おはらい‐もの【御払い物】
「払い物」を買い取る側からいう語。
おはらえ‐たて【御祓立】
兜(かぶと)の眉庇(まびさし)の上部にある、前立物(まえだてもの)を差し込む所。
おはら‐ぎ【大原木】
大原女が京都へ売りに来る薪(たきぎ)。かまどで蒸して黒くしたもの。黒木。おおはらぎ。
オハラ‐こ【オハラ湖】
《Lake O'Hara》カナダ、ブリティッシュコロンビア州東部、ヨーホー国立公園内の湖。ビクトリア山、オダレイ山...
おはらごこう【大原御幸】
謡曲。三番目物。観世・宝生(ほうしょう)・金剛・喜多流。後白河法皇が大原寂光院に建礼門院を訪ねると、女院は安徳帝の...
おはら‐しょうすけ【小原庄助】
民謡「会津磐梯山」の囃子詞(はやしことば)に登場する架空の人物。「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上(しんしょ...
おはらしょうすけさん【小原庄助さん】
清水宏監督・脚本による映画の題名。昭和24年(1949)公開。小原庄助さんとよばれる没落旧家の当主が騒動を起こすコ...
おはら‐ぶし【おはら節】
《「おはら」は囃子詞(はやしことば)》鹿児島県の民謡。昭和初期、全国に広まる。鹿児島おはら節。
おはら‐め【大原女】
大原(おおはら)や八瀬(やせ)の里から、柴(しば)・薪(まき)・花などを頭にのせて、京都の町に売りにくる女。おおは...
おはらめ【大原女】
歌舞伎舞踊。長唄。2世瀬川如皐(じょこう)作詞、9世杵屋六左衛門作曲。文化7年(1810)江戸中村座で、3世中村歌...
おはらめしませ【お腹召しませ】
浅田次郎の時代小説。および同作を表題作とする小説集。武士の本義が薄れつつある幕末維新期を舞台に、最後の侍たちの姿を...
おはら‐りゅう【小原流】
生け花の流派の一。明治45年(1912)盛り花を創始した小原雲心によって、国風瓶花(くにぶりへいか)と名のり、創設...
お‐はり【御針】
1 裁縫。針仕事。 2 「御針子」に同じ。
おはり‐こ【御針子】
雇われて針仕事をする娘。針子。
おはりだ【小墾田】
奈良県高市郡飛鳥(あすか)地方のこと。「—の板田の橋の壊(こほ)れなば桁(けた)より行かむな恋ひそ我妹(わぎも)」...
おはりだ‐の‐みや【小墾田宮】
奈良県高市郡明日香村(あすかむら)にあったとされる推古天皇と皇極天皇の皇居。
お‐はれ【御晴(れ)】
1 晴れ着。また、晴れ姿。 2 貴人を敬って、その外出や臨席をいう語。お成り。
おはん
宇野千代の長編小説。妻おはんと夫、その愛人との関係を関西方面の方言を用いた夫の語りで描く。昭和32年(1957)刊...
おはん‐ちょうえもん【お半長右衛門】
信濃屋の娘お半と、隣家の帯屋長右衛門の心中事件を題材とした、浄瑠璃「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」の通称。