ)」に同じ。
ほお‐にく【頰肉】
ほおの部分の肉。「—を落とす」「マグロの—を食す」
ほお‐の‐き【朴の木/厚朴】
モクレン科の落葉高木。日本特産。山林中に自生し、高さ約20メートル。葉は大形の倒卵形で、枝先に集まってつく。5、6...
頰(ほお)は面(つら)
呼び方は違っても実質は同じだということ。ほおを顔。「はて、—、この銀(かね)を受け取りしだいやりませう」〈浄・氷の朔日〉