おうじ‐が‐たけ【王子が岳】
岡山県南部、児島半島南東部の倉敷市と玉野市の境にある山。標高235メートル。花崗(かこう)岩の巨岩・奇岩が重なり、...
おうじ‐さま【王子様】
王子を敬っていう語。
おうじ‐しょうしょ【王璽尚書】
⇒国璽尚書
おう‐じつ【往日】
過ぎ去った日。昔日。「—を顧みる」
おうじつ‐せい【横日性】
植物の葉の生長の際にみられる、光に対して直角になるように屈曲する性質。傾斜日光屈性。おうにちせい。
おうじ‐どうぶつえん【王子動物園】
神戸市灘区にある市立の動物園。昭和26年(1951)開園。園内に国の重要文化財である旧ハンター住宅がある。神戸市立...
おう‐じびん【王時敏】
[1592〜1680]中国、明末・清初の画家。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は遜之(そんし)。号は烟客(えんかく...
王事(おうじ)盬(もろ)きことなし
《「詩経」唐風・鴇羽から》王室の関与することは堅固であって敗れることはないということ。また、王の事業は堅固でなけれ...
おう‐じゃ【王蛇】
ニシキヘビの別名。おうだ。
おう‐じゃく【尩弱/尫弱】
[名・形動タリ] 1 体力・気力などが弱々しいこと。また、そのさま。柔弱。「—たる弓を敵のとりもて」〈平家・一一〉...
おう‐じゃく【往昔】
「おうせき(往昔)」に同じ。〈字類抄〉
おう‐じゅ【応需】
要求に応じること。「入院—」
おう‐じゅ【横竪】
1 よことたて。 2 空間と時間。 3 仏語。他力と自力。
おう‐じゅう【王充】
[27〜97ころ]中国、後漢の思想家。会稽上虞(じょうぐ)(浙江省)の人。字(あざな)は仲任(ちゅうじん)。「論衡...
おう‐じゅう【王戎】
[234〜305]中国、晋代の隠士。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省)の人。字(あざな)は濬沖(しゅんちゅう)。竹...
おう‐じゅく【黄熟】
[名](スル)草木の実、特に稲・麦などの穂が熟して黄色くなること。こうじゅく。「稲が—する」
おうじゅ‐ほうしょう【黄綬褒章】
業務に精励し、他の人の模範となる者に授与される褒章。昭和30年(1955)制定。綬(リボン)は黄色。
おう‐じょ【王女】
王の娘。⇔王子。
おう‐じょ【皇女】
皇帝・天皇の娘。ひめみこ。こうじょ。⇔皇子(おうじ)。
おう‐じょう【王城】
帝王の居住する城。王宮。また、その所在地。
おう‐じょう【圧状】
1 脅しつけて強制的に書かせた文書。「乞素(こっそ)—と申して政道にも用ひず」〈盛衰記・二三〉 2 無理に押しつけ...
おう‐じょう【往生】
[名](スル) 1 仏語。現世を去って仏の浄土に生まれること。特に、極楽浄土に往(い)って生まれ変わること。 2 ...
おうじょう【皇麞】
雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の大曲。舞は現在伝わっていない。
おうじょう‐ぎわ【往生際】
1 死に際。 2 ついにあきらめなければならなくなった時の態度や決断力。「—が悪い」
おうじょう‐こう【往生講】
極楽往生を願って阿弥陀仏を念ずる仏事。
おうじょうごくらく‐いん【往生極楽院】
京都市左京区にある三千院の本堂。
おうじょう‐ずくめ【往生尽くめ】
不本意なことを強制的に承諾させること。「遺言だと云うのを楯に取って—にして貰った」〈柳浪・骨ぬすみ〉
おうじょう‐でん【往生伝】
極楽浄土に往生した人々の伝記を集めた書物。「日本往生極楽記」「続本朝往生伝」など。
おうじょうようしゅう【往生要集】
仏教書。3巻。源信著。寛和元年(985)成立。諸経論中より往生の要文を抜粋し、往生浄土の道を説いたもの。日本の浄土...
おうじょのにわで【王女の庭で】
《原題、(フランス)Au jardin de l'Infante》フランスの詩人サマンの処女詩集。1893年刊行。
おう・じる【応じる】
[動ザ上一]「おうずる」(サ変)の上一段化。
王事(おうじ)を以(もっ)て家事(かじ)を辞(じ)す
《「春秋公羊伝」哀公三年から》臣下たるものは、帝王の事のためには、個人の家の事は捨てて尽くすべきであるということ。
おう‐じん【応身】
《(梵)nirmāṇa-kāyaの訳語》仏の三身の一。世の人を救うため、それぞれの素質に応じてこの世に姿を現した仏...
おう‐じん【横陣】
横に並んだ陣形。艦隊の隊形にもいう。⇔縦陣。
おうじん‐てんのう【応神天皇】
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢...
おうじんてんのう‐りょう【応神天皇陵】
⇒応神陵古墳
おうじんてんのうりょう‐こふん【応神天皇陵古墳】
⇒応神陵古墳
おうじんりょう‐こふん【応神陵古墳】
大阪府羽曳野(はびきの)市誉田(こんだ)にある、応神天皇陵と伝える5世紀の古墳。古市古墳群を構成する日本最大級の前...
お‐うす【御薄】
薄茶(うすちゃ)を丁寧にいう語。
お‐うす【雄臼】
すり臼・ひき臼の、上下に重なった石のうち下の方の石。⇔雌臼。
おう・す【負す】
[動サ下二] 1 《「おお(仰)す」の上代東国方言》命令する。「潮舟の舳(へ)越そ白波にはしくも—・せたまほか思は...
おう‐すい【王水】
容積が濃硝酸1、濃塩酸3の割合の混合液。通常の酸では溶けない金や白金などの貴金属をも溶かすのでこの名がある。
おう‐すい【黄水】
《「おうずい」とも》嘔吐(おうと)のとき胃から出る、胆汁を含んだ黄色い液。きみず。
おうす‐の‐みこと【小碓尊/小碓命】
⇒日本武尊(やまとたけるのみこと)
おう・ずる【応ずる】
[動サ変][文]おう・ず[サ変] 1 相手の働きかけに対応して行動を起こす。こたえる。「招待に—・ずる」「注文に—...
おう‐せ【逢瀬】
会う時。特に、愛し合う男女がひそかに会う機会。「たまさかの—を楽しむ」
おう‐せい【王制】
1 王が主権をもつ政治制度。君主制。 2 王の定めた制度。
おう‐せい【王政】
1 帝王の政治。 2 君主政体。「絶対—」
おう‐せい【応制】
《「制」は勅命の意》天皇の命令を受けて詩歌を作り、たてまつること。応詔。
おう‐せい【旺盛】
[名・形動]活動力が非常に盛んであること。また、そのさま。「—な好奇心」