おら【己】
[代]一人称の人代名詞。おれ。おいら。近世には、江戸町人の女性も用いた。
オラ
[感]《「オーラ」とも》やあ。こんにちは。
オライオン
⇒オリオン
おら‐おら
[感]乱暴に言いつけるときなどに発する語。「—、道をあけろ」 [名・形動]俗に、強引または強気な態度・性格を表す語。
おらがはる【おらが春】
江戸後期の俳諧俳文集。1冊。小林一茶著。文政2年(1819)成立。一茶死後25年たった嘉永5年(1852)刊。一茶...
オラクル
神のお告げ。神託。託宣。
オラクル
米国の大手データベースソフトウエア会社。1977年、ラリー=エリソンにより設立。また、同社の代表的製品であるオラク...
オラクル‐データベース
米国オラクル社が開発した、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)。1970年代より、世界初の商用デー...
オラクル‐マスター
日本オラクル社が認定する、オラクルデータベースについての知識や技能を問う資格試験。データベースの運用・管理のほか、...
オラシオン
祈り。祈祷(きとう)。
オラシュチエ‐さんみゃく【オラシュチエ山脈】
《Munţii Orăştie》ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスの山脈の一つ。紀元前1世紀から後1世紀に...
オラショ
キリシタン用語で、祈祷(きとう)。
ソシュール
(Horace-Bénédict de 〜)[1740〜1799]スイスの地質学者・登山家。1786年のモンブラン...
おらっち
[代]《「おらたち」の音変化》一人称の人代名詞。卑俗な男性語。おれ。「ここらで出すのが、—の持ちめえだ」〈魯文・西...
おらてがま【遠羅天釜】
江戸中期の仮名法語集。3巻。寛延2年(1749)刊。白隠慧鶴(はくいんえかく)著。禅に対する考え方や武士の参禅、病...
オラデア
ルーマニア西部の都市。ハンガリーとの国境に近く、クリシュルレペデ川沿いに位置する。17世紀、オスマン帝国に一時支配...
オラデア‐ようさい【オラデア要塞】
《Cetatea Oradea》ルーマニア西部の都市オラデアにある、星形要塞。11世紀、ハンガリー王ラースロー1世...
オラトリオ
《祈祷所(きとうしょ)の意》宗教的な題材をもとに、独唱・合唱・管弦楽から構成される大規模な楽曲。オペラとは異なり、...
オラニエスタッド
《「オランヘスタード」「オランニェスタト」とも》 カリブ海南部、ベネズエラ沖にあるオランダ自治領アルバの首都。アル...
オラニエ‐ナッサウ‐け【オラニエナッサウ家】
《Oranje-Nassau》オランダの王家。16世紀に、ドイツのナッサウ家が南フランスのオラニエ家を相続してから...
オラニエンバウム
ロシアの都市ロモノーソフの旧称。「オレンジの木」を意味するドイツ語に由来する。
オラビ‐じょう【オラビ城】
《Olavinlinna》フィンランド南東部の観光保養地、サボンリンナにある城。フィンランド三古城の一。スウェーデ...
おら・ぶ【叫ぶ】
[動バ四]大声で叫ぶ。また、大声で泣き叫ぶ。「菟原壮士(うなひをとこ)い天仰(あめあふ)ぎ叫び—・び地(つち)を踏...
オラル
カザフスタン西部、西カザフスタン州の都市。同州の州都。旧称ウラリスク。ウラル川、チャガン川の合流点付近に位置し、河...
お‐らん【雄蘭】
スルガランの別名。
オラン
アルジェリア北西部の港湾都市。地中海に面する。アラビア語名ワフラーン。10世紀にスペインのイスラム教徒によって建設...
オランウータン
《マレー語で、「オラン」は人、「ウータン」は森の意》霊長目ヒト科に分類される哺乳類の一属。スマトラオランウータンと...
オランジェット
オレンジのフリュイコンフィを、チョコレートで包んだ菓子。皮の部分のみを細切りにして用いるものと、果肉の部分も残した...
オランジェリー‐きゅうでん【オランジェリー宮殿】
《Orangerieschloss》ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムにある宮殿。19世紀半ば、プロイセ...
オランジュ
フランス南東部、プロバンス地方、ボークリューズ県の都市。保存状態のよい古代ローマ時代の劇場や凱旋門が残っていること...
オランジュリー‐びじゅつかん【オランジュリー美術館】
《Musée de l'Orangerie》パリのチュイルリー公園内にある国立美術館。オランジュリーは「オレンジの...
オランダ
ヨーロッパ北西部の立憲王国。正称、オランダ王国。首都はアムステルダムだが、王室・政府機関などはハーグにある。北海沿...
オランダ‐みつば【オランダ三葉】
セロリの別名。
オランダ‐あやめ【オランダ菖蒲】
1 グラジオラスの別名。 2 アヤメの園芸品種の一。地中海地方原産の数種を交雑しオランダで作られた。5、6月ころ、...
オランダ‐いちご【オランダ苺】
バラ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)で繁殖し、全体に縮れた毛が密生。葉は3枚の小葉からなり、長い柄がある。春、白い...
オランダ‐かいう【オランダ海芋】
サトイモ科の多年草カラーの別名。
オランダ‐がらし【オランダ芥子】
クレソンの別名。
オランダがくへい【おらんだ楽兵】
大池唯雄の小説。昭和12年(1937)上半期の「サンデー毎日」懸賞小説として応募し、入選した作品。
オランダ‐きじかくし【オランダ雉隠】
アスパラガスの別名。
オランダ‐きょうばいほう【オランダ競売法】
売り手が最高値をつけ、買い手が出てくるまでその値を少しずつ下げていく競売法。ダッチオークション。
オランダ‐くだり【オランダ下り】
江戸時代、長崎のオランダ商館長が江戸にのぼって将軍に拝謁したこと。はじめ年1回であったが、寛政2年(1790)以後...
オランダ‐げんげ【オランダ紫雲英】
シロツメクサの別名。
オランダ‐ご【オランダ語】
インド‐ヨーロッパ語族の西ゲルマン語派に属する言語。ドイツ語・英語と特に近い関係にある。オランダのほか、ベルギー北...
オランダ‐ざか【オランダ坂】
長崎市南部にある、幕末以来の外国人居留地跡に残る石畳の坂。
オランダしき‐ぼうえんきょう【オランダ式望遠鏡】
⇒ガリレイ式望遠鏡
オランダ‐ししがしら【オランダ獅子頭】
金魚の一品種。体や尾びれはリュウキンに似て、頭部に大きなイチゴ状の肉こぶがある。
オランダ‐しょうかん【オランダ商館】
江戸時代、日本に置かれたオランダ東インド会社の支店。慶長14年(1609)平戸に設置されたが、寛永18年(1641...
オランダ‐しょうがつ【オランダ正月】
太陽暦の正月。江戸後期、寛政6年閏11月11日(1795年1月1日)、蘭学者の大槻玄沢(おおつきげんたく)が太陽暦...
オランダじい【和蘭字彙】
蘭和辞典。桂川甫周(かつらがわほしゅう)が「ドゥーフハルマ」を校訂し、安政2〜5年(1855〜58)に刊行したもの...
オランダ‐ずみ【オランダ墨】
インクのこと。