はん‐しょうでん【半昇殿】
主上が殿上(てんじょう)の間(ま)へ出御のとき、侍医などが、許されて臨時に小板敷までのぼったこと。
はんしょう‐どろぼう【半鐘泥棒】
《火の見櫓の半鐘を盗む者の意》背の非常に高い者をあざけっていう語。半鐘盗人(ぬすっと)。
はん‐しょうよ【班婕妤】
中国、前漢の女官。婕妤は官名。成帝に仕えたが、寵を趙飛燕姉妹に奪われた後は、退いて太后に仕えた。「怨歌行」はその時...
はん‐しょく【繁殖/蕃殖】
[名](スル)動物や植物が生まれてふえること。生殖により個体数がふえて再生産が行われること。「細菌が—する」
はんしょく‐う【繁殖羽】
鳥類で、つがいを形成する時期または繁殖期の羽。色・模様の派手なものが多い。一般に雄にみられ、雌への性的アピールの役...
はんしょく‐かんしょう【繁殖干渉】
ある生物種の繁殖が近縁種に邪魔されること。雑種形成や結実率の低下により、邪魔された種が減少する。ある害虫のオスを人...
はんしょく‐かんぱん【汎色乾板】
⇒パンクロマチック
はんしょく‐き【繁殖期】
動物が、交尾・産卵・育児などの繁殖行動をする時期。一年のうちで、季節と関連して周期的に現れることが多い。
はんしょく‐ぎゅう【繁殖牛】
⇒繁殖雌牛
はんしょく‐どくせい【繁殖毒性】
⇒生殖毒性
はん‐しょくみんち【半植民地】
名目上は独立国でありながら、実質的には他国の勢力に制圧されて植民地と同様の状態にある地域。
はんしょく‐めすうし【繁殖雌牛】
肉用牛や乳用牛の子牛を産ませるために飼養される雌牛。繁殖牛。
はんしょゆうしゃ【半所有者】
河野多恵子の短編小説。平成13年(2001)発表。平成14年(2002)、第28回川端康成文学賞受賞。
はんし‐るい【半翅類】
半翅目の昆虫の総称。口は管状の吻(ふん)となり、動植物の汁を吸う。ふつう二対の翅(はね)をもち、前後翅とも膜質の同...
はんしろう‐かのこ【半四郎鹿の子】
《江戸後期の歌舞伎俳優、5世岩井半四郎が用いて流行したところから》麻の葉文様の鹿の子絞り。
はん‐しん【半身】
1 からだの半分。からだの上下または左右の半分。「左(ひだり)—」 2 上半身。「—を起こす」「—像」
はん‐しん【阪神】
大阪と神戸。 「阪神地方」の略。 「阪神電気鉄道」の略称。 「阪神タイガース」の略称。
はん‐しん【版心】
和漢書で前小口のこと。各丁の折り目の部分。柱。
はん‐しん【叛心/反心】
謀反を起こそうとする心。背こうとする心。
はん‐しん【叛臣/反臣】
謀反を企てた臣。逆臣。
はん‐しん【藩臣】
1 帝室の守護をする臣。藩屏(はんぺい)の臣。 2 藩主の臣。諸藩の家来。藩士。
はんしんあわじ‐だいしんさい【阪神・淡路大震災】
平成7年(1995)1月17日に発生した地震(兵庫県南部地震)により、神戸市を中心とした阪神地域に被害を及ぼした災...
はんしん‐きょう【汎神教】
世界のすべてのものは神の現れにほかならないとする宗教。
はんしん‐こうぎょうちたい【阪神工業地帯】
大阪市と神戸市を中心とする臨海工業地帯。大阪府・兵庫県の周辺都市を含めていうこともあり、京都南部を含めて京阪神工業...
はんしん‐こうしえんきゅうじょう【阪神甲子園球場】
⇒甲子園球場
はんしんこうそくどうろ‐かぶしきがいしゃ【阪神高速道路株式会社】
《Hanshin Expressway Company Limited》道路関係四公団の民営化に伴って成立した高速...
