おやまだ‐ともきよ【小山田与清】
[1783〜1847]江戸後期の国学者。武蔵の人。一時、高田姓を名のる。号は松屋(まつのや)。村田春海(むらたはる...
おやまだ‐ひろこ【小山田浩子】
[1983〜 ]小説家。広島の生まれ。平成22年(2010)「工場」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「穴」で芥川...
おやま‐にんぎょう【女形人形】
1 江戸初期、承応年間(1652〜1655)ごろ、江戸の人形遣い小山次郎三郎の使った女の人形。のちには、女役の人形...
おやま‐の‐たいしょう【御山の大将】
1 子供の遊びの一。山なりに盛られた土の上に、数人が先を争って登り、先頭の者があとから来る者を突き落とし、「お山の...
おやま‐ばやし【飾山囃子】
民俗芸能の一。秋田県仙北市角館(かくのだて)地区で、9月7〜9日の神明社の祭礼に行われる歌舞。飾山という人形などを...
お‐やみ【小止み】
雨・雪などが少しの間降りやむこと。「雨が—になる」
おや‐みだし【親見出し】
辞書で独立した形で太字などを使って掲出される見出し。→子見出し
おやみ‐な・い【小止み無い】
[形][文]をやみな・し[ク]少しの間もやむことなく続くさま。間断ない。「雨が—・く降る」
お‐や・む【小止む】
[動マ四] 1 少しの間やむ。「雷(かみ)鳴りやみ、雨すこし—・みぬる程に」〈源・賢木〉 2 とぎれる。中断する。...
おや‐むら【親村】
「おやごう(親郷)」に同じ。⇔枝村。
おや‐め・く【親めく】
[動カ四]親らしく振る舞う。「大方の事どもはとりもちて、—・き聞こえ給ふ」〈源・絵合〉
おや‐もじ【親文字】
1 「親字」に同じ。 2 欧文の大文字。頭文字。 3 活字の字母。 4 ルビに対して、そのルビを付ける文字のこと。
おや‐もと【親元/親許】
親の所。親の家。「—へ帰る」
おやもと‐みうけ【親許身請け】
芸者・遊女の身請けを、客でなく、親がすること。
おや‐ゆずり【親譲り】
親から性格・財産などを受け継ぐこと。また、そのもの。「—の性分」
おや‐ゆび【親指】
1 手足の指で、いちばん太い指。拇指(ぼし)。拇趾(ぼし)。 2 《1で表し示すところから》俗に、亭主・親方・主人...
おやゆびこぞうニルスカールソン【親指こぞうニルス・カールソン】
《原題、(スウェーデン)Nils Karlsson-Pyssling》スウェーデンの女性作家、リンドグレーンの短編...
おやゆび‐シフトキーボード【親指シフトキーボード】
《NICOLA keyboard》富士通が開発したキーボード。効率良く日本語入力が行えるよう、キー配列を工夫している。
おやゆびひめ【親指姫】
《原題、(デンマーク)Tommelise》アンデルセンの童話。チューリップの花から生まれた親指ほどの大きさの少女が...
オヤングレン
[1668〜1747]スペインのフランシスコ会宣教師。フィリピン・メキシコなどに布教。1738年「日本文典」を著した。
お‐ゆ【御湯】
「湯1・2」の美化語。
お・ゆ【老ゆ】
[動ヤ上二]「おいる」の文語形。
お‐ゆうぎ【御遊戯】
「遊戯2」の美化語。
お‐ゆどの【御湯殿】
1 「湯殿」の尊敬語・美化語。 2 清涼殿の北西、後涼殿に続く渡殿(わたどの)にある、天皇が沐浴する部屋。 3 「...
おゆどの‐の‐うえ【御湯殿の上】
1 清涼殿の西廂(にしびさし)北端にある、近侍の女官の詰め所。西側に御湯殿がある。 2 院・女院・将軍などの殿舎の...
おゆどののうえのにっき【御湯殿上日記】
清涼殿の御湯殿の上の間に奉仕する代々の女官がつけた仮名書きの日記。文明9年(1477)から貞享4年(1687)のも...
