ほう‐しゃ【放射】
[名](スル) 1 一点からまっすぐ四方八方へ出すこと。また、四方八方へひろがり出ること。「中心から—する車の輻(...
ほう‐しゃ【放赦】
罪をゆるし、釈放すること。「すべての罪の—の宣告は」〈三重吉・小鳥の巣〉
ほう‐しゃ【砲車】
砲架に車輪をつけたもの。
ほう‐しゃ【報謝】
[名](スル) 1 恩に報い、徳に感謝すること。物を贈るなどして報いること。「恵みの大地に—する」「—の念を表す」...
ほう‐しゃ【硼砂】
硼酸のナトリウム塩。塩湖の蒸発残留物中に産する。白色の柱状結晶で、単斜晶系。強熱すると溶融して、ガラス状になる。ガ...
ほうしゃ‐あつ【放射圧】
電磁波が物体に当たって吸収または反射されるとき、物体面が受ける圧力。輻射圧。
ほうしゃ‐エネルギー【放射エネルギー】
電磁波のエネルギー。進行方向に垂直な単位面積を、単位時間に通過するエネルギーとして定義する。その向きと大きさは、電...
ほうしゃ‐おんどけい【放射温度計】
物体が発する放射から非接触で温度を測定する装置の総称。従来、1000度以上の物体が発する黒体放射による可視光を用い...
ほうしゃ‐か【放射化】
放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子...
ほう‐しゃかいがく【法社会学】
法を他の社会現象との関連において考察し、法の機能・構造などを社会学的な方法・理論により経験科学的に研究しようとする学問。
ほうしゃ‐かいへん【放射壊変】
⇒放射性崩壊
ほうしゃかいへん‐けいれつ【放射壊変系列】
⇒崩壊系列
ほうしゃ‐かがく【放射化学】
放射性元素や放射性核種の定量・分布・生成や分離・精製などを研究する化学の一分野。
ほうしゃ‐かねつ【放射加熱】
⇒輻射加熱
ほうしゃか‐ぶんせき【放射化分析】
試料を荷電粒子や中性子あるいは放射線で衝撃し、生じた放射性核種の人工放射能を測定して、試料中の元素の検出・定量を行...
ほうしゃきゅう‐はんのう【硼砂球反応】
硼砂の粉末を白金線につけて熱し、無色のガラス球を作り、これに金属塩を付着させて再び溶融すると、その金属特有の色が現...
ほうしゃ‐ぎり【放射霧】
夜間の放射冷却によって地表に接する空気が冷却されてできる霧。風の弱い、よく晴れた日の早朝に発生しやすい。輻射霧。
ほう‐しゃく【封爵】
諸侯に封じて、官爵を授けること。また、その領地と官爵。
ほうしゃく‐じ【宝積寺】
京都府乙訓(おとくに)郡大山崎町にある真言宗智山派の寺。山号は、天王山。神亀4年(727)聖武天皇の勅願により、行...
ほうしゃ‐けい【放射計】
放射の強さやエネルギー・照度などを測定する装置。ラジオメーター。輻射計。
ほうしゃ‐こう【放射光】
⇒シンクロトロン放射
ほうしゃこう‐しせつ【放射光施設】
電子などの荷電粒子を加速器で加速して発生させた、シンクロトロン放射光を利用する実験施設。極めて高強度で指向性が高い...
ほうしゃ‐じょう【放射状】
一点を中心に四方八方へ伸び出た形。輻射状。「—に広がる道路」
ほうしゃじょう‐とざん【放射状登山】
ベースキャンプを設けて、その周囲の山を次々に登る登山法。
ほうしゃ‐スペクトル【放射スペクトル】
⇒発光スペクトル
ほうしゃ‐せい【放射性】
物質が放射能をもつこと。また、その性質。
ほうしゃせい‐いやくひん【放射性医薬品】
放射線を放出する医薬品。放射性同位元素から放出される放射線を利用して、診断や治療を行う。医療用アイソトープ。
ほうしゃせい‐かくしゅ【放射性核種】
放射能をもつ核種。自然に放射線を放出して崩壊し、他の原子核に変わる原子核。ウラン系列・アクチニウム系列などに属し自...
