[名・形動]土地肥沃 (ひよく) で作物がよく実ること。また、そのさま。ほうにょう。「—な(の)大地」
[派生]ほうじょうさ[名]
  1. 1辺が1丈(約3メートル)の正方形。1丈四方。また、その広さの部屋。「—の間 (ま) 」

  1. 維摩 (ゆいま) 経の主人公である維摩の、1丈四方の居室。転じて、禅寺で、住職居室。寺の住持。また、住職の称。

古代中国に起こった神仙思想による三神山の一。東方海上にあり、不死の薬を持った仙人が住むという。

愛媛県北部にあった市。高縄山がある。鹿峰瓦 (かのみねがわら) の産地平成17年(2005)1月に中島町とともに松山市に編入。→松山

姓氏の一。
鎌倉幕府執権家。桓武平氏の流れで、平貞盛の後裔時家のとき、伊豆北条に住んで北条と称した。時政源頼朝の幕府創業を助け、のち、執権として数代にわたり幕府の最高実力者となった。
小田原を根拠地に関東支配した戦国大名。伊勢新九郎長氏(早雲)を祖とし、氏直のとき豊臣秀吉の小田原攻めで滅亡。後北条氏。

他人を敬って、その思いやりの心をいう語。芳志芳心。「御—感謝致します」

  1. 貴人や目上の人にさし上げること。また、書状のあて名に添える語。

  1. 主君に忠実に仕えること。

    1. 「其—の忠亦万国に夐絶し」〈吉岡徳明・開化本論〉

捕らえた魚や鳥を放してやること。

  1. おきて。規則規定

  1. 法律条文法令条項

書の手本とすべき古人の筆跡を石・木に刻して拓本にとり、折り本に仕立てたもの。広義には真跡模写碑文拓本などを折り本にしたものも含む。墨帖。墨本。

仏法が堅固であり諸悪を防ぐことを、城にたとえていう語。法 (のり) の城。

仏法を修行する場所。寺。

  1. 中国の漢代、門に銅製鳳凰 (ほうおう) を飾ったところから》宮城。皇居。禁裡。

  1. 都。都城。帝京

行為業績などをほめることを記した文書。賞状

[名・形動]土地が肥えていること。また、その土地や、そのさま。
  • 「我村落の美なる…そして—なるを祝福して後」〈独歩・帰去来〉
[名・形動]穀物がみのりゆたかなこと。また、そのさま。「五穀—を祈る」「—な(の)秋」

出典:青空文庫

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