ほう‐てん【法典】
1 守るべき事柄を体系的に記述したもの。おきて。「ハムラビ—」 2 各分野ごとに体系的に組織された成文法。日本の六...
ほうてん‐じけん【奉天事件】
⇒張作霖爆殺事件(ちょうさくりんばくさつじけん)
ほうてん‐の‐かいせん【奉天の会戦】
明治38年(1905)3月、日本軍とロシア軍が奉天で行った会戦。日露戦争における最大規模の陸戦で、日本が勝利した。
ほうてん‐は【奉天派】
中国、民国時代の軍閥の一。張作霖を首領とし、日本の支援を受けて東三省を支配。国民革命軍の北伐と張作霖の後を継いだ張...
ほう‐でん【宝殿】
1 神宝や奉納品を入れておく建物。宝物殿。 2 神をまつる建物。神殿。
ほう‐でん【放電】
[名](スル) 1 電池などから電気を放出すること。⇔充電。 2 帯電体が電荷を失うこと。 3 絶縁体である気体な...
ほうでん‐かこう【放電加工】
ケロシンなどの加工液中で、アーク放電を用いて被加工物の表面を融解・除去する加工法。通常の切削加工が困難な超硬合金の...
ほうでん‐かん【放電管】
管内に不活性ガスや水銀蒸気などを封入し、電極間に放電を起こさせる電子管。光源や整流に用いる。蛍光灯・ネオン管・水銀...
ほうでん‐さく【放電索】
航空機が飛行中に蓄積する静電気を空気中に逃す、棒状またはワイヤー状の装置。スタティックディスチャージャー。
ほうでん‐しゅうしでんあつ【放電終止電圧】
蓄電池が放電を続けているうちに、電圧が急激に低下するときの値。この値となる電圧を下回って過放電を続けると、蓄電性能...
ほうでん‐しんど【放電深度】
蓄電池の放電状態を表す値。定格の満充電の容量に対する放電量の比を百分率で表したもの。DOD(depth of di...
ほうでん‐とう【放電灯】
気体中の放電による発光を利用した電灯。放電管の一種。装飾・広告などに使用。
ほうでん‐ばこ【放電箱】
荷電粒子の飛跡を検出する装置。ネオンとヘリウム、またはアルゴンなどの不活性ガスを箱の中に封入し、高い電圧をかけた二...
ほう‐と【方斗】
十文字に組まれた肘木(ひじき)をその交点で受ける方形平面の斗(ます)。
ほう‐と【方途】
進むべき道。物事を実現・解決するための方法。「—を見いだす」
ほう‐と
[副] 1 ため息をつくさま。「—大きく息をつく」 2 ほのかに明るくなったり、顔に赤みがさしたりするさま。「—心...
ほうとう【包頭】
中国、内モンゴル自治区西部の工業都市。黄河中流の北岸に位置し、交通の要地。製鉄・製鋼業が行われる。人口、行政区16...
ほう‐とう【奉灯】
[名](スル)神仏の前にともしびを供えること。また、そのともしび。「神前に—する」
ほう‐とう【奉答】
[名](スル)つつしんで答えること。「御下問に—する」
ほう‐とう【宝刀】
宝物として大切にしている刀。「伝家の—」
ほう‐とう【宝灯】
神前・仏前にともす灯火。みあかし。
ほう‐とう【宝塔】
1 仏塔の美称。 2 仏塔で、円筒形の塔身に方形の屋根をのせ、その上に相輪を立てたもの。多宝塔に対していう。
ほう‐とう【放蕩】
[名・形動](スル)思うままに振る舞うこと。特に、酒や女遊びにふけること。また、そのさま。「—な息子」「—したあげ...
ほう‐とう【朋党】
1 主義や利害を共通にする仲間。徒党。 2 中国で、宮廷内の官僚が結んだ政治的党派。宋代、王安石らの新法党と司馬光...
ほう‐とう【法灯】
1 仏法がこの世の闇(やみ)を照らすことを灯火にたとえていう語。のりのともしび。 2 高徳の僧。最高位の僧。 3 ...
ほう‐とう【法統】
仏法の伝統。また、仏法の系統。「—を継ぐ」
ほう‐とう【砲塔】
軍艦や要塞などで、砲・砲手などを攻撃から防護するための、厚い鋼鉄製の囲い。
ほう‐とう【報答】
[名](スル) 1 答えること。返答。 2 むくいること。恩や恨みを返すこと。返報。
ほう‐とう【蓬頭】
蓬(よもぎ)のように、ぼうぼうに伸びた頭髪。おどろがみ。
ほう‐とう【餺飥】
《「はくたく」の音変化》 1 小麦粉を練り、平たくのばして細く切った食品。これが現在のうどんになったという。 2 ...
ほうとうおき‐の‐たたかい【豊島沖の戦い】
明治27年(1894)日本と清国の艦隊が朝鮮豊島沖で行った海戦。日清戦争の発端となった。
ほうとう‐こうめん【蓬頭垢面】
ひどく乱れた頭髪とあかで汚れた顔。なりふりに無頓着でうすぎたないこと。「—の老書生風」〈魯庵・社会百面相〉
ほうとう‐じ【宝塔寺】
京都市伏見区にある日蓮宗の寺。山号は、深草山(じんそうざん)。昌泰2年(899)藤原時平の創立で、初め極楽寺と称し...
ほうとう‐せんばん【砲塔旋盤】
⇒タレット旋盤
ほうとう‐の‐たき【方等の滝】
日光市の中禅寺湖の近くにある滝の一。般若滝と並ぶ。ほうどうのたき。
ほうとう‐は【法灯派】
禅宗二十四流の一。和歌山県日高郡由良町の臨済宗興国寺の開山、法灯国師を祖とする。由良(ゆら)門徒。はっとうは。
ほうとうむすこのきかん【放蕩息子の帰還】
《原題、(オランダ)De terugkeer van de verloren zoon》レンブラントの絵画。カンバ...
ほう‐とく【芳牘】
他人を敬って、その手紙をいう語。芳翰(ほうかん)。
ほうとく【宝徳】
室町中期、後花園天皇の時の年号。1449年7月28日〜1452年7月25日。
ほう‐とく【報徳】
受けた徳や恩義にむくいること。報恩。
ほう‐とくかい【彭徳懐】
[1898〜1974]中国の軍人。湖南省湘潭(しょうたん)県の人。1928年共産党に入党、紅軍に参加し、抗日戦では...
ほうとくき【報徳記】
二宮尊徳の伝記。8巻。富田高慶著。安政3年(1856)成立、翌年改訂。尊徳の思想と業績を詳述し、最も信頼できる資料...
ほうとく‐きょう【報徳教】
道徳と経済の二つを基盤として富国安民を説く二宮尊徳の教え。
ほうとく‐しほう【報徳仕法】
江戸後期、二宮尊徳によって説かれた、節約・貯蓄を中心とする農民の生活指導などを通じて農業経営のたてなおしと農村復興...
ほうとく‐しゃ【報徳社】
二宮尊徳の思想を実践して、農村の更生をはかる結社。一種の農村信用組合運動の性格をもち、天保14年(1843)小田原...
ほう‐ど【方土】
くに。地方。
ほう‐ど【邦土】
一国の領土。国土。
ほう‐ど【封土】
1 封建君主が、その家臣に領地として分かち与えた土地。 2 「ふうど(封土)」に同じ。
ほう‐ど【報土】
仏語。報身仏(ほうじんぶつ)が住む浄土。
ほう‐ど
[副]まったく。ほとほと。「某(それがし)さへ、—迷惑いたすことでござる」〈虎寛狂・止動方角〉