はや‐ことば【早言葉】
1 「早口1」に同じ。 2 「早口言葉」に同じ。
はや‐ご【早具】
「早合(はやごう)」に同じ。
はや‐ご【早碁】
囲碁で、持ち時間が通常より短く設定された対局。 [補説]将棋の場合は「早指(はやざ)し」という。
はや‐ごう【早合】
火薬を詰めた紙製の小さい筒。昔、小銃の弾丸を発射させるのに用いた。現在でいう薬莢(やっきょう)のこと。早具(はやご)。
はや‐さ【早さ/速さ】
1 はやいこと。また、その度合い。「—を競う」「すごい—で食べる」 2 速度の大きさ。 →速度[用法]
は‐やさい【葉野菜】
「葉菜類」に同じ。
はやさか‐こうげん【早坂高原】
岩手県北部にある起伏のゆるやかな高原。早坂峠(標高約900メートル)を中心とした一帯。シラカバ・シナノキが点在する...
はやさか‐ふみお【早坂文雄】
[1914〜1955]作曲家。宮城の生まれ。独学で作曲を学ぶ。伊福部昭らと「新音楽連盟」を結成。雅楽を題材とした管...
はや‐さめ【暴雨/速雨】
にわか雨。夕だち。群雨(むらさめ)。驟雨(しゅうう)。「沙本(さほ)の方より—零(ふ)り来て」〈記・中〉
はや‐ざき【早咲き】
1 ふつうの開花期よりも早く咲くこと。また、その花。「—の桜」⇔遅咲き。 2 若くして世に出た人をたとえていう。⇔...
はや‐ざし【早指し】
将棋で、持ち時間の短い対局のこと。また、指し手の早いこと。 [補説]囲碁の場合は「早碁(はやご)」という。
はやし【林】
1 樹木がたくさん集まって生えている所。「武蔵野の面影を残す—」「雑木—」 2 同類のものが立ち並んでいる状態。「...
はやし【林】
姓氏の一。 [補説]「林」姓の人物林大(はやしおおき)林海象(はやしかいぞう)林和男(はやしかずお)林鵝峰(はやし...
はやし【栄し】
そばにあって引き立てるもの。装飾。「我(あ)が角は御笠(みかさ)の—」〈万・三八八五〉
はやし【囃子/囃】
《動詞「はや(囃)す」の連用形から》 1 能・狂言・歌舞伎・長唄・寄席演芸など各種の芸能で、拍子をとり、または気分...
はや‐しお【早潮】
さしひきのはやい潮。また、流れのはやい潮流。「—や春の霞のながれ江になほ影とまる夜半月かな」〈為尹千首〉
はやし‐おおき【林大】
[1913〜2004]国語学者。東京の生まれ。国立国語研究所所長、国語審議会委員を務め、常用漢字表の制定や現代仮名...
はやし‐かいぞう【林海象】
[1957〜 ]映画監督。京都の生まれ。モノクロの字幕映画「夢みるように眠りたい」で監督デビュー。音楽ビデオの制作...
はやし‐かずお【林和男】
[1923〜2009]野球指導者。東京の生まれ。米国に本部のあるリトルリーグを日本に紹介し、日本リトルリーグの創設...
はやし‐かた【囃子方】
能・狂言・歌舞伎・民俗芸能などで、囃子を奏する役。能・狂言では笛方・小鼓方・大鼓方・太鼓方の四役、歌舞伎では三味線...
はやし‐がほう【林鵝峰】
[1618〜1680]江戸前期の儒学者。京都の人。羅山の三男。名は、春勝・恕(しのぶ)。別号、春斎。将軍徳川家光に...
はやし‐きょうこ【林京子】
[1930〜2017]小説家。長崎の生まれ。本姓、宮崎。長崎での被爆体験に基づく「祭りの場」で芥川賞受賞。他に「上...
はやし‐ことば【囃子詞】
歌謡などで、歌詞の本文とはなれて、歌い出しの部分や中間・終わりに調子をとるためにさし入れる言葉。
はやし‐ごと【囃子事】
能・狂言で、謡なしに器楽だけで演奏する部分。立ち方の登場・退場に用いる出入り事(次第・一声(いっせい)など)と、舞...
