ふくら‐はぎ【膨ら脛/脹ら脛】
脛(すね)の後面の、ふくらんだ部分。こむら。こぶら。小腿(しょうたい)。
ふくらま・す【膨らます/脹らます】
[動サ五(四)]ふくらむようにする。ふくらす。ふくらせる。ふくらめる。「風船を—・す」「小鼻を—・す」
ふくらみ【膨らみ/脹らみ】
ふくらんでいること。また、その箇所やその程度。「胸の—」
ふくら・む【膨らむ/脹らむ】
[動マ五(四)] 1 物が、内からの力で丸みをもって大きくなる。ふくれる。「木の芽が—・む」「かばんが—・む」 2...
ふくら・める【膨らめる/脹らめる】
[動マ下一][文]ふくら・む[マ下二]「ふくらます」に同じ。「頰(ほお)を—・める」
ふく‐り【福利】
幸福と利益。
ふく‐り【複利】
複利法の計算による利息。重利。⇔単利。
ふくり‐こうせい【福利厚生】
企業が、労働力の確保・定着、勤労意欲・能率の向上などの効果を期待して、従業員とその家族に対して提供する各種の施策・...
ふくりこうせい‐しせつ【福利厚生施設】
福利・厚生のための施設。社員住宅・診療施設・保養所・体育館など。
ふくり‐ひょう【複利表】
複利計算を簡単に行うために、元金を1とした場合の元利合計を利率・期間に応じて示した表。
ふくり‐ほう【複利法】
利息計算方法の一。一定期間の利息を元金に加え、その元利合計を次の期間の新元金として利息を計算する方法。⇔単利法。
ふく‐りゅう【伏流】
[名](スル) 1 地上の流水が、ある区間だけ地下を流れること。また、その流水。扇状地や火山灰地などに多い。 2 ...
ふく‐りゅう【腹立】
腹を立てること。立腹。「すべていささかも—せずと云ふを」〈沙石集・八〉
ふくりゅう‐えん【副流煙】
タバコの、火のついているところから立ち上る煙。主流煙よりも有害物質が多いといわれる。受動喫煙で問題視される。→主流煙
ふく‐りょう【伏竜】
1 池の中にひそみ昇天の時機を待っている竜。 2 世間に知られていないすぐれた人物のたとえ。
ふくりょう‐ほうすう【伏竜鳳雛】
《「蜀志」諸葛亮伝注から》池の中に潜んでいる竜と、鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)。三国時代、司馬徽(しばき)は、蜀の...
ふく‐りん【覆輪/伏輪】
1 甲冑(かっちゅう)・鞍・太刀・調度などを金・銀・錫(すず)などで縁取りし、飾りや補強としたもの。→太刀 2 女...
フクリン
《「ゴロフクレン」の略から》モスリンに似た薄地の梳毛(そもう)織物。ゴロフクレンよりも柔らかい。江戸時代から明治初...
覆輪(ふくりん)掛(か)・ける
一層はなはだしくする。輪をかける。「京の人へ—・けて」〈滑・膝栗毛・五〉
ふく・る【膨る/脹る】
[動ラ下二]「ふくれる」の文語形。
フクル‐ミスキー
モルジブの首都マレにあるイスラム寺院。17世紀半ば、スルターン=イブラヒム=イスカンダル1世の時代に建立。同国最古...
ふくれ【膨れ/脹れ】
1 ふくれること。また、ふくれたところや、もの。「水—」「火—」 2 狂言面の一。ほおが特にふくれていて、一般に醜...
ふくれ‐あが・る【膨れ上(が)る/脹れ上(が)る】
[動ラ五(四)]ふくれて盛り上がる。また、非常に大きくなる。「歯痛で頰が—・る」「夢が大きく—・る」
ふくれっ‐つら【膨れっ面】
頰をふくらませた不機嫌な顔つき。
ふく・れる【膨れる/脹れる】
[動ラ下一][文]ふく・る[ラ下二] 1 内から外へ盛りあがって大きくなる。ふくらむ。「腹が—・れる」 2 頰をふ...
ふくろ【袋/嚢】
1 布・紙・革・ビニールなどで、中に物を入れて口を閉じるように作ったもの。「—に詰める」「給料—」 2 ミカン・ホ...
ふく‐ろ【復路】
かえりみち。帰路。⇔往路。
ふくろ‐あみ【袋網】
定置網や引き網などの、細長い袋状の部分。
ふくろ‐ありくい【袋蟻食】
有袋目フクロアリクイ科の哺乳類。吻(ふん)がとがり、細長い舌でシロアリを食べる。オーストラリア南西部に分布。
ふくろい【袋井】
静岡県南西部の市。もと東海道の宿場町。温室メロンや茶などを産する。人口8.5万(2010)。
ふくろい‐し【袋井市】
⇒袋井
ふくろいり‐ぼん【袋入り本】
江戸時代、黄表紙の特製本として、色刷りの袋に入れて刊行したもの。
ふくろう【梟】
1 フクロウ科の鳥。全長約50センチ、全身灰褐色。目が顔の前面に並び、くちばしは短く、鉤(かぎ)状。夜、羽音をさせ...
ふくろう【梟】
狂言。弟のようすがおかしいので、兄が山伏に加持を頼むが、祈るうちに弟に憑(つ)いていた梟が、兄や山伏にまで取り憑く...
ふくろう‐おうむ【梟鸚鵡】
⇒カカポ
ふくろうおとこ【フクロウ男】
朱川湊人の短編ホラー小説。平成14年(2002)、第41回オール読物推理小説新人賞を受賞した、著者のデビュー作。
ふくろ‐うち【袋打ち】
組紐(くみひも)を管のように中空に組むこと。また、その紐。
ふくろうのしろ【梟の城】
司馬遼太郎の歴史小説。京の都で活躍する忍者の姿を描く。昭和33年(1958)から翌年にかけて「中外日報」に連載。連...
ふくろえ【袋絵】
⇒袋人物
ふくろ‐おおかみ【袋狼】
フクロネコ科の哺乳類。外形はオオカミに似る。体長1〜1.3メートル、尾長50〜55センチ。体色は淡褐色で背から尾に...
ふくろ‐おび【袋帯】
袋織りにした芯(しん)のない女帯。正装・礼装用。
ふくろ‐おり【袋織(り)】
二重織りの一。耳の部分以外は表裏を密着させず、筒状に織る織り方。また、その織物。帯地・コート地・袋物地などに使われる。
ふくろ‐かけ【袋掛(け)】
生育期のリンゴ・ナシ・ブドウなどの果実に、病虫害を防いだり外観をよくしたりするため、紙袋などをかぶせること。《季 夏》
ふくろ‐がし【袋菓子】
あられやポテトチップスなど、袋に詰めて売られる菓子。
ふくろ‐ぎれ【袋切れ】
袋物に用いる布地。
ふく‐ろく【福禄】
1 幸福と俸禄(ほうろく)。しあわせ。 2 「福禄寿」の略。
ふくろく‐じゅ【福禄寿】
中国の道教で理想とされる幸福・俸禄(ほうろく)・長寿命。 七福神の一。背が低く長頭で長いひげをもち、杖(つえ)に経...
ふくろく‐じん【福禄人】
「福禄寿」に同じ。
ふくろ‐ぐま【袋熊】
コアラ、またはタスマニアデビルの別名。
ふくろ‐ぐも【袋蜘蛛】
1 フクログモ科フクログモ属のクモの総称。樹皮下にいるムナアカフクログモ、葉を三つに折り曲げて中にいるハマキフクロ...