おおいなるしょうこん【大いなる笑魂】
藤本義一による伝記小説。昭和52年(1977)刊行。エンタツ・アチャコのコンビで知られる漫才師、花菱アチャコの半生...
おおいなるじょそう【大いなる助走】
筒井康隆の小説。昭和52年(1977)から昭和53年(1978)にかけて、「別冊文芸春秋」誌にて連載。単行本は昭和...
おおい‐に【大いに】
[副]《形容動詞「大いなり」の連用形から》非常に。はなはだ。たくさん。「—感謝している」「今夜は—飲もう」
おおいぬ‐ざ【大犬座】
南天の星座の一。オリオン座の南東にあり、2月下旬の午後8時ごろ南中する。α(アルファ)星はシリウスで、全天で最も明...
おお‐いぬたで【大犬蓼】
タデ科の一年草。田畑などに生え、イヌタデより大きい。葉は長楕円形で先がとがり、互生する。夏から秋、淡紅色か白色の小...
おお‐いぬのふぐり【大犬の陰嚢】
オオバコ科の越年草。道端に生え、イヌノフグリより大きい。茎は地をはって四方に広がり、春、るり色の花を開く。ヨーロッ...
おお‐いばり【大威張り】
[名・形動] 1 得意になっていばりかえっていること。また、そのさま。「—で仲間に自慢する」 2 少しも引け目を感...
おおいまつりごと‐の‐おおまえつぎみ【太政大臣】
「だいじょうだいじん(太政大臣)1」に同じ。
おおいまつりごと‐の‐つかさ【太政官】
「だいじょうかん(太政官)1」に同じ。
おおい‐もうちぎみ【大臣】
「だいじん(大臣)2」に同じ。
おおい‐ものもうすつかさ【大納言】
「だいなごん(大納言)1」に同じ。
おおい‐やき【覆い焼き】
写真で、陰画の露出不足の部分に対し、紙などで覆って露光時間を短くすることで適正露出にすること。パソコンのフォトレタ...
おお‐いらつめ【大郎女/大娘/大嬢】
貴人の長女を親しんでよぶ語。名前の下につける。おおおみな。
おお‐いり【大入り】
興行場などで、客がたくさん入ること。「—満員」
おおいり‐ば【大入り場】
「追い込み場(ば)」に同じ。
おおいり‐ぶくろ【大入り袋】
興行場などで、客が大入りのとき、関係者に慰労と祝儀を兼ねて出すお金を入れた袋。表に「大入」と記す。
おおい‐りょう【大炊寮】
律令制で、宮内省に属し、諸国からの米や雑穀を収納し、また、それを諸官庁に分配することなどをつかさどった役所。おおい...
おお‐いれ【大入れ】
木造仕口(しぐち)の一。一方の木材の端部全体を他材に差し込むもの。尾入(おい)れ。
おお‐いわぎりそう【大岩切草】
グロキシニアの別名。
おお・う【覆う/被う/蔽う/蓋う/掩う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あるものが一面に広がりかぶさってその下のものを隠す。「雲が山の頂を—・う」「落ち葉に—・わ...
おお‐うえ【大上】
貴人の母の敬称。おおきたのかた。「思ひよるまじきわざなりけりと、—は嘆き給ふ」〈源・竹河〉
おお‐うけ【大受け】
[名](スル)非常によい評判を得ること。大変な人気を得ること。「—に受ける」「困ったあげくに出たギャグが—する」
おお‐うそ【大嘘】
ひどいうそ。まっかなうそ。「—はつくとも小嘘(こうそ)はつくな」
おお‐うた【大歌】
1 宮廷の神事・宴遊などにうたわれる歌。 2 唐・韓などからの外来の楽に対して、日本古来の楽。風俗歌・神楽(かぐら...
