お‐たまり【御溜まり】
(下に打消しの語を伴って)耐えること。我慢すること。「忘れて—があるものか」〈滑・浮世床・初〉
おたまり‐こぼし【御溜まり小法師】
《「起き上がり小法師」に語呂(ごろ)を合わせていう》「御溜まり」に同じ。「お酒が毒になって—があるもんか」〈柳浪・...
お‐ため【御為】
1 相手を敬って、その利益をいう語。「それでは—になりません」 2 もらい物の返礼としてその器に入れて相手に返す品...
おため‐がお【御為顔】
本心とはうらはらに、人のためを思っているように見せかける顔つき。忠義ぶるようす。
おため‐ごかし【御為ごかし】
表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。じょうずごかし。「—の親切」「—を言う」
お‐ためし【御試し】
「試し」の美化語。特に、食料品・酒類・化粧品などを試食・試飲・試用すること。家具・住宅などの試用もある。無料・有料...
おため‐しゃ【御為者】
もっぱら主人の利益になるように努める者。領民から重税を徴収する家臣の類。おためもの。「世間いづれの御家にも、—とい...
おため‐すじ【御為筋】
商家などからみて、利益になる客筋。
お‐たより【御便り】
「たより(便り)2」の尊敬語・美化語。 [補説]「先生からのお便りを読む」は尊敬語、「彼のお便りを見せてもらう」は...
お‐たらい【御盥】
女性の髪形の一。笄(こうがい)に髪を打ち違いに巻いたもの。
オタリア
アシカ科の哺乳類。南アメリカ近海に分布。頭胴長2メートルほど。
おたる【小樽】
北海道西部の市。石狩湾に面し、石狩炭田の石炭積み出し港、のちに貿易港として繁栄した。現在は商工業が盛ん。人口13....
おたる‐うんが【小樽運河】
北海道小樽市にある運河。大正12年(1923)の完成。昭和初期にかけて、物流の要として栄えた。現在は散策路などが整...
おたる‐こうえん【小樽公園】
北海道小樽市にある公園。ツツジの名所として知られる。園内には石川啄木の歌碑や能楽堂がある。
おたる‐し【小樽市】
⇒小樽
おたる‐しょうかだいがく【小樽商科大学】
小樽市にある国立大学法人。小樽高等商業学校・小樽経済専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成...
おたる‐すいぞくかん【おたる水族館】
北海道小樽市にある水族館。昭和34年(1959)開館。本館の隣に遊園地を併設する。
オタワ
カナダの首都。オンタリオ州南東部に位置し、オタワ川に面する。製材・製紙工業、エレクトロニクス・宇宙科学などの産業が...
オタワ‐かいぎ【オタワ会議】
1932年、オタワで開催された英連邦諸国の経済会議。世界恐慌対策として、連邦内での特恵関税制度を中心とする相互通商...
オタワ‐じょうやく【オタワ条約】
《「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」の通称》⇒対人地雷禁止条約
オタワ‐プロセス
1997年に採択された対人地雷禁止条約(オタワ条約)の交渉過程のこと。ジュネーブ軍縮会議での交渉が進展しないことか...
おたんこなす
のろまな者やぼんやりしている者をののしっていう語。まぬけ。のろま。おたんちん。
おたんじょうび‐せき【御誕生日席】
俗に、長方形のテーブルの短辺に当たる一人分の席のこと。誕生日祝いの際に、主賓(誕生日の人)が座る席の意。お誕生席。
おたんちん
1 「おたんこなす」に同じ。 2 江戸新吉原で、嫌な客をいった語。「色男(ねこ)も—も、かよひ郭の仲街(なかのちゃ...