ほうしゃせい‐くも【放射性雲】
⇒放射性プルーム
ほうしゃせい‐げんし【放射性原子】
⇒放射性元素
ほうしゃせい‐げんそ【放射性元素】
放射能をもつ元素。原子核が不安定で、自発的に放射線を放出して崩壊する。天然に存在するカリウム・ラジウムなどのほか、...
ほうしゃせい‐こうかぶつ【放射性降下物】
核爆発実験や原子力発電所の事故などにより放出されて上層大気中に拡散し、地上に降下してくる放射性物質。フォールアウト。
ほうしゃせい‐こうばい【放射性降灰】
⇒フォールアウト
ほうしゃせい‐しじやく【放射性指示薬】
ある物質の移動や変化を追跡するために使われるトレーサーのうち、放射性同位体を用いたもの。放射性トレーサー。ラジオト...
ほうしゃせい‐たんそ【放射性炭素】
炭素の放射性同位体。質量数11と14の同位体があり、炭素11の半減期は約20分、炭素14の半減期は約5730年。通...
ほうしゃせいたんそ‐ねんだいそくていほう【放射性炭素年代測定法】
炭素の放射性同位体14(14C)を用いて行う考古学試料などの年代測定法。大気中に一定の濃度で含まれる炭素14が生物体...
ほうしゃせい‐トレーサー【放射性トレーサー】
⇒放射性指示薬
ほうしゃせい‐どういかく【放射性同位核】
⇒放射性同位体
ほうしゃせい‐どういげんそ【放射性同位元素】
⇒放射性同位体
ほうしゃせいどういげんそ‐ないようりょうほう【放射性同位元素内用療法】
⇒アイソトープ治療
ほうしゃせい‐どういたい【放射性同位体】
ある元素の同位体のうち、放射能をもつもの。天然に存在するほか、核反応を利用して人工的に作られ、すべての元素について...
ほうしゃせい‐はいえん【放射性肺炎】
肺癌(はいがん)などの治療に放射線を照射したことが原因で起こる肺の炎症。呼吸困難などの症状がみられる。放射線性肺炎。
ほうしゃせい‐はいきぶつ【放射性廃棄物】
原子力施設や使用済み核燃料の再処理工場などで発生する、放射性物質を含む廃棄物。核分裂生成物のほか、放射能に汚染され...
ほうしゃせいはいきぶつ‐しょりしせつ【放射性廃棄物処理施設】
原子力発電所などから発生する放射性廃棄物を安全に保管し、埋設処分などを行うための施設。日本では低レベル放射性廃棄物...
ほうしゃせい‐はんちょう【放射性反跳】
放射性元素が放射線を放ち、放射線と反対方向に反跳すること。その速度と方向は運動量保存の法則に従い、反跳を受けた原子...
ほうしゃせい‐ぶっしつ【放射性物質】
放射線を出す物質。放射能をもつ原子核(放射性核種)を含む物質をさす。 [補説]原子炉の核燃料や医療分野の放射線療法...
ほうしゃせいぶっしつおせんたいしょ‐とくべつそちほう【放射性物質汚染対処特別措置法】
《「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環...
ほうしゃせい‐プルーム【放射性プルーム】
気体状の放射性物質が大気中を雲のような塊となって流れる現象。放射性希ガス・放射性ヨウ素・ウランなどが含まれ、内部被...
ほうしゃせい‐ほうかい【放射性崩壊】
放射性元素の原子核が、自然に粒子や電磁波を放出して、他の原子核に変わる現象。α崩壊、β崩壊、γ崩壊が知られる。放射...
ほうしゃせい‐ほうかいけいれつ【放射性崩壊系列】
⇒崩壊系列