おう‐け【王気】
王者らしい気品。おうき。「今より様異に、—さへつかせ給へる様にて」〈狭衣・二〉
おう‐け【王家】
王の一族、また、家筋。おうか。 神祇伯(じんぎはく)を世襲した白川家のこと。伯家(はくけ)。伯王家。
おう‐げ【応化】
《「おうけ」とも》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために、相手の性質・力量に応じて姿を変えて現れること。応現...
おう‐けい【王卿】
王と公卿(くぎょう)。
おう‐けい【凹形】
中央がへこんだ形。⇔凸形。
おう‐けい【往詣】
神仏に参拝すること。「—参籠(さんろう)の人」〈源平盛衰記・四〇〉
おう‐けい【黄経】
⇒こうけい(黄経)
おう‐けつ【甌穴】
河床の岩盤にできる円筒形の穴。岩のくぼみや割れ目に小石が入り込み、回転して深く削られたもの。ポットホール。かめあな。
おうけつ‐えん【黄血塩】
フェロシアン化カリウムの異称。黄色く、古くは動物の血液などから製したのでこの名がある。
おうけ‐づ・く【王気付く】
[動カ四]王者らしい風格が備わる。「—・きて気高うこそおはしませ」〈源・柏木〉
おうけ‐の‐たに【王家の谷】
エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸の丘陵にある新王国時代(前16〜前11世紀)の王墓群。...
おう‐けん【王建】
[877〜943]朝鮮、高麗(こうらい)の太祖。在位918〜943。高麗王朝を建てたあと、935年、新羅(しらぎ)...
おう‐けん【王権】
国王の権力。
おうけん‐けいやく【黄犬契約】
《yellow-dog contract》労働組合不加入または脱退を条件とする雇用契約。日本では、使用者の不当労働...
おう‐けんし【王献之】
[344〜388]中国、東晋の書家。字(あざな)は子敬。王羲之(おうぎし)の第7子。行・草書の大家で、父とともに二...
おうけんしんじゅ‐せつ【王権神授説】
王権は神から国王に授けられたもので、その権力は神聖で絶対的なものである、とする政治思想。近世初期ヨーロッパで、王権...