おゆどの‐の‐ぎしき【御湯殿の儀式】
皇子誕生のとき、吉日を選んで産湯(うぶゆ)を使わせる儀式。御湯殿始め。「—をはじめて、御弦打ち、書(ふみ)読む人も...
おゆどの‐はじめ【御湯殿始め】
1 「御湯殿の儀式」に同じ。 2 鎌倉時代以降、武家で正月に行われた、その年初めて入浴する儀式。
お‐ゆび【指】
1 ゆび。および。「左の—にて強くとらへ」〈読・雨月・夢応の鯉魚〉 2 親ゆび。おおゆび。「『…まづこれほどな大き...
おゆみ‐の‐しんじ【御弓の神事】
正月(多くは小正月)に、神前で矢を射る神事。元来魔よけのためとされたが、年占・武芸の奉納などの意義をもつようになっ...
おゆ‐らく【老ゆらく】
〔ク法〕《動詞「おゆ」のク語法》老いること。おいらく。「天(あめ)なるや月日のごとく我(あ)が思へる君が日に異(け...
おゆら‐そうどう【お由良騒動】
江戸後期、薩摩藩主島津斉興(しまづなりおき)の継嗣をめぐって起きたお家騒動。斉興の長子斉彬(なりあきら)派と、愛妾...
お‐ゆるし【御許し】
「許し1」の尊敬語。
おゆ‐わり【御湯割(り)】
ウイスキーや焼酎(しょうちゅう)などを湯で薄めること。また、そのもの。
オヨ
ナイジェリア西部の都市。オヨ州の州都。北方にヨルバ族のオヨ王国の首都カトゥンガがあったが、19世紀の内戦で破壊され...
およが・す【泳がす】
[動サ五(四)] 1 表面上は自由にさせながら、その行動をひそかに監視する。「容疑者をしばらく—・しておく」 2 ...
およが・せる【泳がせる】
[動サ下一] 1 前方にからだをのめらせる。からだをふらつかせる。「バランスを失い、からだを—・せる」 2 「泳が...
およぎ【泳ぎ/游ぎ】
泳ぐこと。また、泳ぎ方。水泳。「—を習う」「—がうまい」《季 夏》
およぎ‐まわ・る【泳ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 水中をあちらこちらと泳ぐ。「アヒルが池を—・る」 2 うまく世の中を渡り歩く。「巧みに政界を...
およ・ぐ【泳ぐ/游ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「およく」か》 1 人や動物などが手足やひれを動かして水面や水中を進む。「海で—・ぐ」「コ...
およぐのにあんぜんでもてきせつでもありません【泳ぐのに、安全でも適切でもありません】
江国香織の短編小説集。平成14年(2002)刊。表題作のほか、「うしなう」「うんとお腹をすかせてきてね」などの作品...
およす・く
[動カ下二]《「す」「く」の清濁はともに未詳。連用形の例だけがみられる》 1 成長する。成人する。「若君のいと美し...
およずれ【妖】
「妖言(およずれごと)」の略。「我(あ)が待ち問ふに—の狂言(たはこと)とかも」〈万・三九五七〉
およずれ‐ごと【妖言】
根拠のない、人を迷わせる言葉やうわさ。「狂言(たはこと)か—かこもりくの泊瀬(はつせ)の山に廬(いほ)りせりといふ...
およそ【凡そ】
《「おおよそ」の音変化》 [名・形動] 1 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。「計画の—は承知している」「—...
およばず‐ながら【及ばず乍ら】
[副]十分にはいかないが。人の手助けをするときなどに謙遜(けんそん)していう語。「—お手伝いいたしましょう」
およば◦ない【及ばない】
[連語]《動詞「およ(及)ぶ」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒及ぶ6
お‐よばれ【御呼ばれ】
人から酒食のもてなしに招かれること。
お‐よび【指】
ゆび。「いとをかしげなる—にとらへて」〈枕・一五一〉
お‐よび【御呼び】
人を呼ぶことを、その呼んでいる人を敬っていう語。おまねき。お召し。「—がかかる」「先生が—です」