いっ‐てき【一滴】
ひとしずく。きわめて少量の意にも用いる。「酒は—も飲めない」「大海の—」
いっ‐てき【一擲】
[名](スル)一度にすべてを投げ捨てること。「微温的態度を—する」「乾坤(けんこん)—」
一擲(いってき)乾坤(けんこん)を賭(と)す
《韓愈「過鴻溝」から。さいころを投げて、天が出るか地が出るか賭(か)ける意》天下を取るか取られるか、すべてを運に任...
いってき‐せんきん【一擲千金】
大金を惜しげもなく一度に使うこと。豪快なふるまいのたとえ。
いって‐きます【行って来ます】
[感]外出するときのあいさつの言葉。丁寧に言うときは「行って参ります」。
いって‐こい【行って来い/往って来い】
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから...
いって‐すき【一手透き】
⇒詰めろ
いって‐せんばい【一手専売】
1 ある品物を、一つの店・組織だけが売ること。専売。 2 その人だけが得意とする技術や方法など。専売特許。「これで...
いっ‐てつ【一徹】
[名・形動]思いこんだことはひと筋に押し通すこと。かたくななこと。また、そのさま。「老いの—」「—な性格」 [派生...
いってつ‐もの【一徹者】
思いこんだことはあくまで押し通す人。一刻者。一徹人。
いって‐はんばい【一手販売】
[名](スル)ある商品を自分のところだけで一手に引き受けて売ること。「地酒を—する」
いって‐みれ‐ば【言ってみれば】
ほかの言葉で言うと。換言すれば。言い換えれば。
いって‐らっしゃい【行ってらっしゃい】
[感]《「行っていらっしゃい」の略》外出する人を送り出すときのあいさつ。「『行ってきます』『—』」
イッテルビウム
希土類元素のランタノイドの一。単体は灰色の金属。元素記号Yb 原子番号70。原子量173.0。
イッテルビー
スウェーデンの首都ストックホルムの北東郊にある村。18世紀後半より採石場が開かれた。イットリウム、イッテルビウム、...
いっ‐てん【一天】
1 空一面。空全体。「—にわかにかき曇る」 2 《「一天下」の略》全国。全世界。「今年の春滅ぼし果てて—をしづめ」...
いっ‐てん【一点】
1 一つの点。一つの場所。「平面上の—」「壁の—を見つめる」 2 わずかなこと。ほんの少し。「—のかげりもない」 ...
いっ‐てん【一転】
[名](スル) 1 ひと回りすること。また、ひっくり返ること。1回転。「氷上で滑って—した」 2 ありさまががらり...
いち‐てん‐いちなな【一・一七】
阪神・淡路大震災が発生した平成7年(1995)1月17日をさす。
いってん‐いっかく【一点一画】
漢字の一つの点と一つの画(かく)。「—もゆるがせにしない」
いってん‐おおめいが【一点大螟蛾】
メイガ科のガ。翅(はね)の開張約2.5センチ。雄の翅は淡褐色で黒点やすじがあり、雌では淡黄白色で黒点が1個ずつある...
いっ‐てんか【一天下】
《「いってんが」とも》世の中全体。国中。一天。「ただいまの関白左大臣、—をまつりごちておはします」〈大鏡・後一条院〉
いっ‐てんき【一転機】
一つの重大な変わり目。いちてんき。「大病が人生の—となった」
いってん‐こう【一点紅】
《王安石「咏柘榴詩」から》 1 青葉の中に咲いている一輪の紅い花。 2 ザクロの花。 3 多くの男性にまじる、ただ...
いってん‐ご【一転語】
仏語。心機を一転させる語。迷いを転じて悟りを開かせる一語。
いってん‐しかい【一天四海】
《天の下と四方の海の意から》全世界、または日本全国。天下。「—の内のみか、人の国まで日の本に」〈謡・盛久〉
いってん‐しょう【一点鐘】
1 午前1時。または、午後1時。 2 1時間。
いってん‐ちろく【一天地六】
さいころのこと。さいころの各面は天地東西南北を象徴しているとされ、1が天、6が地(5が東、2が西、3が南、4が北)...
いってん‐の‐きみ【一天の君】
天下を治める君主である人。天皇。天子。「—崩御なって後」〈平家・一〉
いってん‐ばり【一点張り】
1 賭け事で同じ所だけに金銭をかけること。 2 他の事を顧みず、その事だけを押し通すこと。「勉強—の生活」「わから...
いってん‐ばんじょう【一天万乗】
《「乗」は車のこと。昔、中国で、天子は天下を治め、また兵車1万を出すことのできる国土を有していたところから》天下を...
いってん‐もの【一点物】
それ一つだけで同じ物はない品物。「—の天然石アクセサリー」
いっ‐と【一斗】
容積の単位。→斗
いっ‐と【一途】
《ひとすじの道の意から》 1 一つの方法・手段。「ただ攻撃の—あるのみ」 2 もっぱらその方向ひとすじ。「増加の—...
イット
1 英語の代名詞で、それ。「ドゥ—ユアセルフ」 2 性的魅力。セックスアピール。「—ガール」 [補説]2は、米国の...
いっと‐いちどう‐にふ‐よんじゅうさんけん【一都一道二府四十三県】
都道府県のそれぞれの数を表した語。→都道府県1
いっ‐とう【一刀】
1 1本の刀。 2 刀を1回振り下ろしたり、斬(き)り払ったりすること。ひと太刀。ひと斬り。「—のもとに斬り捨てる」
いっ‐とう【一灯】
一つの明かり。比喩的に、善意を示すわずかな寄付の意に用いる。「貧者の—」
いっ‐とう【一投】
野球・ボウリングなどで、1回の投球。「—一打に目をこらす」
いっ‐とう【一党】
1 同じ利益・思想などによって結ばれている仲間。「同志の—を率いる」 2 一つの政党。一つの党派。「—独裁」 3 ...
いっ‐とう【一等】
[名] 1 第一の等級。一番目の順位。 2 一つの等級。一つの階級。「罪—を減ずる」 3 いちばん優れている物や事...
いっ‐とう【一統】
[名](スル) 1 一つにまとめて治めること。統一。「天下を—する」 2 一つにまとまった全体。一同。総体。「同窓...
いっ‐とう【一頭】
1 牛・馬・羊・豚などの一匹。→頭(とう) 2 一つのあたま。
いっとう‐えん【一灯園】
明治37年(1904)西田天香が創始した修養団体。また、その道場。京都市山科区にある。信者は絶対平等・無一物・無所...
いっとう‐こく【一等国】
かつて、国際関係の上できわめて優勢な地位を占めていた諸国家を漠然とさした語。
いっとうさいはせばんごうろく【一刀斎は背番号6】
五味康祐の短編小説。昭和33年(1958)刊行の短編集「秘剣・柳生連也斎」に収録。剣豪がプロ野球の強打者として活躍...
いっとう‐さんらい【一刀三礼】
仏像を彫刻するときに、一刻みするごとに三度礼拝すること。一刀三拝。一刻三礼。→一字三礼
いっとう‐しゃ【一等車】
もと鉄道で、旅客サービスに2種または3種の等級があった時代の、設備・サービスが最もよい車両。
いっとう‐しょう【一等賞】
競技会やコンクールなどで、もっとも優れている人や物に与えられる賞。
いっ‐とうしん【一等親】
「一親等」に同じ。