かまたこうしんきょく【蒲田行進曲】
つかこうへいの戯曲。映画撮影所を舞台に、3人の男女の愛を描く。昭和55年(1980)、劇団つかこうへい事務所が初演...
かまたま‐うどん【釜玉饂飩】
ゆであげたうどんに生卵とだし醤油をかけ、それらを絡めて食べるもの。 [補説]香川県にあるうどん店から広まったといわれる。
カマタマーレ‐さぬき【カマタマーレ讃岐】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンは高松市、丸亀市を中心とする香川全県。昭和31年(1956)...
かま‐だし【窯出し】
[名](スル)陶磁器を焼きおえて窯から取り出すこと。
かまち【框】
1 窓や障子などの周囲の細長い枠。 2 床などの板の端部を隠すための化粧横木。上がり框・床框(とこがまち)・縁框(...
かまち‐やき【蒲池焼】
柳川焼(やながわやき)の異称。
カマック
《computer automated measurement and control》素粒子物理学、核物理学、原...
かまって‐ちゃん【構ってちゃん】
俗に、他人にほめられたい、親切にされたいなどの気持ちが強く、周囲の人の気を引くような言動を繰り返す人。
かま‐つか【鎌柄】
1 鎌の柄(え)。 2 ㋐《材を鎌の柄にするところから》バラ科のウシコロシの別名。 ㋑ツユクサの別名。 ㋒ハゲイト...
かま‐つぎ【鎌継】
一方の木材に端部の広がった突起を作り、他方の木材にはめ込む継ぎ手。土台・桁(けた)・母屋(もや)など主として引っ張...
かま‐とと【蒲魚】
知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすること。また、その人。多く女性についていう。 [補...
かま‐ど【竈】
《「ど」は処の意》 1 土・石・煉瓦(れんが)などでつくった、煮炊きするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく...
かまど‐うま【竈馬】
直翅(ちょくし)目カマドウマ科の昆虫。体長2〜2.5センチで、褐色。背は丸く盛り上がり、触角は細く長く、翅(はね)...
竈(かまど)が賑(にぎ)わ・う
暮らしが豊かになる。
かまど‐がみ【竈神】
かまどを守護する神。奥津日子命(おくつひこのみこと)と奥津比売命(おくつひめのみこと)の二神。のちに三宝荒神と混同...
かまど‐しょうぐん【竈将軍】
一家の主人。また、自分の家の中だけでいばる主人。「今日の働きも必竟(ひっきゃう)申さば—」〈浄・千本桜〉
竈(かまど)に媚(こ)・ぶ
《「論語」八佾(はちいつ)から》尊くても実力のない者の機嫌をとるより、低い地位でも実権を握る者の機嫌をとるほうが得...
かまど‐ばらい【竈祓】
⇒かまばらい
かま‐どめ【鎌止(め)】
1 山野で、草木の刈り取りを禁じること。 2 江戸時代、小作料未納の小作人に対し、地主が作物を刈り取るのを禁止すること。
かまど‐やく【竈役】
⇒鎰役(かぎやく)
竈(かまど)を起(お)こ・す
家を繁栄させる。身代を築く。「徒手空拳の身から—・す」
竈(かまど)を破(やぶ)・る
破産する。身代(しんだい)をつぶす。
竈(かまど)を分(わ)・ける
分家する。
かまなし‐がわ【釜無川】
山梨県西部を南流する川。赤石山脈の鋸山付近に源を発し、富士川町・市川三郷町の境界部で笛吹川と合流、富士川となる。長...
かま‐なり【釜鳴り】
釜で湯を沸かしたり、飯を炊いたりするとき、釜がうなるように鳴ること。また、その音。昔は、これで吉凶を占った。
かま‐の‐かみ【竈の神】
⇒竈神(かまどがみ)
かまのかみ‐まつり【竈の神祭(り)】
⇒竈祭(かままつ)り
かま‐の‐ざ【釜の座】
京都市中京区三条通新町西入ルにあった鋳物師の同業組合。また、その町。かまんざ。
かま‐ばらい【竈祓】
《「かまはらい」とも》 1 毎月末日に、巫女(みこ)が民家のかまどの祓いをし、清めたこと。また、その巫女。荒神ばら...
かま‐ば【窯場】
陶磁器を焼く窯のある仕事場。
かま‐ばら【鎌腹】
鎌で腹を切って死ぬこと。 [補説]狂言の曲名別項。→鎌腹
かまばら【鎌腹】
狂言。妻に打ち殺してやるとわめかれた怠け者の夫は、当てつけに鎌で腹を切ろうとするが怖くてできない。
かま‐ひげ【鎌髭】
鼻の下から左右へ、鎌の形にはね上げたひげ。江戸時代、奴(やっこ)などが生やした。また、油墨でかいたものもある。やっ...
かまひげ【鎌髭】
歌舞伎十八番の一。安永3年(1774)江戸中村座初演の桜田治助作「御誂染曽我雛形(おあつらえぞめそがのひながた)」...
かまひげ‐やっこ【鎌髭奴】
鎌髭を生やしたり、油墨で鎌髭をかいたりした奴。
かま‐び【釜日】
茶道で、師匠が釜に湯を沸かし、弟子にけいこをする日。
かま‐びす・し【喧し/囂し】
[形ク]「かまびすしい」に同じ。「永き日のしげきの枝に—・く鳴くひよ鳥にねぶたげもなく」〈為忠集〉 [形シク]「か...
かま‐びすし・い【喧しい/囂しい】
[形][文]かまびす・し[シク]《古くク活用であったものが、中世初期ごろからシク活用として用いられたもの》やかまし...
かま‐ぶろ【竈風呂/釜風呂】
昔、大きなかまどを蒸し風呂に利用したもの。中に塩水を含ませたむしろなどを敷き、余熱で蒸気を発生させる。
かまほうぞういん‐りゅう【鎌宝蔵院流】
⇒宝蔵院流(ほうぞういんりゅう)
かま‐ぼこ【蒲鉾】
1 白身の魚のすり身に調味料を加えて練り、蒸し煮あるいはあぶり焼きした食品。長方形の板に材料を半月形に盛り上げる板...
かまぼこ‐がた【蒲鉾形】
板付きかまぼこの切り口のように、半月形に盛り上がった形。かまぼこなり。「—の兵舎」
かまぼこ‐ごや【蒲鉾小屋】
竹を半円形にたわめて骨とし、むしろで覆った、かまぼこ形の粗末な小屋。
かまぼこ‐たが【蒲鉾箍】
金属製の、断面がかまぼこ形のたが。
かまぼこ‐なり【蒲鉾形】
「かまぼこがた」に同じ。
かまぼこ‐へいしゃ【蒲鉾兵舎】
断面が半円形の細長い兵舎。倉庫にも使う。 [補説]米語ではquonset hut
かまぼこ‐やね【蒲鉾屋根】
かまぼこ形の屋根。
かま‐まつり【竈祭(り)】
かまどの神をまつる神事。古く、朝廷では春と秋に行った。民間では年末に行うところが多い。竈(かま)の神祭り。
かまめ【鴎】
カモメの古名。「海原(うなはら)は—立ち立つ」〈万・二〉
かま‐めし【釜飯】
一人前用の小釜で、魚・貝・鶏肉・野菜などの具を取り合わせて酒・醤油などで味付けして炊いた飯。釜のまま供する。