おいらく‐の‐こい【老いらくの恋】
年老いてからの恋愛。昭和23年(1948)、68歳の歌人川田順が弟子と恋愛、家出し、「墓場に近き老いらくの、恋は怖...
おいらせ‐がわ【奥入瀬川】
青森県東部を流れる川。十和田湖から発し、おいらせ町で太平洋に注ぐ。上流の子ノ口(ねのくち)から焼山の間は、奥入瀬渓...
おいらせ‐けいりゅう【奥入瀬渓流】
青森県東部を流れる奥入瀬川の一部。十和田湖岸の子ノ口(ねのくち)から焼山までの14キロメートルの渓流。両岸にはカエ...
オイラート
モンゴル系の一部族。モンゴル西北部に興り、元の衰退後勢力を拡大。15世紀、エセンのとき全モンゴルを支配し、明に侵入...
おいらん【花魁】
1 《江戸吉原の遊郭で、新造・禿(かぶろ)などが姉女郎を「おいらの(己等の姉さんの略)」と呼んだところからという》...
おいらん【花魁】
洋画家、高橋由一による油絵。明治5年(1872)の作。東京芸術大学所蔵。国指定重要文化財。花魁図。
おいらん‐そう【花魁草】
1 クサキョウチクトウの別名。《季 夏》「揚羽蝶—にぶらさがる/素十」 2 ゴゼンタチバナの別名。
おいらん‐どうちゅう【花魁道中】
江戸時代、位の高い遊女が馴染み客を迎えに郭内の茶屋の行き帰りや特定の日に美しく着飾って遊郭の中を練り歩いたこと。
おいらん‐どり【花魁鳥】
エトピリカの別名。
オイラー
[1707〜1783]スイスの数学者。解析学など数学の諸分野での膨大な研究のほか、医学・化学・天文学などでも功績が...
オイラー
[1905〜1983]スウェーデンの生理学者。オイラー=ケルピンの子。ノルアドレナリンを発見し、神経伝達物質である...
オイラー‐ケルピン
[1873〜1964]スウェーデンの化学者。ドイツの生まれ。広く化学全般を研究したが、特に酵母のアルコール発酵の酵...
オイラー‐の‐こうしき【オイラーの公式】
指数関数と三角関数との関係を表す式。自然対数をe、虚数単位をiとすると、eiθ=cosθ+isinθという公式が成り...
オイラー‐の‐ず【オイラーの図】
集合における元(げん)の範囲を線で囲み、集合相互間の関係を図で示したもの。L=オイラーが論理学の説明に採用して広め...
オイラー‐の‐ためんたいていり【オイラーの多面体定理】
多面体での性質として、面の数をf、頂点の数をv、辺の数をeとするとき、f+v−e=2という関係式が成立するという定理。
オイラー‐の‐とうしき【オイラーの等式】
⇒オイラーの公式
お‐いり【御入り】
入って来ることの意の尊敬語。おいで。御入来。「今日(こんにち)は早速の—で誠に御苦労様に存じまする」〈円朝・怪談牡...
お‐いり‐あ・る【御入りある】
[動ラ四] 1 「行く」「来る」「ある」「居る」の尊敬語。「天子はどこへ—・ったことはないほどに」〈史記抄・孝文本...
オイリアンテ
ウェーバーのオペラ。全3幕。1823年にウィーンで初演。台本はH=v=シェジー。中世フランスの貞淑な伯爵夫人を描い...
オイリュアンテ
⇒オイリアンテ
オイリュトミー
ドイツの哲学者・教育者ルドルフ=シュタイナーが1911年ごろ創出した教育法。音楽・言葉のリズムに合わせた身体表現を行う。
オイリー
[形動]脂性の。油質の。油性の。油状の。また、脂っぽいさま。「—肌用の化粧水」
オイル
1 燃料用・食用・機械用などの油。「サラダ—」「モーター—」 2 石油。 3 自動車の潤滑油。「—交換」 4 油絵...
お・いる【老いる】
[動ア上一][文]お・ゆ[ヤ上二] 1 年をとる。老齢になる。「—・いてますます意気軒昂(けんこう)」 2 年をと...
オイル‐エンジン
⇒石油機関
オイル‐カラー
油絵の具のこと。
オイルガス
原油、または重油・ナフサなどを熱分解して得られるガス。都市ガスに用いる。油ガス。石油ガス。
オイル‐クリーナー
自動車で、オイルの浄化装置。
オイルクロス
綿・ネルなど厚手の布地の表面にエナメルや桐油(とうゆ)を塗った布。模様をつけたものもある。防水性があり、汚れが落ち...
オイル‐ご【オイル語】
中世のフランスで、ロアール川より北の地域で話されていた言語。このうちパリを中心に行われていた方言が現代の標準フラン...
オイル‐サンド
粘稠(ねんちゅう)な炭化水素を含む砂。合成石油を得ることができる。カナダのアルバータ州やベネズエラのオリノコ川北岸...
オイル‐サーディン
《(和)oil+sardine》小形のイワシ(サーディン)の頭を除き、油に漬けた食品。また、その缶詰。
オイル‐シェール
有機化合物を含む黒褐色の頁岩(けつがん)。乾留により石油が得られる。油母頁岩(ゆぼけつがん)。石油頁岩。油頁岩。含...
オイル‐シャンプー
オリーブ油などを頭の地肌にすり込んでからシャンプーで髪を洗うこと。また、油性の原料が配合されているシャンプー。
オイル‐ショック
《(和)oil+shock》アラブ産油国の原油生産削減と価格の大幅引き上げが、石油を主なエネルギー資源とする先進工...
オイル‐シルク
桐油(とうゆ)または樹脂溶液で防水加工した絹布。レインコート・雨傘などに用いられた。
オイル‐シール
自動車のエンジンなどの回転部分に使用される、金属と合成ゴムでできた密封装置。潤滑油をはじめとする液体の漏れや、外部...
オイルスキン
油を塗って防水性を与えた布地。
オイル‐ステイン
油に濃い鉄さび色の染料や顔料を溶かした塗料。木製の外壁・塀・柱・床などの着色や防腐に用いる。
オイルストーン
油砥石(あぶらといし)。
オイル‐スリック
1 水上の油膜。油膜が十分薄い場合、光の干渉により、さまざまな色を呈する。 2 1に似た色や模様。また、それを模し...
オイル‐ソース
オリーブ油をベースにして作られるソース。特に、パスタ料理に用いられるものをさすことが多い。
オイル‐ダラー
原油の輸出や採掘の利権などで、産油国に蓄積されたドル。ドル以外の外貨を含めてオイルマネーともいう。
オイル‐ダンパー
油の粘性を利用して衝撃や振動をやわらげる装置。自動車や航空機などに使用。
オイルド‐ジャケット
《(和)oiled+jacket》布地の表面に植物性油や合成油を塗って、表面に光沢や防水性、保温性をもたせたジャケット。
オイルド‐セーター
脱脂されていない毛糸で編まれたセーターのこと。防水性・保温性に富む。もとは、漁師たちの労働着。
オイル‐バス
金属試料などを100度以上の温度の油に浸け、加熱・保温すること。またはそのための装置。
オイル‐バーナー
重油・軽油・灯油を噴霧し、空気と混合して燃焼させる機器。
オイル‐パン
自動車のエンジン底部にあるエンジンオイル溜め。潤滑後のオイルはここに戻り、冷却、ろ過されたのち、再びポンプで必要箇...
オイル‐ヒーター
1 密閉したパネルの中に難燃性のオイルを入れ、電気で暖めて循環させ、輻射熱で部屋を暖める暖房器具。燃焼を伴わないの...