はんしんこうそく‐どうろこうだん【阪神高速道路公団】
阪神高速道路公団法に基づいて、阪神高速道路および関連施設の建設・管理を統括した特殊法人。昭和37年(1962)設立...
はん‐しんせいがん【半深成岩】
マグマが火山岩と深成岩の中間の速さで固結したと考えられる火成岩。石基が火山岩ほど細粒でなく完晶質。もとは、地下の浅...
はんしん‐タイガース【阪神タイガース】
プロ野球球団の一。セントラルリーグに所属し、フランチャイズは兵庫県。昭和11年(1936)、大阪タイガースとして発...
はんしん‐ちほう【阪神地方】
大阪・神戸を中心とする地域。広くは、大阪府のほぼ全域と兵庫県伊丹(いたみ)・川西・宝塚・三田(さんだ)各市なども含...
はんしん‐でんきてつどう【阪神電気鉄道】
大阪府・兵庫県に路線をもつ電鉄会社。また、その鉄道。大阪の梅田から神戸の元町に至る本線を中心として営業。明治32年...
はんしん‐はんぎ【半信半疑】
[名](スル)信じられそうでもあるが、疑わしく思う気持ちもあって、どちらとも心の決まらない状態。「—で話を聞く」「...
はんしん‐ふずい【半身不随】
身体の左右いずれか半分が麻痺(まひ)し、思うように動かなくなること。脳出血などでみられ、脳の障害部位の反対側の半身...
はんしん‐よく【半身浴】
みぞおち辺りまでの下半身を、ぬるめの湯につける温浴法。水圧から上半身を解放して心臓の負担を軽減したり、血行をよくし...
はんしん‐ろん【汎心論】
《panpsychism》生物・無生物に関係なく万物に心があるとする宗教・哲学観。
はんしん‐ろん【汎神論】
《pantheism》万物は神の現れであり、万物に神が宿っており、一切が神そのものであるとする宗教・哲学観。古くは...
はん‐じ【判じ】
判じること。判断。「文吾の幼い頭にも少しずつ—がつきかかって来た」〈上司・石川五右衛門の生立〉
はん‐じ【半時】
一時(いっとき)の半分。現在の1時間ほど。はんとき。「漢竹の横笛とり出だし、—ばかり吹きて」〈義経記・一〉
はん‐じ【判事】
1 裁判官の官名の一。10年以上、判事補・検察官・弁護士・大学教授などの職にあった者の中から任命され、高等裁判所・...
はん‐じ【判示】
[名](スル)裁判の判決などで、裁判所が事実認定や法解釈について判断を示すこと。「—事項」「公序良俗違反で無効と—する」
はんじ‐え【判じ絵】
判じ物にした絵。
はん‐じかい【反磁界】
磁性体を磁化する時に、その両端に現れる磁極が磁性体内につくる逆向きの磁界。外から与えられた磁界を弱める作用がある。...
はん‐じせい【反磁性】
磁場を与えると、磁場とは反対の向きに磁化が起こる性質。→常磁性
はんじせい‐たい【反磁性体】
反磁性の性質をもつ物質。酸素以外の気体、有機物質・塩類・水・ガラスなど。
はん‐じつ【半日】
「はんにち(半日)」に同じ。
はんじつ‐かそう【反実仮想】
文法で、事実と反対のことを想定すること。「もし〜だったら…だろうに」のような言い方。
はん‐じば【反磁場】
⇒反磁界
はんじ‐ほ【判事補】
裁判官の官名の一。司法修習生の修習を終えた者のうちから任命され、地方裁判所・家庭裁判所に配属される。任期は10年で...
はんじ‐もの【判じ物】
文字や絵画に、ある意味を隠しておき、それを当てさせるようにしたもの。また、その遊び。
はん‐じゃ【判者】
1 物事の優劣・可否を判定する人。 2 歌合わせ・句合わせなどで、作品の優劣・可否を判定する人。はんざ。