おと‐ご【乙子/弟子】
1 末っ子。おと。「—なる女童(めのわらは)」〈今昔・一六・一五〉 2 「乙子月(おとごづき)」の略。
おと‐ごぜ【乙御前】
1 末娘。また、若く美しい娘。「主ぞ恋しかりける、—ぞ恋しかりける」〈虎明狂・枕物狂〉 2 顔の醜い女。おたふく。...
おとご‐づき【乙子月】
陰暦12月の異称。おとづき。おとご。
おとご‐の‐いわい【乙子の祝い】
乙子の朔日(ついたち)に行う行事。
おとご‐の‐ついたち【乙子の朔日】
陰暦12月1日。この日、餅をついて食べると、水難を免れるという。《季 冬》
おとご‐の‐もち【乙子の餅】
乙子の朔日(ついたち)に、ついて食べる餅。川浸(かわひた)り餅。
おと‐ごほう【乙護法】
仏法を守護するために童子の姿をして現れる鬼神。おとごおう。