おちゃ‐ぼうず【御茶坊主】
⇒茶坊主(ちゃぼうず)
お‐ちゃめ【御茶目】
[名・形動]「茶目」に同じ。「—な坊や」「—なしぐさ」
おちゃら‐か・す
[動サ五(四)]ふざけた態度でふまじめに応対する。ちゃかす。「人の話を—・す」
おちゃら‐け
ふまじめな態度や、おちゃらけた言葉。「—を言ってしかられる」→おちゃらける
おちゃら・ける
[動カ下一]こっけいなことや、ふざけたことを、言ったりしたりする。「まじめな席でわざと—・てみせる」
御茶(おちゃ)を濁(にご)・す
いいかげんに言ったりしたりしてその場をごまかす。「冗談を言って—・す」
御茶(おちゃ)を挽(ひ)・く
《遊女が、客のないときに茶臼(ちゃうす)で葉茶をひく仕事をさせられたところから》芸者・遊女などが客がなく暇でいる。
お‐ちゅうげん【御中元】
「中元2」に同じ。
おちゅうど【落人】
《「おちびと」の音変化》 戦に負け、人目を避けて逃げていく人。「平家の—」 歌舞伎舞踊「道行旅路の花聟(はなむこ)...
おち‐ゆ・く【落(ち)行く】
[動カ五(四)] 1 遠くへ逃げていく。「最果ての地に—・く」 2 結局は、そこに行き着く。帰着する。「いろいろ意...
オチョア
[1905〜1993]米国の生化学者。スペイン生まれ。酸化・合成・エネルギー転移の酵素を研究。RNA(リボ核酸)の...
お‐ちょう【御町】
江戸時代の公許の遊郭。京都の島原、大坂の新町、江戸の吉原。おまち。「—の辻に立ちながら」〈浮・一代男・六〉
お‐ちょう【御帳】
1 江戸時代、犯罪者の罪状や所在などを記録した奉行所の帳簿。 2 江戸時代、勘当・除籍された者を記載した帳簿。町村...
お‐ちょう【雄蝶】
1 雄の蝶。→雌蝶(めちょう) 2 「雄蝶雌蝶2」の、雄の蝶にかたどった折り紙。→雌蝶
お‐ちょうし【御銚子】
「銚子」の美化語。また、銚子に入れてある酒。
おちょうし‐もの【御調子者】
「調子者」に同じ。
お‐ちょうず【御手水】
1 「手水」の美化語。 2 用便。また、便所を丁寧にいう語。「—に立つ」
おちょうず‐の‐ま【御手水の間】
⇒手水(ちょうず)の間(ま)
おちょう‐つき【御帳付き】
御帳1に名前が記載された者。前科者。
御帳(おちょう)に付(つ)・く
罪を犯したり、親から勘当されたりして、御帳にその名前が記される。「主人を倒し、親の家を質に書きこみ、つひには—・い...
おちょう‐めちょう【雄蝶雌蝶】
1 雌雄の蝶。 2 婚礼のとき、一対の銚子(ちょうし)や提子(ひさげ)につける、紙で折った雌雄の蝶。 3 婚礼のと...
お‐ちょうもく【御鳥目】
⇒鳥目
おちょく・る
[動ラ五(四)]からかう。ばかにする。主に関西地方でいう。「人を—・るのはやめろ」
お‐ちょこ【御猪口】
1 「猪口(ちょこ)」の美化語。 2 開いた傘が風にあおられて、猪口の形に裏返しになること。「—になる」
お‐ちょぼ
1 《「ちょぼ」は小さい意》江戸時代、かわいらしい少女につけた名。また、かわいいおぼこ娘。 2 江戸後期、京都・大...
おちょぼ‐ぐち【おちょぼ口】
小さくかわいい口。小さくつぼめた口つき。おつぼぐち。
おちよ‐はんべえ【お千代半兵衛】
享保7年(1722)大坂で起こった八百屋半兵衛とその妻お千代の心中事件を題材にした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。浄瑠璃...
おちる【落ちる】
多岐川恭の短編小説。昭和33年(1958)刊行。同年、第40回直木賞受賞。
お・ちる【落ちる/堕ちる/墜ちる】
[動タ上一][文]お・つ[タ上二] 1 上から下へ自然に、また、急に移動する。 ㋐落下する。「谷底へ—・ちる」「涙...
落(お)ちを取(と)・る
拍手喝采(かっさい)を受ける。「かみさまや女中たちが見物してぢゃが、一ばん—・る気はねえか」〈滑・膝栗毛・七〉
お‐ちんちん
1 陰茎をいう幼児語。おちんこ。 2 男女の仲のよいこと。ちんちんかもかも。「外の子共はてんでんにがつ(=色事)を...