おし【押し/圧し】
[名] 1 力を加えること。 ㋐上から重みをかけること。また、そのもの。おもし。「漬物に—をする」「ズボンの寝—」...
おし【唖】
《「おうし」の音変化》口がきけないこと。→聾唖(ろうあ) →聴唖(ちょうあ)
お‐し【御師】
《「御祈り師」の意》 1 特定の社寺に属し、信者のために祈祷(きとう)を行い、参詣のために宿泊・案内などの世話をす...
おし【鴛鴦】
オシドリの古名。《季 冬》
おし【推し】
他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。「—の主演ドラマ」 [補説]アイドルグルー...
おし
[感]高貴な人が通るときや天皇に膳を供するとき、先払いが発する警告の言葉。警蹕(けいひつ)の声。「警蹕など—といふ...
おし‐あい【押(し)合い】
1 互いに押すこと。 2 相場に変動がないこと。 3 言い合い。「値の—して」〈滑・浮世風呂・四〉
おしあい‐へしあい【押(し)合い圧し合い】
[名](スル)大ぜいの人が集まってごった返すこと。「売場は—している」
おしあい‐まつり【押(し)合い祭(り)】
氏子や参詣人が、互いに押し合いをする祭礼。新潟県の弥彦神社、大阪市の四天王寺などのものが有名。
おし‐あ・う【押(し)合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに押す。「—・って改札口を出る」
おし‐あ・ける【押(し)開ける】
[動カ下一][文]おしあ・く[カ下二]押して開ける。また、戸・窓などを、勢いよく開ける。「戸を—・けて乱入する」
おし‐あげ【押(し)上げ】
1 押し上げること。上方に押して移動させること。 2 取引市場で、相場が上昇すること。また、収益や所得、需要、成長...
おしあげ‐ポンプ【押(し)上げポンプ】
円筒形の内部をピストンが往復することにより、液体を押し上げる方式のポンプ。
おし‐あ・げる【押(し)上げる】
[動ガ下一][文]おしあ・ぐ[ガ下二] 1 下から押して上へあげる。「船を砂浜へ—・げる」 2 勢いがついて、物事...
おし‐あじ【押(し)味】
日本酒が、後味にまでしっかりと余韻が残るような味わいであること。
おし‐あて【推し当て】
当て推量。「—にのたまへば」〈源・若紫〉
おし‐あ・てる【押(し)当てる】
[動タ下一][文]おしあ・つ[タ下二] 1 押しつけて、当てる。押しつける。「刀を首筋に—・てる」 2 矢を射ると...
おし‐あ・てる【推(し)当てる】
[動タ下一][文]おしあ・つ[タ下二]推量して、当てる。推し量る。「声を聞いてだれかを—・てる」
おし‐あゆ【押し鮎】
塩押しにした鮎。昔、新年の祝いに用いた。《季 新年》「—はなくてもあらん氷頭鱠(ひづなます)/暁台」
おし‐あらい【押(し)洗い】
[名](スル)洗濯物を、もまずに手のひらなどで押して洗うこと。また、その洗い方。
おし‐ある・く【押(し)歩く】
[動カ五(四)]周囲を圧倒するように、勢いよく歩きまわる。のし歩く。「その界隈の不良少女団長として、神明や金刀比羅...
オシアン
3世紀ごろのアイルランドの伝説的詩人。その作とされるものが英国の詩人マクファーソン[1736〜1796]により翻訳...
おし・い【惜しい】
[形][文]を・し[シク] 1 大切なものを失いたくない。むだにすることが忍びない。もったいない。「—・い人物を失...
オシイェク
クロアチア北東部、スラボニア地方の都市。同地方の中心都市で、ドラバ川沿いに位置する。古代ローマ時代の要塞都市ムルシ...
おし‐い・ず【押し出づ】
[動ダ下二] 1 押して外へ出す。押し出す。「心安くも対面し給はぬを、これかれ—・でたり」〈源・東屋〉 2 出衣(...
おし‐いた【押(し)板】
1 物の押しにする板。また、押すときに用いる板。 2 中世の座敷飾りで、壁下に作り付けた奥行きの浅い厚板。現在の床...
おし‐いただ・く【押(し)頂く/押し戴く】
[動カ五(四)] 1 物を恭しく顔の前面の上方にささげ持つ。「賞状を—・く」 2 その人を敬って組織の長として迎え...
おし‐いだし【押し出だし】
「押し出だし衣(ぎぬ)」の略。
おしいだし‐ぎぬ【押し出だし衣】
「出衣(いだしぎぬ)」に同じ。
おし‐いだ・す【押し出だす】
[動サ四] 1 押して外のほうへ出す。「(櫛(くし)ノ箱ノ蓋(ふた)ニ)髪の、筋、裾つきいみじう美しきを綰(わ)げ...
おしい‐まもる【押井守】
[1951〜 ]アニメーション作家・映画監督。東京の生まれ。テレビアニメ「一発貫太くん」でアニメ演出家としてのスタ...
おし‐いり【押し入り】
強盗。押し込み。「かや原といふ里に—ありて」〈浮・一代男・四〉
おし‐い・る【押(し)入る】
[動ラ五(四)]人の家などに、無理に入り込む。「白昼、強盗が—・った」 [動ラ下二]「おしいれる」の文語形。
おし‐いれ【押(し)入れ】
家屋内の、ふすまなどで仕切り、寝具・道具などを入れておく所。押し込み。
おし‐い・れる【押(し)入れる】
[動ラ下一][文]おしい・る[ラ下二]力を加えて入れる。無理に入れる。押し込める。「引き出しにタオルを—・れる」
おし・う【教ふ】
[動ハ下二]「おしえる」の文語形。
オシウ‐グレゴリウ‐しゅうどういん【オシウグレゴリウ修道院】
《Moni Osiou Grigoriou/Μονή Οσίου Γρηγορίου》ギリシャ北部、ハルキディキ半...
おし‐うつ・る【推(し)移る】
[動ラ五(四)]年月・時勢などが変化していく。「時代が—・る」
おし‐うり【押(し)売(り)】
[名](スル) 1 買う意志のない者にむりやりに売りつけること。また、その人。⇔押し買(が)い。 2 相手の気持ち...
教(おし)うるにも術(すべ)多(おお)し
《「孟子」告子下から》人を教える方法にもいろいろある。教えないというのも、一つの教え方である。
教(おし)うるは学(まな)ぶの半(なか)ば
《「書経」説命下から》人に学問を教えることは、自分の勉強ともなる。
おしえ【教え】
1 教えること。教育。「—を受ける」 2 教える事柄・内容。教訓。戒め。「父母の—に従う」 3 宗教の教えるところ...
おし‐え【押(し)絵】
厚紙を花鳥・人物などの形に切り抜き、綿をのせて美しい布で包み、物に貼り合わせた細工。羽子板・壁掛けなどに用いる。
オシエク
⇒オシイェク
おしえ‐こ・む【教え込む】
[動マ五(四)]十分に教える。「イヌに芸を—・む」
おしえ‐ご【教え子】
教師・師として、自分が教えたことのある相手。また、現在教えている生徒。弟子。
おしえ‐さと・す【教え諭す】
[動サ五(四)]物事の道理を相手がよく理解できるように、話して聞かせる。「こんこんと—・す」
オシエツキー
[1889〜1938]ドイツの平和運動家。第一次大戦後から反戦平和運動を指導し、ナチスにより投獄され、獄死。193...
おしえ‐の‐にわ【教えの庭】
教育する所。学校。学園。学びの庭。
おし・える【教える】
[動ア下一][文]をし・ふ[ハ下二] 1 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。...