ふく‐ぶん【副文】
条約・契約などで、正文に添えられる文章。
ふく‐ぶん【復文】
1 漢字仮名まじりに書き下した漢文を原文に戻すこと。 2 返事の文章。
ふく‐ぶん【複文】
文を構造上から分類した場合の一。主語と述語からなる文でさらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「ここ...
ふく‐ぶんかい【複分解】
2種の化合物が反応し、それぞれの成分が入れ替わった新しい2種の化合物を生じる反応。塩化ナトリウムと硝酸銀とから、硝...
ふくぶんせつ‐へんかん【複文節変換】
⇒連文節変換
ふく‐へい【伏兵】
1 敵の不意を襲うために待ち伏せしている軍勢。 2 予期しないときに現れ、たちはだかる人物や障害。「悪天候という—...
ふく‐へき【復辟】
[名](スル)一度退位した君主が再び位に就くこと。復位。重祚(ちょうそ)。
ふく‐へき【腹壁】
腹腔をつくっている壁。特に、腹筋を主体とする前壁をいう。
ふく‐へんしゅ【副変種】
雲の基本的な形状として10種に分類した雲級を、さらに部分的な特徴や付随する雲で分類したもの。世界気象機関(WMO)...
ふくべ【瓢/瓠/匏】
1 瓢箪(ひょうたん)のこと。特に、その果実から作った容器。酒などを入れる。《季 秋》 2 ユウガオの変種。果実は...
ふくべ【河豚】
フグの古名。〈和名抄〉
ふく‐ほう【副砲】
軍艦の備える大砲の一。主砲の補助として使用する中・小口径のもの。
ふく‐ほう【復報】
仕返し。返報。報復。
ふく‐ほう【複方】
複数の薬品を調合する処方。また、その処方による薬剤。
ふく‐ほん【副本】
1 原本の写し。特に、正本の控えとするため、正本と同一内容のものとして作成される文書。「戸籍の—」 2 同一の図書...
ふく‐ほん【複本】
1 一つの手形上の権利を表すために発行される数通の同一内容の手形証券。複本であることを示す番号がある。 2 原本を...
ふくほんい‐せいど【複本位制度】
本位貨幣が金と銀など2種類であり、両者の比価を公定した貨幣制度。両本位制度。→単本位制度
ふくほん‐もんだい【複本問題】
公共の図書館が人気の新刊書を複数冊購入し、利用者に無料で貸し出すことが、書籍販売の妨げとなっているという指摘。 [...
ふく‐ぼく【副木】
骨折した手足などを固定するためにあてがって支えるもの。添え木。
ふく‐ぼつ【覆没】
[名](スル) 1 船などが転覆して沈むこと。 2 敗れ滅びること。敗北すること。「全軍—の運に際会した話や」〈花...
ふく‐まく【腹膜】
腹腔内のほとんどの内臓と腹壁の一部を覆っている薄い漿膜(しょうまく)。
ふくまく‐えん【腹膜炎】
腹膜の炎症。化膿菌(かのうきん)や腫瘍(しゅよう)などによって起こり、急性では虫垂炎などから二次的に起こることも多...
ふくまく‐かせいねんえきしゅ【腹膜仮性粘液腫】
⇒腹膜偽性粘液腫
ふくまく‐ぎせいねんえきしゅ【腹膜偽性粘液腫】
腹膜にゼラチン状の粘液が貯留・充満する病気。虫垂や卵巣にできた粘膜性腫瘍(しゅよう)が腹膜に転移して起こる場合が多...
ふくまく‐ぎねんえきしゅ【腹膜偽粘液腫】
⇒腹膜偽性粘液腫
ふくまく‐とうせき【腹膜透析】
腹膜を利用した透析療法のこと。腹部に挿入した穴から透析液を注入し、循環させた後に排出させる。人工透析よりも身体への...
ふくませ【含ませ】
含め煮のこと。
ふくま‐でん【伏魔殿】
1 魔物のひそんでいる殿堂。 2 見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企(たくら)まれている所。「政界の—」
ふく‐まめ【福豆】
1 節分にまく煎(い)り豆。鬼うち豆。《季 冬》 2 福茶に入れる豆。
ふくま・る【含まる】
[動ラ五(四)]中に含んでいる。含まれている。「鳴く事さえ—・ってる様に考えるのは」〈漱石・吾輩は猫である〉
ふくみ【含み】
1 含むこと。また、含むもの。 2 表面には出ないが、中に込められている意味や内容。「—のある言い方」
ふくみ‐えき【含み益】
株式や為替などの時価が、取得した価格(簿価)を上回っているときの利益。現金化して利益が確定されていないので、原価法...
ふくみ‐お・く【含み置く】
[動カ五(四)]心に留めておく。了解しておく。「以下の点、お—・きください」
ふくみ‐ごえ【含み声】
口の中に音がこもっているように聞こえる声。くぐもり声。
ふくみ‐しさん【含み資産】
企業などが保有する資産の時価が帳簿価格を上回っている場合、その差額。
ふくみ‐そん【含み損】
《「ふくみぞん」とも》株式や為替などの時価が、取得した価格(簿価)を下回っているときの損失。現金化して損失が確定さ...
ふくみ‐そんえき【含み損益】
有価証券や棚卸資産など保有資産の時価と簿価の差額。現金化して損益が確定されていないので、原価法を適用する場合は会計...
ふく‐みみ【福耳】
耳たぶが大きく肉の厚い耳。福相とされる。
ふくみ‐わた【含み綿】
口腔と歯列との間に含ませる綿。俳優がほおにふくらみをもたせたり、葬儀の際に遺体の顔つきを整えたりする場合に用いられる。
ふくみ‐わらい【含み笑い】
[名](スル)口をとじ、声を出さないで笑うこと。また、その笑い。「意味ありげに—する」
ふく‐む【服務】
[名](スル)仕事に従事すること。「夜間に—する」
ふく・む【含む】
[動マ五(四)] 1 かんだり、飲みこんだりせず、物を口の中に入れたままの状態を保つ。また、口でくわえる。「水を口...
ふくむ‐きそく【服務規則】
⇒服務規程
ふくむ‐きてい【服務規程】
仕事に従事する者が守るべき事項を定めた規則。服務規則。服務規律。
ふくむ‐きりつ【服務紀律/服務規律】
⇒服務規程
含(ふく)む所(ところ)があ・る
心の中に恨み・不満などの気持ちがある。恨みに思っている。「何か—・る物言い」
ふく‐めい【復命】
[名](スル)命令を受けた者が、その経過や結果を報告すること。復申。「詳細に調べ上げて天帝に—した」〈中勘助・鳥の物語〉
ふく‐めい【腹鳴】
腹部で聞こえる雑音。腸の内容物とガスや液体の移動によって発する。はらなり。
ふく‐めいすう【複名数】
二つ以上の単位を用いて表した数。3メートル50センチの類。諸等数。→単名数
ふくめい‐てがた【複名手形】
手形上の債務者が2名以上いる手形。一般の商業手形がこれに当たる。→単名手形