はやし‐ざ【囃子座】
能舞台で、後座(あとざ)の手前の、本舞台にいちばん近い部分。囃子方が位置して演奏する所。
はやし‐しずえ【林倭衛】
[1895〜1945]洋画家。長野の生まれ。大正8年(1919)社会運動家の大杉栄を描いた「出獄の日のO氏」を二科...
はやし‐しへい【林子平】
[1738〜1793]江戸中期の経世家。江戸の人。名は友直。大槻玄沢・宇田川玄随らと交遊。海外事情に通じ、蝦夷(え...
はやし‐しゅんさい【林春斎】
⇒林鵝峰(はやしがほう)
はやし‐じゅっさい【林述斎】
[1768〜1841]江戸後期の儒学者。名は衡(たいら)。字(あざな)は徳詮。号、蕉軒。美濃岩村藩主松平乗蘊の子。...
はやし‐せいいち【林静一】
[1945〜 ]漫画家・イラストレーター。満州の生まれ。日本的な叙情をたたえた繊細な画風で人気を集める。イラスト・...
はやし‐せんじゅうろう【林銑十郎】
[1876〜1943]軍人。陸軍大将。石川の生まれ。朝鮮軍司令官・教育総監・陸相などを経て昭和12年(1937)首...
はやし‐たかし【林髞】
⇒木々高太郎
はやし‐たけし【林武】
[1896〜1975]洋画家。東京の生まれ。本名、武臣(たけおみ)。独立美術協会の設立に参加。フォービスムを基調と...
はやし‐ただひこ【林忠彦】
[1918〜1990]写真家。山口の生まれ。戦前から報道写真家として活動し、戦後「小説新潮」誌に掲載した作家のポー...
はやし‐たつお【林達夫】
[1896〜1984]評論家。東京の生まれ。自由主義的な思想家として、政治・思想・文化の動向に鋭い批判を加えた。平...
はやし‐た・てる【囃し立てる】
[動タ下一][文]はやした・つ[タ下二]盛んにはやす。「やんやと—・てる」「失敗を—・てる」
はやし‐だ【囃子田】
⇒花田植え
はやし‐ちゅうしろう【林忠四郎】
[1920〜2010]宇宙物理学者。京都の生まれ。東京帝大卒業後、京大で研究に従事。ビッグバン後の元素の起源、太陽...
はやし‐つるいち【林鶴一】
[1873〜1935]数学者。徳島の生まれ。東北大教授。日本最初の数学専門誌「東北数学雑誌」を創刊し、和算の研究家...
はやし‐どうしゅん【林道春】
⇒林羅山(はやしらざん)
はやしのなかのいえ【林の中の家】
仁木悦子の推理小説。昭和34年(1959)、「宝石」誌に連載されたのち、単行本刊行。
はやし‐のぶあつ【林信篤】
⇒林鳳岡(はやしほうこう)
はやし‐ひかる【林光】
[1931〜2012]作曲家。東京の生まれ。尾高尚忠に師事。「オペラシアターこんにゃく座」の芸術監督をつとめ、日本...
はやし‐ひろもり【林広守】
[1831〜1896]雅楽家。大坂の生まれ。笙(しょう)の名手で、製作もよくした。宮内省雅楽局伶人長として奥好義(...
はやし‐フェイズ【林フェイズ】
⇒林フェーズ
はやし‐フェーズ【林フェーズ】
《「林フェイズ」とも》誕生直後の原始星で、表面温度が一定のまま光度が減少する過程。主系列星に進化する前段階にあたる...
はやし‐ふさお【林房雄】
[1903〜1975]小説家。大分の生まれ。本名、後藤寿夫。プロレタリア作家として出発。のち転向し、戦後の民主主義...
はやし‐ふぼう【林不忘】
[1900〜1935]小説家。新潟の生まれ。本名、長谷川海太郎。谷譲次・牧逸馬(まきいつま)の筆名でも作品を発表。...
はやし‐ふみこ【林芙美子】
[1903〜1951]小説家。山口の生まれ。多くの職を転々としながら、自伝的小説「放浪記」で文壇に出た。一貫して庶...
はやし‐ぶぎょう【林奉行】
⇒御林奉行(おはやしぶぎょう)