お‐ちゃ【御茶】
1 「茶」の美化語。 2 仕事の合間の小休憩。「そろそろ—にしよう」 3 茶の湯。「—を習う」
お‐ちゃうけ【御茶請け】
「茶請け」の美化語。
お‐ちゃくみ【御茶汲み】
「茶汲み」の美化語。
おちゃ‐こ【御茶子】
京阪地方の劇場・寄席などで、客を座席へ案内したり、飲食物などを運んだりする女性。
おちゃ‐こしょう【御茶小姓】
お茶の給仕をする小姓。
おちゃ‐しょ【御茶所】
《「おちゃじょ」とも》寺社の境内にあって参詣人に湯茶をふるまう休憩所。
おちゃ‐じょ【お茶女】
「お茶の水女子大学」の略称。
おちゃ・する【御茶する】
[動サ変]お茶を飲む。特に、喫茶店などに入って紅茶やコーヒーなどを飲むことについていう。「友達と—・してから帰る」...
おちゃ‐だい【お茶大】
「お茶の水女子大学」の略称。
おちゃっぴい
[名・形動] 1 女の子が、おしゃべりで、出しゃばりなさま。また、そういう少女。「—な小娘」 2 《「おちゃひき」...
お‐ちゃづけ【御茶漬(け)】
「茶漬け」の美化語。
おちゃ‐どころ【御茶所】
1 「おちゃしょ」に同じ。 2 「茶店(ちゃみせ)」を店側からいう語。 3 茶の名産地。
おちゃ‐ない【落ちゃない】
《「(毛髪の)落ちはないか」という呼び声から》近世、髢(かもじ)の材料にするための抜け毛を買い集めた人。落ち買い。
お‐ちゃのこ【御茶の子】
1 「茶の子」の美化語。茶を飲むときにつまむ菓子など。 2 《1が腹にたまらないところから》たやすくできること。朝...
御茶(おちゃ)の子(こ)さいさい
《「さいさい」は囃子詞(はやしことば)》物事がたやすくできること。
お‐ちゃのま【御茶の間】
「茶の間」の美化語。
おちゃのみず【御茶の水】
東京都文京区湯島と千代田区神田駿河台の間を流れる神田川の掘り割り付近の称。ニコライ堂・湯島聖堂がある。江戸初期、こ...
おちゃのみず【御茶の水】
狂言。和泉流では「水汲(みずくみ)」。住持に頼まれて野中の清水をくみにいった娘を、新発意(しんぼち)が追って小歌で...
おちゃのみず‐じょしだいがく【お茶の水女子大学】
東京都文京区大塚にある国立大学法人。御茶の水に設立された東京女子師範学校に始まり、東京女子高等師範学校などを経て、...
おちゃ‐ひき【御茶挽き】
「茶挽き2」に同じ。→御茶を挽(ひ)く
おちゃ‐ぼうず【御茶坊主】
⇒茶坊主(ちゃぼうず)
お‐ちゃめ【御茶目】
[名・形動]「茶目」に同じ。「—な坊や」「—なしぐさ」
おちゃら‐か・す
[動サ五(四)]ふざけた態度でふまじめに応対する。ちゃかす。「人の話を—・す」
おちゃら‐け
ふまじめな態度や、おちゃらけた言葉。「—を言ってしかられる」→おちゃらける
おちゃら・ける
[動カ下一]こっけいなことや、ふざけたことを、言ったりしたりする。「まじめな席でわざと—・てみせる」
御茶(おちゃ)を濁(にご)・す
いいかげんに言ったりしたりしてその場をごまかす。「冗談を言って—・す」
御茶(おちゃ)を挽(ひ)・く
《遊女が、客のないときに茶臼(ちゃうす)で葉茶をひく仕事をさせられたところから》芸者・遊女などが客がなく暇でいる。