ほうじ‐しんごう【報時信号】
1 天文台が標準時を知らせるために、標準電波にのせて発信する無線信号。 2 正確な時刻を通報する方法。音・光などを...
ほうじ‐ちゃ【焙じ茶】
二番茶以後の硬い葉と茎を強火で焙じた茶。
ほうじ‐ちょうぎん【宝字丁銀】
江戸幕府が宝永3年(1706)から発行した宝永丁銀の俗称。表面に「宝」字の極印が打たれている。→宝永金銀 →丁銀
ほうじ‐まめいたぎん【宝字豆板銀】
江戸幕府が宝永3年(1706)から発行した豆板銀の俗称。表面に「宝」字の極印が打たれている。
ほう‐じゃく【蜂雀蛾/鳳雀蛾】
スズメガ科の昆虫。翅(はね)の開張約4.5センチ。前翅は灰褐色、後ろ翅は黄褐色。昼飛性で、ツリガネソウなど筒状の花...
ほう‐じゅう【放縦】
[名・形動]何の規律もなく勝手にしたいことをすること。また、そのさま。放恣(ほうし)。放埒(ほうらつ)。ほうしょう...
ほうじゅ‐がしら【宝珠頭】
⇒擬宝珠(ぎぼし)1
ほう‐じゅく【法粥】
禅寺で、朝食にとるかゆ。
ほう‐じゅく【豊熟】
[名](スル)穀物が豊かに実ること。「—した稲穂」
ほう‐じゅつ【方術】
1 方法。手段。「別の—を講じる」 2 わざ。技術。「卓抜な—」 3 不老不死の術や医術・易占など、方士の行う術。法術。
ほう‐じゅつ【法術】
1 法律を実際に運用すること。 2 法律によって国を治める術。法家の術。 3 「方術3」に同じ。 4 手段。方法。...
ほう‐じゅつ【砲術】
火砲を操作する術。
ほうじゅ‐の‐たま【宝珠の玉】
頭部がとがり、その左右両側から火炎が燃え上がっている状態にかたどった玉。如意宝珠を表したもの。
ほう‐じゅん【芳潤】
[名・形動ナリ]香り高くうるおいのあること。また、そのさま。「文は漢魏の—に漱(くちすす)いで」〈太平記・一二〉
ほう‐じゅん【芳醇/芳純】
[名・形動]香りが高く味のよいこと。また、そのさま。多く、酒にいう。「—な銘酒」 [派生]ほうじゅんさ[名]
ほう‐じゅん【豊潤】
[名・形動]豊かで、うるおいのあること。また、そのさま。「—な土地」「—な音色」 [派生]ほうじゅんさ[名]
ほう‐じょ【幇助】
[名](スル) 1 手を貸すこと。手助け。援助。「国外から脱出を—する」 2 他人の犯罪行為を容易にするため、有形...
ほう‐じょう【方丈】
1 1辺が1丈(約3メートル)の正方形。1丈四方。また、その広さの部屋。「—の間(ま)」 2 維摩(ゆいま)経の...
ほうじょう【北条】
愛媛県北部にあった市。高縄山がある。鹿峰瓦(かのみねがわら)の産地。平成17年(2005)1月に中島町とともに松山...
ほうじょう【北条】
姓氏の一。 鎌倉幕府の執権家。桓武平氏の流れで、平貞盛の後裔時家のとき、伊豆北条に住んで北条と称した。時政が源頼朝...
ほう‐じょう【芳情】
他人を敬って、その思いやりの心をいう語。芳志。芳心。「御—感謝致します」
ほう‐じょう【奉上】
1 貴人や目上の人にさし上げること。また、書状のあて名に添える語。 2 主君に忠実に仕えること。「其—の忠亦万国に...
ほう‐じょう【放生】
捕らえた魚や鳥を放してやること。
ほう‐じょう【法条】
1 おきて。規則。規定。 2 法律の条文。法令の条項。
ほう‐じょう【法帖】
書の手本とすべき古人の筆跡を石・木に刻して拓本にとり、折り本に仕立てたもの。広義には真跡・模写、碑文の拓本などを折...
ほう‐じょう【法城】
仏法が堅固であり諸悪を防ぐことを、城にたとえていう語。法(のり)の城。
ほう‐じょう【法場】
仏法を修行する場所。寺。
ほう‐じょう【豊壌】
[名・形動]土地が肥えていること。また、その土地や、そのさま。「我村落の美なる…そして—なるを祝福して後」〈独歩・...
