ほう‐まい【俸米】
俸禄として主君から与えられる米。扶持米(ふちまい)。
ほう‐まい【邦舞】
⇒ほうぶ(邦舞)
ほう‐まく【包膜/胞膜】
シダ植物で、胞子嚢群(ほうしのうぐん)を覆って保護する薄い膜質の構造。
ほう‐まつ【泡沫】
1 あわ。あぶく。「—消火剤」 2 あわのようにはかないもの、問題にならないようなもののたとえ。「—会社」「—候補」
ほうまつ‐こうほ【泡沫候補】
選挙において、当選する可能性が低いと見なされている候補者。
ほうまつ‐むげん【泡沫夢幻】
水のあわと夢とまぼろし。はかないことのたとえ。「—の世」
ほう‐まん【放漫】
[名・形動]でたらめで、しまりのないこと。やりっ放しでいい加減なこと。また、そのさま。「—な経営」 [派生]ほうま...
ほう‐まん【豊満】
[名・形動](スル) 1 豊かで十分にあること。豊かに満ちていること。また、そのさま。「—な音色の楽器」「彼の感情...
ほう‐まん【飽満】
[名](スル)《「ぼうまん」とも》あきるほど食べて満腹すること。また、十分に満ち足りていること。飽食。「その人たち...
ほう‐まんだら【法曼荼羅】
四種曼荼羅の一。仏・菩薩(ぼさつ)の悟りの境地を種子(しゅじ)で表示した曼荼羅。種子曼荼羅。
ほう‐み【芳味】
こうばしい味。「山菜の—を味わう」
ほう‐み【法味】
1 仏法の深い味わいを、食物の美味にたとえていう語。 2 読経などの儀式・法要。
ほう‐みゃく【法脈】
仏法を師から弟子へと伝える系脈。
ほう‐みょう【法名】
1 仏門に入って出家受戒のときに授けられる名。戒名。 2 僧が死者におくる名。戒名。
ほう‐みょう【法命】
1 仏法の命脈。仏法の伝統。 2 僧侶の寿命。 3 「慧命(えみょう)1」に同じ。
ほう‐みょう【報命】
仏語。過去の業の報いとして受けるこの世での命。定命(じょうみょう)。
ほうみょう‐じ【法明寺】
東京都豊島区にある日蓮宗の寺。山号は、威光山。弘仁元年(810)真言宗威光寺として開創。のち、日蓮の弟子日源が日蓮...
ほう‐む【法務】
1 (ハフ‐) 司法関係の事務。「—局」 2 (ホフ‐) ㋐仏法に関する事務。また、法会に関する事務。 ㋑僧綱所(...
ほうむ‐かん【法務官】
1 旧日本陸海軍で法律に関する事務を担当した職員。文官で、軍法会議では検察官をつとめた。 2 古代ローマの官名。執...
ほうむ‐きょく【法務局】
法務省の地方支分部局の一。法務大臣の管理下に、民事・行政訴訟、戸籍・登記・供託・公証などの民事行政、および人権擁護...
ほうむ‐しょう【法務省】
国の行政機関の一。検察・行刑・恩赦・戸籍・人権擁護・出入国管理などに関する事務を担当する。外局に公安調査庁・公安審...
ほうむ‐そうごうけんきゅうしょ【法務総合研究所】
法務省の施設等機関の一つ。刑事政策や同省所管事項に関する研究、法務省職員に対する研修、アジア諸国に対する法整備支援...
ほうむ‐だいじん【法務大臣】
国務大臣の一。法務省の長。法相。
ほうむり【葬り】
葬ること。埋葬。葬送。「—をしてから雨にも逢わないので」〈左千夫・野菊の墓〉
ほうむり‐さ・る【葬り去る】
[動ラ五(四)] 1 物事を、表面に現れないようにする。「事件を—・る」 2 世間に出られないようにしてしまう。表...
ほうむ・る【葬る】
[動ラ五(四)]《「ほうぶる」の音変化》 1 死体・遺骨を墓所に納める。埋葬する。「ねんごろに—・る」 2 不都合...
ほう‐めい【芳名】
1 相手を敬って、その姓名をいう語。お名前。「御—はかねてより承知いたしております」「—録」 2 誉れのある名。よ...
ほう‐めい【芳命】
相手を敬って、その命令をいう語。仰せ。
ほう‐めい【芳茗】
かおりのよい茶。よい茶。
ほう‐めい【奉命】
[名](スル)貴人から命令をうけたまわること。戴命(たいめい)。「彼輩何れも—して」〈染崎延房・近世紀聞〉
ほう‐めい【報命】
1 「復命」に同じ。 2 「ほうみょう(報命)」に同じ。
ほうめい‐でん【豊明殿】
現在の皇居内殿舎の一。饗宴場として用いられる。
ほう‐めつ【法滅】
仏法が滅びること。正法・像法・末法の三時(さんじ)を過ぎると仏法は滅亡するという。
ほう‐めん【方面】
1 ある方向の地域。「東北—への列車」 2 ある分野・領域。「その—に疎い」「各—の専門家」
ほう‐めん【放免】
[名](スル) 1 からだの拘束を解いて自由にすること。刑期を終えた者や、無罪とわかった被疑者・被告人を釈放するこ...
ほうめん‐いいん【方面委員】
民生委員の旧称。
ほうめん‐たい【方面隊】
陸上自衛隊の部隊の一。2〜4個の師団と直轄部隊とからなり、北部・東北・東部・中部・西部に配置されている。
ほう‐もう【法網】
法律という網。不正を行えば、法律で罰せられることを精密な網にたとえていう語。「巧みに—をくぐる」
ほう‐もち【捧物】
「ほうもつ(捧物)」に同じ。「親王(みこ)たちも、様々の—捧げて」〈源・賢木〉
ほう‐もつ【宝物】
たからもの。宝とされる物。
ほう‐もつ【捧物】
神仏などにささげる物。ささげもの。ほうもち。「五の巻の—の日は、よろしき人よりはじめ」〈落窪・三〉
ほうもつ‐でん【宝物殿】
寺社などで宝物を納める建物。
ほう‐もん【法文】
経・論・釈など仏法を説き明かした文章。
ほう‐もん【法門】
《悟りに入る門の意》仏法。仏の教え。
ほう‐もん【法問】
仏法について問答をすること。また、その問答。
ほう‐もん【砲門】
1 砲身の弾丸が発射される口。砲口。 2 「砲眼」に同じ。
ほう‐もん【訪問】
[名](スル)人をたずねること。他人の家などをおとずれること。「友人宅を—する」「会社—」
ほう‐もん【蓬門】
蓬(よもぎ)でふいた門。草ぶきの門。転じて、隠者や貧者の質素な住居。また、自分の家をへりくだっていう語。
ほうもん‐か【法文歌】
「法文の歌(うた)」に同じ。
ほうもん‐かいご【訪問介護】
介護保険の居宅サービスの一。介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)が介護を必要とする高齢者の家を訪ねて身の回りの...