おおうた‐どころ【大歌所】
大歌の教習・管理をつかさどった役所。令外(りょうげ)の官。平安初期に設置。
おおうた‐はじめ【大歌始め】
大歌所を開く日。陰暦10月21日に開き、翌年1月16日に閉じる。
おお‐うち【大内】
皇居。内裏。天皇の御所。大内山。
おおうち【大内】
姓氏の一。 [補説]「大内」姓の人物大内青巒(おおうちせいらん)大内兵衛(おおうちひょうえ)大内義興(おおうちよし...
おおうち‐がた【大内方】
朝廷方。宮中の人々。⇔武家方(ぶけがた)。
おお‐うちがり【大内刈(り)】
柔道の足技の一。相手の体勢を崩し、重心のかかっている足のひざの裏側へ自分の足を内側から掛け、刈るように倒す足技。
おお‐うちき【大袿】
裄(ゆき)・丈(たけ)などを大きく仕立てた袿。禄(ろく)として与えられるもので、着るときは普通の袿に仕立て直す。
おおうち‐ぎり【大内桐】
1 紋所の名。五七(ごしち)の桐。 2 名物切れの一。花色の繻子(しゅす)地に五七の桐紋を織った金襴(きんらん)。...
おおうち‐しゅご【大内守護】
皇居を守護した職名。平安中期以後に設置され、武家が世襲して承久の乱のころまで存続した。
おおうち‐じゅく【大内宿】
福島県南西部にあった宿場町。大内峠(標高900メートル)の南の山あいにあり、会津若松と日光今市とを結ぶ会津西街道(...
おおうち‐せいらん【大内青巒】
[1845〜1918]仏教学者。宮城の生まれ。尚学舎などを創立し、曙新聞(あけぼのしんぶん)・明教新誌・江湖新聞を...
おおうち‐ぬり【大内塗】
山口県に産する漆器。椀(わん)および盆が主で、ベンガラ塗りに黄緑の彩漆(いろうるし)で秋草を描き、菱形(ひしがた)...
おおうち‐ばん【大内版】
室町時代、周防(すおう)の大内氏が出版した古版本。山口版。大内本(おおうちぼん)。
おおうち‐ひょうえ【大内兵衛】
[1888〜1980]経済学者。兵庫の生まれ。東大教授。のちに法政大学総長。マルクス(主義)経済学の立場で、日本経...
おおうち‐びし【大内菱】
1 唐花菱(からはなびし)の一種。凹凸のある花菱。 2 江戸中期、元禄(1688〜1704)のころ流行したヒシの花...
おおうち‐びと【大内人】
伊勢神宮などで供御(くご)のことをつかさどった官人。
おおうち‐やま【大内山】
京都市仁和(にんな)寺の北にある山。宇多天皇の離宮が置かれた所。 皇居のこと。
おおうち‐よしおき【大内義興】
[1477〜1529]室町後期の武将。安芸(あき)など6国の守護として勢力を振るった。永正5年(1508)前将軍足...
おおうち‐よしたか【大内義隆】
[1507〜1551]戦国時代の武将。義興(よしおき)の子。周防など7か国の守護。少弐・大友・尼子氏らと対戦。老臣...
おおうち‐よしひろ【大内義弘】
[1356〜1400]室町前期の武将。周防など6か国の守護。南北朝の合一に尽力。朝鮮と交易。3代将軍足利義満と対立...
おお‐うつし【大写し】
[名](スル)クローズアップ。「画面いっぱいに—する」
おお‐うなぎ【大鰻】
ウナギ科の魚。全長約2メートルにもなる。熱帯性で、日本では黒潮の影響のある地方に生息し、利根川が北限。
おお‐うなばら【大海原】
広々とした海。大海。
おお‐うみ【大海】
1 広大な海。たいかい。 2 「海賦(かいぶ)」に同じ。「—の摺裳(すりも)」〈紫式部日記〉
おお‐うみうま【大海馬】
ヨウジウオ科の海水魚。大形のタツノオトシゴで、全長約20〜30センチ。本州中部以南から西太平洋、インド洋に分布。
おおうら‐てんしゅどう【大浦天主堂】
長崎市南山手町にあるゴシック風のカトリック教会堂。日本現存最古の洋風建築で、二十六聖人殉教記念聖堂として元治元年(...