ほう‐じょう【豊穣】
[名・形動]穀物がみのりゆたかなこと。また、そのさま。「五穀—を祈る」「—な(の)秋」
ほう‐じょう【豊饒】
[名・形動]土地が肥沃(ひよく)で作物がよく実ること。また、そのさま。ほうにょう。「—な(の)大地」 [派生]ほう...
ほう‐じょう【鳳城】
1 《中国の漢代、門に銅製の鳳凰(ほうおう)を飾ったところから》宮城。皇居。禁裡。 2 都。都城。帝京。
ほう‐じょう【褒状】
行為・業績などをほめることを記した文書。賞状。
ほうじょう‐あきとき【北条顕時】
[1248〜1301]鎌倉中期の武将。実時の子。父の志を継ぎ、金沢文庫を隆盛にした。金沢顕時。
ほうじょう‐いん【放生院】
京都府宇治市にある真言律宗の寺。山号は、雨宝山。正しくは放生院常光寺。推古天皇12年(604)聖徳太子の願いにより...
ほうじょう‐うじつな【北条氏綱】
[1486〜1541]戦国時代の武将。早雲の子。伊豆・相模・武蔵・下総(しもうさ)などを征圧。小田原城下の商業発展...
ほうじょう‐うじなお【北条氏直】
[1562〜1591]戦国時代の武将。氏政の長男。織田信長の没後、徳川家康と対立したが和睦。のち豊臣秀吉に小田原城...
ほうじょう‐うじなが【北条氏長】
[1609〜1670]江戸前期の旗本・軍学者。幕府大目付、安房守。北条流兵学の祖。後北条氏の出身で、軍学を小幡景憲...
ほうじょう‐うじまさ【北条氏政】
[1538〜1590]戦国時代の武将。氏康の長男。武田信玄・上杉謙信の攻防に連携・対抗しながら領土を確保した。晩年...
ほうじょう‐うじやす【北条氏康】
[1515〜1571]戦国時代の武将。氏綱の長男。上杉憲政・古河公方(こがくぼう)足利晴氏を破り、武田・今川両氏と...
ほうじょう‐え【放生会】
供養のために、捕らえた生き物を池や野に放してやる法会。殺生戒に基づくもので、奈良時代より行われ、陰暦8月15日の八...
ほうじょう‐かてい【北条霞亭】
[1780〜1823]江戸後期の漢詩人。志摩の人。名は襄。字(あざな)は子譲・景陽。霞亭は号。京都で皆川淇園(きえ...
ほうじょうき【方丈記】
鎌倉前期の随筆。1巻。鴨長明著。建暦2年(1212)成立。仏教的無常観を基調に、大風・飢饉(ききん)などの不安な世...
ほうじょうきしき【方丈記私記】
堀田善衛の著作。20代で東京大空襲を体験した著者がリアリストとしての鴨長明を再発見し「方丈記」の新たな読みを試みた...
ほうじょう‐きたい【胞状奇胎】
胎盤の一部となる絨毛膜(じゅうもうまく)の組織が、異常増殖して多数のブドウ状の嚢胞(のうほう)になり、胎児は死亡し...
ほうじょうきひょうしゃく【方丈記評釈】
内海弘蔵の著作。大正5年(1916)刊行。
ほうじょう‐きょうごう【法条競合】
一つの犯罪行為が外観上数個の刑罰法規に当てはまるが、実質的にはその一つだけが適用されること。
ほうじょうくだいき【北条九代記】
鎌倉末期の歴史書。2巻。著者未詳。寿永2〜元弘2=正慶元年(1183〜1332)の鎌倉幕府関係の重要事件などを編年...
ほうじょうくだいめいかのいさおし【北条九代名家功】
歌舞伎狂言。時代物。3巻。河竹黙阿弥作。明治17年(1884)東京猿若座初演。北条家の滅亡を中心に脚色した活歴物。...
ほうじょう‐さだとき【北条貞時】
[1271〜1311]鎌倉幕府の武将。第9代執権。北条時宗の子。父の死により、14歳で執権に就任。当時、伯父の安達...
ほうじょう‐さねとき【北条実時】
[1224〜1276]鎌倉中期の武将。義時の孫。引付衆・評定衆を歴任して、執権を補佐。学問を好み、書籍を書写・収集...