おんねつ‐せい【温熱性】
東洋医学で、体を温めたり血の巡りをよくしたりする性質。→寒涼性 →平性 [補説]ショウガ・トウガラシ・エビ・羊肉な...
おんねつ‐りょうほう【温熱療法】
全身または患部をあたためることにより、新陳代謝を促進して老廃物を除去し、血液やリンパの流れをよくする治療法。温浴・...
おんね‐とう【温根沼】
《アイヌ語「オンネトウ」(大きい沼)から》北海道東部にある湖。根室半島の付け根、根室湾から入り込んだ潟(せき)湖。...
おん‐ねん【怨念】
うらみのこもった思い。うらみに思う気持ち。「—を晴らす」
おん‐の‐ざ【穏の座】
「穏座(おんざ)1」に同じ。
恩(おん)の主(しゅ)より情(なさ)けの主(しゅ)
恩を受けた人よりも情けを受けた人のほうをありがたく思うものである。人は情に感ずるものであるということ。
おん‐の‐じ【御の字】
《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》 1 非常に結構なこと。望んだことが...
恩(おん)の腹(はら)は切(き)らねど情(なさけ)の腹(はら)は切(き)る
受けた恩に報いるために命を捨てる者は少ないが、義理人情のために命を捨てる者は多い。恩の死にはせねども情けの死にはする。
おん‐はいすい【温排水】
あたためられて排出される水。特に、原子力発電所で冷却に使われた海水が取水時より高温になって海に排水されるもの。
おん‐はかせ【音博士】
《「おんぱかせ」とも》律令制で、式部省大学寮の博士の一。経書の音について明経(みょうぎょう)の学生に教授した。こえ...
おんば【乳母】
《「おうば」の音変化》うば。めのと。
おんば‐こ【車前草】
「おおばこ」の音変化。
おんばしら‐まつり【御柱祭】
諏訪大社の祭礼。申(さる)年と寅(とら)年の春、依り代となる御柱を山中から曳(ひ)き出し、上社の本宮・前宮と下社の...
オンバ‐とう【オンバ島】
《Ambae》⇒アオーバ島
おんば‐ひからかさ【乳母日傘】
「おんばひがさ」に同じ。「—にて長(ひととなり)」〈洒・通言総籬〉
おんば‐ひがさ【乳母日傘】
幼児に、乳母をつけたり、強い日に当たらぬように傘を差しかけたりすること。子供が大事に育てられることにいう。 [補説...
オン‐バランス
貸借対照表に計上されている項目、あるいはその額。⇔オフバランス。
おん‐ばん【音盤】
レコード盤。
おん‐ぱ【音波】
物体の振動によって空気などの弾性体に生じる疎密波。縦波の一。普通は人間が音として聞く周波数16〜2万ヘルツのものを...
オン‐パレード
1 俳優などの勢ぞろい。総出演。 2 物事がずらりと並ぶこと。勢ぞろい。「値上げの—」
おん‐びき【音引き】
1 辞書で、語や漢字を発音によって引くこと。また、そのように編集された辞書。→画引(かくび)き 2 俗に、長音符号...
オン‐ビジネス
商用。仕事上。仕事に関することを表す。「—での服装」
おん‐びん【音便】
国語学での用語。発音上の便宜により、語中・語尾の音が他の音に変化すること。音声上は、音韻の脱落・転化・挿入などによ...
おん‐びん【穏便】
[名・形動] 1 物事をかど立てずおだやかに行うこと。また、そのさま。「—な処置」 2 手軽なこと。便利なこと。ま...
おんびん‐けい【音便形】
音便の結果生じた語形。特に、用言の一活用形が特定の語に続くときに音便の形をとる場合、その語形をもとの活用形に対して...
おんぴょう‐もじ【音標文字】
1 ⇒表音文字 2 ⇒音声記号
オンファールのいとぐるま【オンファールの糸車】
《原題、(フランス)Le Rouet d'Omphale》サン=サーンスの交響詩。1871年作曲。ギリシャ神話の英...
オンフルール
フランス北西部、ノルマンディー地方、カルバドス県の都市。イギリス海峡に注ぐセーヌ川の河口南岸に位置する。対岸はルア...
おんぶ【負んぶ】
[名](スル)《動詞「おぶう」の音変化から》 1 子供などを背負うこと、また、背負われることをいう幼児語。「赤ん坊...
おんぶ‐きごう【音部記号】
五線譜上の音の高さを定める記号。ト音記号(高音部記号)・ハ音記号(中音部記号)・ヘ音記号(低音部記号)の3種がある。
オンブズパーソン
《スウェーデン語のombudsmanのmanを女性に対する差別と捉え、personに置き換えたアメリカ英語》「オン...
オンブズマン
《代理人の意》苦情調査官。役所や公務員の違法行為を見張り、行政に関する苦情を調査・処理する機関、または人。
オンブズマン‐せいど【オンブズマン制度】
オンブズマンを置き、市民の側からの行政に対する苦情を処理したり、それを監察したりする制度。
おん‐ぶつ【恩物】
《(ドイツ)Gabeの訳語。神が幼児に賜った贈り物の意》幼児の自己活動を促進するための遊び道具。ドイツの教育者フレ...
負(お)んぶに抱(だ)っこ
何から何まで人の世話になること。他人の好意に甘えて頼り切ること。「親に—の状態」
おんぶ‐ばった【負蝗虫】
直翅(ちょくし)目オンブバッタ科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで雄が約2.2センチ、雌が約3.7センチ。体は緑色ま...
オンブラ‐マイ‐フ
ヘンデルのオペラ「クセルクセス(セルセ)」の第1幕で歌われるアリア。ヘ長調。速度記号から「ラルゴ」とも呼ばれる。器...
オンブレ
《陰影をつけるの意》絵画などで、色に段階的に濃淡をつけ、ぼかし効果(グラデーション)を出すこと。
おん‐ぷ【音符】
1 漢字や仮名の文字につけて、発音を示すための補助符号。濁音符「゛」・半濁音符「゜」・促音符「っ」・反復音符「ゝ」...
おん‐ぷ【音譜】
1 楽譜。 2 レコード盤。日本で作られはじめた明治末ころの呼び方。「乱暴な真似をして—に瑕(きず)をつけたりする...
おん‐ぷう【温風】
1 あたたかい春の風。 2 暖房器具などが送り出す、あたたかい風。 3 陰暦の晩夏に吹く、あたたかい風。《季 夏》
おん‐ぷく【温服】
薬をあたためて飲むこと。
おん‐ぷく【隠覆】
表に出さないように隠していること。ひたかくしにすること。
オンプレ
「オンプレミス」の略。
オン‐プレミス
企業などで、サーバーやデータベースなどの情報システムを自社内の設備で運用すること。クラウドサービスに対し、自社で運...
オンプレミス‐ブイディーアイ【オンプレミスVDI】
《on-premises virtual desktop infrastructure》自社内に設置し、管理・運用...
オンプレミスがた‐ピービーエックス【オンプレミス型PBX】
《on-premises PBX》自社内に設置して管理・運用する構内交換機(PBX)。クラウド型PBXに比べ、導入...
おん‐べい【御幣】
「御幣(ごへい)」に同じ。
おん‐ぼう【隠亡/隠坊/御坊】
古く、火葬や墓所の番人を業とした人。江戸時代、賤民の取り扱いをされ差別された。
おん‐ぽう【縕袍】
《「おんぼう」とも》綿入れ。どてら。ぬのこ。また転じて、粗末な着物。わんぼう。「破れたる—を着て母に逢ひ」〈柳多留...