まんぼう‐いちにょ【万法一如】
仏語。すべてのものは本来その本性が空であって、帰するところは一体であるということ。
マンボ‐スタイル
1950年代に流行したマンボ音楽のミュージシャンの服装にヒントを得たスタイル。細みのマンボズボンが代表的。
マンボ‐ズボン
1950年代半ばに流行した、細みのズボン。マンボのバンドマンが着用したところからの名。
まん‐ぽ【漫歩】
[名](スル)あてもなくぶらぶら歩き回ること。そぞろあるき。「一日、秋の古都を—する」
まんぽうざん‐じけん【万宝山事件】
1931年7月、中国東北部(旧満州)の長春近郊、万宝山で起こった朝鮮人農民と中国人農民の衝突事件。世界恐慌下、同地...
まんぽ‐けい【万歩計】
歩行時の体の振動を利用して歩数をはかる器具。商標名。
まん‐ま【飯】
めしをいう幼児語。まま。→おまんま
まんま【儘】
「まま」の撥音添加。「散らかした—出かける」
まん‐まえ【真ん前】
そのまっすぐ前。真正面。「車は家の—に止まった」
まん‐まく【幔幕】
式場や昔の軍陣などで、周囲に張り巡らす、横に長い幕。 [補説]もと、布を縦に縫い合わせたものが幔、横に縫い合わせた...
マンマシン‐インターフェース
人間とコンピューターなどの機械との情報のやり取りを媒介する、キーボード・タッチパネル・ディスプレーなどの入出力装置...
マンマシン‐システム
人間と機械の調和を図り、それぞれの欠点を互いに補うように構成されたシステム。
まんま‐と
[副]《「うまうまと」の音変化》もののみごとにある事が成し遂げられるさま。首尾よく。うまく。「敵の計略に—ひっかかった」
マンマ‐ミーア
[感]《原義は「私のお母さん」》なんてこった。英語の“oh my God!”に相当する。
まん‐まる【真ん丸/真ん円】
[名・形動]完全にまるいこと。ひずみ・ゆがみのない円形または球形。また、そのさま。「—な(の)お月さま」
まん‐まる・い【真ん丸い/真ん円い】
[形]全くまるい。完全な円形または球形である。「—・い十五夜の月」
まん‐まん【満満】
[ト・タル][文][形動タリ]満ちあふれているさま。満ち満ちているさま。「—と水をたたえたダム」「—たる自信」
まん‐まん【漫漫】
[ト・タル][文][形動タリ]広々と果てしないさま。「—と広がる湖」「—たる大海」
まん‐まん【万万】
[副] 1 種々さまざま。いろいろ。「たとひ—の事あるとも」〈幸若・和田酒盛〉 2 すべて。いっさい。「—千世めが...
まんまん‐いち【万万一】
[副]「まんいち」を強めた言い方。ひょっとして。ばんばんいつ。「—地震が起きても、備えは十分だ」
マンマンデ【慢慢的】
[形動]《(中国語)》ゆっくりしたさま。のろいさま。「—な人」
まん‐まんなか【真ん真ん中】
「まんなか」を強めた言い方。どまんなか。「的の—に命中する」
まん‐まんねん【万万年】
「万年」を強めた言い方。「—の弥栄(いやさか)を祈る」
マンメード‐ソイル
《(和)man-made(人工の)+soil(土)からの造語》⇒流動化処理土
まん‐めん【満面】
顔じゅう。顔いっぱい。「—に笑みをたたえる」
満面(まんめん)朱(しゅ)を濺(そそ)・ぐ
怒って顔を真っ赤にする。
まん‐もう【満蒙】
もと満州および内蒙古(うちもうこ)の略称。
まんもう‐かいたくだん【満蒙開拓団】
満州事変後、日本が満蒙地区に送りこんだ農業移民団。昭和7年(1932)に第一次移民が送り出され、昭和20年(194...
まん‐もく【満目】
見わたすかぎり。目に見えるかぎり。「二百十日の風と雨と烟は—の草を埋め尽くして」〈漱石・二百十日〉
まんもく‐しょうじょう【満目蕭条】
見渡すかぎりもの寂しいようす。
マンモグラフィー
乳癌(にゅうがん)などの乳腺(にゅうせん)疾患の診断に最も広く用いられている画像診断法の一つ。乳房撮影(法)。
マンモス
1 新生代第四紀の更新世後期に生息し、最終氷期に絶滅した象。ユーラシア大陸北部からアラスカ・カナダ東部にかけて化石...
マンモスケーブ‐こくりつこうえん【マンモスケーブ国立公園】
《Mammoth Cave National Park》米国ケンタッキー州中央部にある国立公園。世界最長といわれる...
マンモナイト
「マンモニスト」に同じ。
マンモニスト
拝金主義者。マンモナイト。→マンモニズム
マンモニズム
拝金主義。
マンモン
《新約聖書「マタイによる福音書」第6章の「汝ら神と富(マンモン)とに兼ね事(つか)ふること能(あた)わず」から》悪...
まん‐ゆう【漫遊】
[名](スル)気の向くままに各地を回って旅すること。「諸国を—する」「—記」
まん‐よう【万葉】
《連声(れんじょう)で「まんにょう」とも》 1 多くの木の葉。あらゆる草木の葉。 2 万世。よろずよ。「成敗一統に...
まんよう【万葉】
《連声(れんじょう)で「まんにょう」とも》「万葉集」の略。
まんようい【万葉緯】
江戸中期の編注書。20巻。今井似閑(いまいじかん)著。享保2年(1717)ごろ成立か。万葉集の注釈に役立つ古歌・古...
まんよう‐がな【万葉仮名】
漢字の表す意味とは関係なく、漢字の音や訓をかりて国語の音を表記するのに用いた漢字。万葉集に多く用いられているので、...
まんようこう【万葉考】
江戸後期の万葉集の注釈書。10冊。賀茂真淵(かものまぶち)著。明和5〜天保6年(1768〜1835)刊。総論で万葉...
まんようしゅう【万葉集】
奈良時代の歌集。20巻。大伴家持(やかもち)が現存の形に近いものにまとめたとされる。成立年未詳。短歌・長歌・旋頭歌...
まんようしゅうこう【万葉集考】
「万葉考」の別名。
まんようしゅうこぎ【万葉集古義】
江戸後期の万葉集の注釈書。141冊。鹿持雅澄(かもちまさずみ)著。文政10年(1827)ごろ成立、天保13年(18...
まんようしゅうしちゅう【万葉集私注】
土屋文明による万葉集の注釈書。昭和24年(1949)から昭和31年(1956)にかけて全20巻を刊行。本作により、...
まんようしゅうしょう【万葉集抄】
平安末期の万葉集の注釈書。1巻。藤原盛方著か。万葉集の短歌169首、長歌3首、旋頭歌1首に、簡単な注を片仮名で施し...
まんようしゅうしんこう【万葉集新考】
井上通泰の著作。大正4年(1915)から昭和2年(1927)刊行。「万葉集」全歌の注釈書。
まんようしゅうたまのおごと【万葉集玉の小琴】
江戸後期の万葉集の注釈書。2冊。本居宣長著。安永8年(1779)成立。天保9年(1838)刊。巻4までの歌を抄出し...