ほうり‐だ・す【放り出す】
[動サ五(四)] 1 投げて外へ出す。勢いよく外へ出す。「窓からごみを—・す」「酔漢を店から—・す」 2 投げるよ...
ほう‐りつ【法律】
1 (ハフ‐) ㋐社会秩序を維持するために強制される規範。法。 ㋑国会の議決を経て制定される法の一形式。 2 (ホ...
ほうりつ‐あん【法律案】
法律として成立させるために国会に提出される原案。法案。
ほうりつ‐か【法律家】
法律の専門家。裁判官・弁護士・法律学者など。
ほうりつ‐がく【法律学】
⇒法学
ほうりつ‐こうい【法律行為】
当事者が公権の効力の発生のために行う行為で、法律が公権としての効力の発生を認める行為。当事者の意思表示が不可欠。
ほうりつ‐こうか【法律効果】
一定の法律要件によって生じる権利義務。例えば、売買契約に基づいて生じる売り主の権利移転義務、買い主の代金支払義務など。
ほうりつ‐こん【法律婚】
一定の法律上の手続きを経て成立する婚姻。→事実婚 →形式婚
ほうりつ‐しん【法律審】
訴訟事件で、事実審の行った裁判に対し、それが法令に違反するかどうかについて審判する上告審。→事実審
ほうりつ‐じむしょ【法律事務所】
弁護士が法律に関する事務を取り扱う所。ローファーム。
ほうりつ‐ふじょ【法律扶助】
資力がないために正当な法律上の保護を十分に受けられない者を援助する社会的制度。無料法律相談、訴訟費用・弁護士報酬の...
ほうりつ‐もんだい【法律問題】
1 法律上の研究が必要な問題。 2 訴訟事件の審判において、確定された事実についての法律の適用・解釈の問題。→事実問題
ほうりつ‐ようけん【法律要件】
一定の権利義務を生じさせるのに必要とされる事実。契約・遺言・出生など。
ほうり‐な・げる【放り投げる】
[動ガ下一] 1 乱暴に、または無造作に投げる。「ぞうきんを—・げる」 2 途中でやめる。「宿題を—・げて遊びに行く」
ほう‐りゃく【方略】
1 はかりごと。計略。また、手だて。 2 古代の官吏登用試験の科目。律令制では秀才科の試験科目とされ、平安時代以後...
ほうりゃく【宝暦】
⇒ほうれき(宝暦)
ほう‐りゅう【放流】
[名](スル) 1 せき止めた水を放出すること。「貯水池の水を—する」 2 繁殖などのために、稚魚を川や湖に放すこ...
ほうりゅう‐じ【法隆寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の総本山。南都七大寺の一。もと法相(ほっそう)宗。推古天皇15年(607...
ほうりゅうじけんちくろん【法隆寺建築論】
建築学者、伊東忠太の論文。明治26年(1893)発表。日本の建築史研究の端緒を開いた。刊行は明治31年(1898)。
ほうりゅうじほっきじほうりんじこんりゅうねんだいのけんきゅう【法隆寺・法起寺・法輪寺建立年代の研究】
会津八一による論文。昭和8年(1933)発表。
ほう‐りょ【芳慮】
他人を敬って、その心や考えをいう語。芳念。
ほう‐りょう【方量】
限度。限界。際限。きり。多く「方量もない」の形で用いられる。「いやおのれは、言はせておけば—もない」〈虎明狂・河原太郎〉
ほう‐りょう【方領】
1 直垂(ひたたれ)・素襖(すおう)などのように、前身(まえみ)の左右の端につけた方形の襟。正面中央で合わせて着用...
ほう‐りょう【法量】
仏像の大きさ。立高・座高を髪際から測り、丈六・半丈六・等身などとよぶ。
ほう‐りょう【豊漁】
魚などがたくさんとれること。大漁。「サンマの—」⇔凶漁。
ほう‐りょく【法力】
法律の力。法律の効力。
ほう‐りん【宝輪】
「九輪(くりん)」に同じ。
ほうりん【法琳】
[572〜640]中国、唐代の僧。潁川(河南省)の人。道教の排仏論に対抗し、仏教の護法に努めた。晩年は道士の讒言(...
ほう‐りん【法輪】
《(梵)dharma-cakraの訳》仏語。仏の教え。仏法が人間の迷いや悪を打ち破り追い払うのを、古代インドの戦車...
ほうりん‐じ【法輪寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。山号は、妙見山。山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、父聖徳太子...
ほう・る【放る/抛る】
[動ラ五(四)] 1 遠くへ投げる。乱暴に、または無造作に投げる。「ボールを—・る」「新聞を—・ってよこす」 2 ...
ほう‐るい【方類】
同じ種類。たぐい。
ほう‐るい【法類】
仏教で、同宗同派に属する僧、または、寺。
ほう‐るい【砲塁】
大砲を備えつけたとりで。
ほう‐るい【堡塁】
敵の攻撃を防ぐために、石・土砂・コンクリートなどで構築された陣地。ほるい。
ほう‐れい【法令】
1 法律と命令。また、条例や規則などを含めることもある。 2 おきて。きまり。定め。
ほう‐れい【法例】
1 法律の適用に関する事項などについて定めた法律。明治31年(1898)施行。法律の施行期日、慣習法の効力、国際私...
ほう‐れい【報礼】
他人のしてくれたことにむくいる礼。また、そのための金品。謝礼。
ほう‐れい【豊麗】
[名・形動]豊かで美しいこと。また、そのさま。「その—なまなざしと」〈山本有三・生きとし生けるもの〉
ほうれい‐いけん【法令違憲】
最高裁判所が、法令の全部または一部について違憲と判断すること。違憲とされた法令の廃止または改正は国会が行う。→違憲...
ほうれい‐こうがく【法令工学】
⇒法工学
ほうれい‐しんさけん【法令審査権】
⇒違憲立法(いけんりっぽう)審査権
ほうれい‐じゅんしゅ【法令遵守/法令順守】
⇒コンプライアンス
ほうれい‐せん【法令線】
人相学(観相学)で鼻唇溝(びしんこう)のこと。 [補説]語源未詳。中国の面相学では法令紋という。また、長寿のしるし...
ほうれい‐ぜんしょ【法令全書】
詔書・法律・政令・条約などの各種の法令を月別に集録して独立行政法人国立印刷局が編集・発行しているもの。
ほうれいてきようじょがい‐すいいき【法令適用除外水域】
日台漁業協定で定められた水域で、日本と台湾の双方が自国の漁業に関する法令を相手側に適用しないとした区域。→特別協力水域
法令(ほうれい)滋滋(ますます)彰(あきら)かにして盗賊(とうぞく)多(おお)く有(あ)り
《「老子」五七章から》法律が完備すればするほど、法律の網の目をくぐる悪知恵が発達し、犯罪者が多くなる。
ほうれい‐もん【法令紋】
「法令線」に同じ。
ほうれき【宝暦】
江戸中期、桃園天皇・後桜町天皇の時の年号。1751年10月27日〜1764年6月2日。ほうりゃく。
ほう‐れき【鳳暦】
1 《「春秋左伝」昭公一七年による。鳳凰(ほうおう)は天の時を知るというところから》暦。暦数。また、年号を尊んでい...