まつさか‐うし【松阪牛】
三重県松阪市を中心とする地域で最も長くかつ最終的に肥育された黒毛和種の未経産雌牛の牛肉で、一定の基準に適合したもの...
まつさか‐おどり【松坂踊(り)】
⇒松坂2
まつさか‐し【松阪市】
⇒松阪
まつさか‐もめん【松坂木綿】
松阪付近から産出する木綿織物。縞木綿が主で、元禄(1688〜1704)ころから伊勢神宮参拝の土産物として全国に普及した。
まつ‐ざ【末座】
末席。下座(しもざ)。「—に控える」
まつざき‐こうどう【松崎慊堂】
[1771〜1844]江戸後期の儒学者。肥後の人。名は密・復。字(あざな)は明復。別号、益城。江戸に出て林述斎に朱...
まつざわ‐びょういん【松沢病院】
東京都世田谷区上北沢(旧東京府荏原郡松沢村)にある都立の精神科病院。明治12年(1879)上野で東京府癲狂(てんき...
まつした【松下】
姓氏の一。 [補説]「松下」姓の人物松下見林(まつしたけんりん)松下幸之助(まつしたこうのすけ)松下禅尼(まつした...
まつした‐けんりん【松下見林】
[1637〜1704]江戸前期の儒医・国学者。大坂の人。名は慶・秀明。号、西峯山人。和漢の学に精通し、「三代実録」...
まつした‐こうのすけ【松下幸之助】
[1894〜1989]経営者。和歌山の生まれ。大正7年(1918)改良ソケットを考案して独立し、家庭用の電気器具製...
まつした‐せいけいじゅく【松下政経塾】
松下幸之助が昭和54年(1979)に設立した私塾。指導者の育成を目的とし、国会議員や企業経営者など政財界に多くの人...
まつした‐ぜんに【松下禅尼】
北条時氏の妻。経時・時頼らの母。安達景盛の娘。手ずから障子の切り張りをして、子の時頼に質素倹約の手本を示したという...
まつした‐だいざぶろう【松下大三郎】
[1878〜1935]国語学者。静岡の生まれ。国学院大教授。語辞の分類法など、文法研究に独自の理論体系を確立した。...
まつした‐やすお【松下康雄】
[1926〜2018]官僚・銀行家。兵庫の生まれ。大蔵省で主計局長や事務次官を歴任。退官後は太陽神戸銀行の頭取とな...
まつしま【松島】
宮城県中部、松島湾一帯の景勝地。海食により奇観を呈する大小260余の島があり、松が茂る。日本三景の一。大高森(おお...
まつしま‐みょうじん【松島明神】
宮城県宮城郡松島町にある紫神社の通称。祭神は天御中主神。旧称、村崎(むらがさき)明神。俗称、紫明神。
まつしま‐や【松島屋】
歌舞伎俳優の屋号。7世以後の片岡仁左衛門、およびその一門が用いる。
まつしま‐わん【松島湾】
宮城県中部にある、仙台湾の支湾。松島丘陵の東部が沈降して形成され、島が多い。水深は浅く、カキ・ノリの養殖が盛ん。→松島
まつしろ【松代】
長野市南東部の地名。近世は真田(さなだ)氏の城下町。旧文武学校・佐久間象山邸跡などがある。
まつしろ‐ぐんぱつじしん【松代群発地震】
昭和40年(1965)8月から長野市松代を中心に発生した群発地震。終息した昭和45年(1970)末までに松代で有感...
まつしろ‐マグニチュード【松代マグニチュード】
気象庁の精密地震観測室(長野市松代町)が開発した遠地地震観測システムの呼称。USGS(アメリカ地質調査所)などから...
まつ‐じ【末寺】
本山の支配下にある寺。
まつ‐じつ【末日】
終わりの日。最後の日。特に、ある月の最終日。「期限の—」「三月—」
まつじつせいとイエスキリスト‐きょうかい【末日聖徒イエスキリスト教会】
⇒モルモン教
まつ‐じょ【末女】
すえの娘。ばつじょ。
まつ‐すぎ【松過ぎ】
正月、松飾りを取り払ったあと。松の内が過ぎたころ。7日過ぎ、また15日過ぎをいう。《季 新年》「—のはやくも今日と...
