《「乗」は車・乗り物の意。転じて、人を解脱に導く教えのこと》仏語。後期仏教の二大流派の一。大乗に比して、自己悟りを第一とする教え。大乗側からの貶称 (へんしょう) 。インド・ミャンマー・タイなどがこの系統に属する。⇔大乗

律令制で、判官 (じょう) のうち、大判官 (だいじょう) の下位の官。

人を召し出す書状。めしぶみ。めしじょう。

仏語。八正道の一。正しい瞑想 (めいそう) 。正しい禅定 (ぜんじょう) 。精神統一して心を安定させ、迷いのない清浄な境地に入ること。

ゆかの上。また、とこの上。

  1. 人を招く書状。招待状。

  1. 国会または地方公共団体議会議員が、正当な理由なしに召集招集)に応じないときや欠席したとき、出席をうながすために議長が発する文書。

病気やけがの状態。病気などによる肉体的、精神的な異状。「自覚—」

商取引の状況商況

手のひらの上。手の上。「—に運 (めぐ) らす」

指を開いた手のひらの形。

  1. オランウータン別名

  1. 想像上の動物。オランウータンに似るが、顔と足は人に似て髪は赤く長く垂れ、よく酒を飲むという。

  1. 酒の好きな人。大酒飲み。

  1. 能面の一。童子の顔を赤く彩色した面。「猩猩」などに用いる。

  1. 歌舞伎隈取 (くまど) りの一。薄い赤地にまゆや目の下などを紅でくまどるもの。

[補説]曲名別項。→猩猩
謡曲五番目物。庭訓抄 (ていきんしょう) などに取材孝行の徳により、富貴となった唐土の高風の前に猩猩が現れ、酒をくみ交わして舞をまい、くめども尽きない酒壺を与える。
取材した長唄地歌一中節などの曲。

ある事実証明するための文書。証書

《「しょうしょう」とも》仏語。

  1. 真実であると証明すること。

  1. 証義1」に同じ。

聖道 (しょうどう) 門と浄土門。聖浄二門。

特にすぐれた行いがあった人や優秀成績をあげた人に、それをほめたたえる言葉を書き記して与える書状。「—を授与する」

《「霄」は空、「壌」は大地の意》天と地。

つり鐘のような形。

[名・形動]

  1. 清らかでけがれのないこと。また、そのさま。せいじょう。「—な(の)心」

  1. 仏語。煩悩 (ぼんのう) ・私欲・罪悪などがなく、心の清らかなこと。「六根—」

[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりともの寂しいさま。

出典:青空文庫

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