おんしつ‐さいばい【温室栽培】
温室で野菜・果樹・草花や熱帯植物などを栽培すること。
おんしつ‐そだち【温室育ち】
大事にされて育ったために、世間の苦労を知らず、きたえられていないこと。また、そういう人。
おん‐しゃ【音写】
[名](スル)ある言語の語音を、他の言語の文字を用いて書きうつすこと。「梵語を漢字を用いて—する」
おん‐しゃ【恩赦】
1 行政権によって公訴権を消滅させ、あるいは刑の言い渡しの効果の全部または一部を消滅させること。大赦、特赦、減刑、...
おん‐しゃ【御社】
相手を敬って、その人が属する会社などをいう語。書き言葉では「貴社」を使うのが普通。→貴社 [補説]同音の言葉が多く...
おん‐しゃ【温藉】
[名・形動]あたたかく、心が広いこと。また、そのさま。蘊藉(うんしゃ)。「その怨み方が—でなく感情の露骨なのを非難...
おん‐しゃく【恩借】
[名](スル)《「おんじゃく」とも》人の好意によって金銭や品物を借り受けること。また、その金品。「手紙を書いて—の...
おんしゃ‐ほう【恩赦法】
恩赦の種類・効力などについて定めている法律。昭和22年(1947)施行。
おん‐しゅ【隠首】
律令制で、戸籍・計帳に名を登録されていない者が、自分から申し出て登録されること。→括出(かっしゅつ)
おん‐じゅ【飲酒】
《「おんしゅ」とも》 1 酒を飲むこと。飲酒(いんしゅ)。 2 「飲酒戒(おんじゅかい)」の略。
おん‐しゅう【怨讐】
うらんでかたきとすること。えんしゅう。「天下大いに乱れて、父子兄弟—を結び」〈太平記・二七〉
おん‐しゅう【恩讐】
恩義と、うらみ。情けと、あだ。「—を越えて」
おんしゅう【温州】
中国浙江(せっこう)省南東部の港湾都市。甌江(おうこう)河口にあり、木材・茶・柑橘(かんきつ)類の集散地。ウエンチ...
おん‐しゅう【温習】
[名](スル)繰り返して習うこと。おさらい。復習。「昼の—、夜の舞台と緊(きび)しく使われ」〈鴎外・舞姫〉
おん‐しゅう【隠州】
隠岐(おき)国の異称。
おんしゅう‐かい【温習会】
芸事などの総ざらいとして、習った成果を発表する会。
おんしゅうのかなたに【恩讐の彼方に】
菊池寛の小説。大正8年(1919)発表。耶馬渓、青ノ洞門由来を脚色。あだ討ちの非人間性と、ヒューマニズムの勝利を描く。
オンショア
海風。サーフィンなどでいう。⇔オフショア。
おん‐しょう【恩詔】
《「おんじょう」とも》情け深いみことのり。慈しみの仰せ言。
おん‐しょう【恩賞】
1 功績のあった者に対し、褒美(ほうび)として主君が金品・地位・領地などを与えること。また、そのもの。「—にあずか...
おん‐しょう【温床】
1 苗を早く育てるために床土(とこつち)をあたたかくした苗床。板・コンクリートなどで囲い、上をビニール・ガラスなど...
おんしょう‐かた【恩賞方】
建武中興政府の職名。論功行賞を取り扱ったが、事務が遅延し、公平を欠いたために諸将の不満を買った。
おんしょう‐ぶぎょう【恩賞奉行】
室町幕府の職名。勲功を評定して恩賞を定めた。幕府の頭人・執事・奉行人などが兼任。
おん‐しょく【音色】
その音のもつ感じ。ねいろ。
おん‐しょく【温色】
1 穏やかな顔つき。 2 あたたかい感じを与える色。赤・黄・緑とそれらの間色。暖色。⇔冷色。
おん‐しょく【慍色】
⇒うんしょく(慍色)
おん‐しらず【恩知らず】
恩を受けてもありがたいと思わず、それに報いる気のないこと。また、そういう人。「—の行い」
おん‐しん【音信】
手紙などによる連絡。便り。いんしん。「—不通」
おんしん‐ふつう【音信不通】
《「いんしんふつう」とも》電話や手紙などによる連絡が何もないこと。「卒業以来—の友人」
オン‐シーズン
《(和)on+season》シーズン中。観光地などで、気候がよく大勢の人々が訪れてくる季節。⇔オフシーズン。 [補...
おん‐じ【音字】
表音文字のこと。⇔意字/義字。
おん‐じ【遠志】
中国産のヒメハギ科の多年草、イトヒメハギの根。漢方で鎮咳(ちんがい)薬などにする。
おん‐じき【飲食】
飲むことと食べること。飲み物と食べ物。いんしょく。「下物は極楽の—乃至(ないし)は北鬱単越(ほくうつたんおつ)の香...
おん‐じし【御侍史】
「侍史2」に同じ。医療業界でよく使われる語。ごじし。
おん‐じゃく【温石】
軽石などを焼いて布などに包み、懐に入れたりしてからだをあたためるもの。焼き石。《季 冬》「草庵に—の暖唯一つ/虚子」
おんじゃ・る
[動ラ四]「おじゃる」の音変化。「ちょこちょこ濡れたがよく—・る」〈浄・丹波与作〉
おん‐じゅう【温柔】
[名・形動] 1 穏やかで優しいこと。また、そのさま。温和柔順。「—な人柄」 2 あたたかで柔らかな感じがすること...
おんじゅう‐きょう【温柔郷】
遊里。花柳界。「—の歓楽につかれて青山流水の清淡に接したくなった為」〈荷風・あめりか物語〉
おんじゅう‐とんこう【温柔敦厚】
《「礼記」経解から》人柄などが穏やかで優しく、誠実で人情に厚いこと。温厚篤実。
おんじゅ‐かい【飲酒戒】
仏語。五戒の一。酒を飲んではならないという戒め。不飲酒戒。
おんじゅく【御宿】
千葉県、房総半島南東部、太平洋に面する地名。沖合漁業が盛んで、海女によるアワビ採取が江戸時代から続いている。
おんじゅく‐まち【御宿町】
⇒御宿
おん‐じゅつ【恩恤】
恵み哀れむこと。「其心を苦め身を労し暫くも安居せず、数々—の典を垂れ」〈阪谷素・明六雑誌一五〉
おん‐じゅん【温順】
[名・形動]おとなしくすなおなこと。また、そのさま。「—な人」
おん‐じょう【音声】
1 人間の発する声。おんせい。「大—」 2 「音声楽」の略。
おん‐じょう【音場】
可聴周波数の音波が存在する空間。
おん‐じょう【恩情】
情け深い心。慈しみの心。「—に富む」「—に感謝する」
おん‐じょう【温情】
あたたかみのある優しい心。思いやりのある寛大な心。「—のこもった言葉」
おんじょう‐がく【音声楽】
雅楽で、管弦の音楽。
おんじょう‐しゅぎ【温情主義】
1 あたたかく寛大な心で接しようとする考え方。 2 企業経営で、従業員へ温情を施すことで不満を抑え、相互の関係を平...