まつせ‐せいせい【松瀬青々】
[1869〜1937]俳人。大阪の生まれ。本名、弥三郎。正岡子規の門人。関西俳壇に重きをなした。句集「妻木」「鳥の...
まつ‐ぜみ【松蝉】
ハルゼミの別名。《季 春》「珊々(さんさん)と—の声揃ひたる/虚子」
まつ‐たけ【松茸】
キシメジ科のキノコ。秋、主にアカマツ林に生え、輪状に並んで出る。傘の表面は茶色、裏面は灰白色で、初め半球形から平ら...
まつたに‐みよこ【松谷みよ子】
[1926〜2015]児童文学作家・民話研究家。東京の生まれ。本名、美代子。坪田譲治に師事。「ちいさいモモちゃん」...
まつだ【松田】
姓氏の一。 [補説]「松田」姓の人物松田浮舟(まつだうきふね)松田耕平(まつだこうへい)松田権六(まつだごんろく)...
マツダ
⇒アフラ=マズダー
まつ‐だい【末大】
末端の方が大きいこと。
まつ‐だい【末代】
1 死んでからのちの世。後世。「—までの恥」 2 道義の衰えた末の世。末世。「かやうの事、—ざまには何となき事にて...
末大(まつだい)必(かなら)ず折(お)る
《「春秋左伝」昭公一一年から》枝葉が大きすぎると、幹が折れる。下の者の勢力が強大になると、上の者は必ず滅びることの...
まつだい‐もの【末代物】
末代までも使用できる堅牢(けんろう)なもの。
まつだいら【松平】
姓氏の一。 [補説]「松平」姓の人物松平容保(まつだいらかたもり)松平定信(まつだいらさだのぶ)松平春岳(まつだい...
まつだいら‐かたもり【松平容保】
[1836〜1893]幕末の会津藩主。京都守護職となって公武合体に尽力し、尊攘急進派の長州藩を一掃したが、鳥羽伏見...
まつだいら‐さだのぶ【松平定信】
[1759〜1829]江戸後期の大名。田安宗武の七男。陸奥(むつ)白河藩主松平定邦の養子。号、楽翁。天明7年(17...
まつだいら‐しゅんがく【松平春岳】
⇒松平慶永(よしなが)
まつだいら‐ただなお【松平忠直】
[1595〜1650]江戸初期の大名。越前福井藩主。結城秀康の長男。大坂の陣での論功を不満として反逆的言動をとり、...
まつだいらちょうしちろうえどにっき【松平長七郎江戸日記】
村上元三の時代小説。徳川家光の架空の甥(おい)、松平長七郎が、江戸の町のさまざまな事件を解決する。昭和38年(19...
まつだいら‐のぶつな【松平信綱】
[1596〜1662]江戸初期の大名。武蔵川越藩主。将軍徳川家光・家綱に仕え、島原天草一揆・由井正雪の乱・明暦の大...
まつだいら‐はるさと【松平治郷】
[1751〜1818]江戸後期の大名。出雲(いずも)松江藩主。号、不昧(ふまい)。藩政の改革に尽力。また、茶人とし...
まつだいら‐ふまい【松平不昧】
⇒松平治郷(はるさと)
まつだいら‐よしなが【松平慶永】
[1828〜1890]幕末の大名。越前福井藩主。号、春岳。日米修好通商条約の締結では勅許を得ることを主張、将軍継嗣...
まつだ‐うきふね【松田浮舟】
江戸初期の手品師。水芸を得意とした。生没年未詳。
まつだ‐こうへい【松田耕平】
[1922〜2002]実業家。広島の生まれ。昭和45年(1970)東洋工業(マツダの前身)の社長に就任、プロ野球球...
まつだ‐ごんろく【松田権六】
[1896〜1986]漆芸家。石川の生まれ。蒔絵(まきえ)にすぐれた。また、日光東照宮や中尊寺金色堂などの修復に従...
まつだ‐ぶんこうどう【松田文耕堂】
江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。通称、和吉。近松門左衛門に師事し、竹本座で活躍。「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさ...