はんしゃ‐ろ【反射炉】
冶金用の炉の一。燃焼室と加熱室とが別になっており、天井と側壁の放射熱で加熱して鉱石や金属を製錬・溶融する。
はん‐しゅ【藩主】
藩の領主。大名。藩侯。
はん‐しゅう【半周】
[名](スル)1周の半分。また、1周の半分を回ること。「湖を—する」
はん‐しゅうきょうかいかく【反宗教改革】
宗教改革に対するカトリック教会側の改革、およびプロテスタントに対する一連の宗教的、政治的反撃。16世紀後半から約1...
はんしゅう‐ほう【犯収法】
⇒犯罪収益移転防止法
はんしゅけん‐こく【半主権国】
主権を完全に保持し行使することのできない国家。外交面で他国家の権力の下にある国家。一部主権国。半独立国。
はん‐しゅご【半守護】
⇒半国守護(はんこくしゅご)
はんしゅっしょう‐しゅぎ【反出生主義】
《antinatalism》 人は生まれてくるべきでなく、また、子を作るべきでないという思想。幸福に生きているよう...
はん‐しゅつ【搬出】
[名](スル)物を運び出すこと。持ち出すこと。「美術館から展示品を—する」⇔搬入。
はんしゅつ‐かんばつ【搬出間伐】
伐採した木や枝を林外に運び出し、再利用する間伐。利用間伐。→切り捨て間伐
はん‐しょ【范雎】
中国、戦国時代の秦の宰相。初め魏に仕えたが、異心があると疑われて秦に逃れ、昭襄王に仕えて、遠交近攻の策を献じた。生...
はん‐しょ【繙書】
[名](スル)巻物である書物を、ひもといて読むこと。また、本を読むこと。
はん‐しょう【反掌】
たなごころを返すこと。物事がたやすくできること。「—の労を惜しむ」
はん‐しょう【反証】
[名](スル) 1 相手の主張がうそであることを証拠によって示すこと。また、その証拠。反対の証拠。「—を挙げる」 ...
はん‐しょう【反照】
[名](スル) 1 照り返すこと。また、その光。照り返し。「残雪の—」 2 夕日に照り輝くこと。夕映え。 3 ある...
はん‐しょう【半生】
生死のさかいにあること。「半死—」
はん‐しょう【半宵】
夜中。半夜。
はん‐しょう【半焼】
[名](スル)火事で建物などの半分が焼けること。半焼け。「昨夜の火事で工場が—した」→全焼
はん‐しょう【半鐘】
1 釣鐘の小さいもの。本来は寺院・陣中などの合図に用いたが、江戸時代から火の見櫓(やぐら)につるし、火災・洪水・盗...
はん‐しょう【帆翔】
[名](スル)鳥が翼をひろげたまま風に乗って飛ぶこと。「トビが大空を—する」
はん‐しょう【帆檣】
帆柱(ほばしら)。
はん‐しょう【汎称/泛称】
[名](スル)同類のものを広くひっくるめて呼ぶこと。また、その呼び名。総称。「赤色をしたトンボを赤トンボと—する」
はん‐しょう【班昭】
中国、後漢の文人。扶風安陵(陝西(せんせい)省)の人。班固・班超の妹。曹世叔に嫁したが、夫の死後、和帝の詔により、...
はん‐しょう【斑晶】
斑状組織の火成岩において、細粒の結晶やガラス質からなる石基の中に散在する大きな結晶。
はん‐しょう【範唱】
歌唱指導の際、教師が模範として歌をうたうこと。
はん‐しょうじ【半障子】
高さ1メートルくらいの、普通より低い障子。
はんしょうぞく‐の‐じゅず【半装束の数珠】
水晶の珠(たま)に琥珀(こはく)の珠を少しまぜて作った数珠。「素絹の衣を着たりける老僧の、—持ちて立ちしが」〈義経...
はんしょう‐だいめいし【反照代名詞】
⇒反射代名詞
はんしょう‐づる【半鐘蔓】
キンポウゲ科の落葉性で木質の蔓(つる)植物。山地に生える。葉は3枚の小葉からなる複葉で、対生。初夏、紅紫色の釣鐘形...
はん‐しょうでん【半昇殿】
主上が殿上(てんじょう)の間(ま)へ出御のとき、侍医などが、許されて臨時に小板敷までのぼったこと。
はんしょう‐どろぼう【半鐘泥棒】
《火の見櫓の半鐘を盗む者の意》背の非常に高い者をあざけっていう語。半鐘盗人(ぬすっと)。
はん‐しょうよ【班婕妤】
中国、前漢の女官。婕妤は官名。成帝に仕えたが、寵を趙飛燕姉妹に奪われた後は、退いて太后に仕えた。「怨歌行」はその時...
はん‐しょく【繁殖/蕃殖】
[名](スル)動物や植物が生まれてふえること。生殖により個体数がふえて再生産が行われること。「細菌が—する」
はんしょく‐う【繁殖羽】
鳥類で、つがいを形成する時期または繁殖期の羽。色・模様の派手なものが多い。一般に雄にみられ、雌への性的アピールの役...
はんしょく‐かんしょう【繁殖干渉】
ある生物種の繁殖が近縁種に邪魔されること。雑種形成や結実率の低下により、邪魔された種が減少する。ある害虫のオスを人...
はんしょく‐かんぱん【汎色乾板】
⇒パンクロマチック
はんしょく‐き【繁殖期】
動物が、交尾・産卵・育児などの繁殖行動をする時期。一年のうちで、季節と関連して周期的に現れることが多い。
はんしょく‐ぎゅう【繁殖牛】
⇒繁殖雌牛
はんしょく‐どくせい【繁殖毒性】
⇒生殖毒性
はん‐しょくみんち【半植民地】
名目上は独立国でありながら、実質的には他国の勢力に制圧されて植民地と同様の状態にある地域。
はんしょく‐めすうし【繁殖雌牛】
肉用牛や乳用牛の子牛を産ませるために飼養される雌牛。繁殖牛。
はんしょゆうしゃ【半所有者】
河野多恵子の短編小説。平成13年(2001)発表。平成14年(2002)、第28回川端康成文学賞受賞。
はんし‐るい【半翅類】
半翅目の昆虫の総称。口は管状の吻(ふん)となり、動植物の汁を吸う。ふつう二対の翅(はね)をもち、前後翅とも膜質の同...
はんしろう‐かのこ【半四郎鹿の子】
《江戸後期の歌舞伎俳優、5世岩井半四郎が用いて流行したところから》麻の葉文様の鹿の子絞り。
はん‐しん【半身】
1 からだの半分。からだの上下または左右の半分。「左(ひだり)—」 2 上半身。「—を起こす」「—像」
はん‐しん【阪神】
大阪と神戸。 「阪神地方」の略。 「阪神電気鉄道」の略称。 「阪神タイガース」の略称。
はん‐しん【版心】
和漢書で前小口のこと。各丁の折り目の部分。柱。
はん‐しん【叛心/反心】
謀反を起こそうとする心。背こうとする心。
はん‐しん【叛臣/反臣】
謀反を企てた臣。逆臣。
はん‐しん【藩臣】
1 帝室の守護をする臣。藩屏(はんぺい)の臣。 2 藩主の臣。諸藩の家来。藩士。