おおとも‐の‐やすまろ【大伴安麻呂】
[?〜714]天武から元明朝にかけての武臣。大伴旅人の父。壬申(じんしん)の乱で功績を立て、大納言・大将軍となった...
おお‐とら【大虎】
ひどく酒に酔った人。泥酔者。→虎2
おお‐とり【大鳥/鵬/鳳】
1 コウノトリ・ツル・ハクチョウなど、大形の鳥の総称。古くは、主にコウノトリをいう。 2 想像上の鳥。 ㋐(鵬)「...
おお‐とり【大取(り)】
《多く「大トリ」と書く》演芸会などで最後に出演する人。紅白歌合戦のように、出演者が複数の組に分かれている場合に、各...
おおとり‐いけ【大鳥池】
山形県西部にある堰止(せきと)め湖。新潟との県境にある以東(いとう)岳(標高1771メートル)の北西麓、標高963...
おおとり‐けいすけ【大鳥圭介】
[1833〜1911]江戸末期・明治初期の政治家。兵庫の人。緒方洪庵・江川英竜らに蘭学・兵学を学ぶ。戊辰(ぼしん)...
おお‐とりげ【大鳥毛】
鷹(たか)などの羽で、栗のいが状に大きく作り、槍(やり)の鞘(さや)や馬印としたもの。
おおとり‐じんじゃ【鷲神社】
東京都台東区にある神社。祭神は天之日鷲命(あめのひわしのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)。11月の酉(と...
おおとり‐じんじゃ【大鳥神社】
大阪府堺市西区鳳北町にある神社。旧官幣大社。祭神は、大鳥連祖神(おおとりのむらじのみおやのかみ)、日本武尊(やまと...
おおとり‐たにごろう【鳳谷五郎】
[1887〜1956]力士。第24代横綱。千葉県出身。本名、滝田明。得意技の掛け投げから、ケンケンと呼ばれた。→第...
おおとりづか‐こふん【大鳥塚古墳】
大阪府藤井寺市古室にある、5世紀の古墳。古市古墳群を構成する前方後円墳で、長さ110メートル、高さ12メートル。後...
おおとり‐づくり【大鳥造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、入り口は正面中央に設けられ、内部は外陣・内陣に分かれる。堺市の大鳥神社が代表例。
おおとり‐の【大鳥の】
[枕]大鳥の両翼が重なり合う「羽交い」の意から、地名の「羽易(はがひ)」にかかる。「—羽易の山に」〈万・二一〇〉
おおと・る
[動ラ四]⇒おぼとる [動ラ下二]⇒おぼとる
おお‐とろ【大とろ】
マグロの腹肉。もっとも脂肪が多い部分。刺し身・すしだねにする。→中とろ
おお‐どう【大胴】
大鼓(おおつづみ)のこと。
おお‐どうぐ【大道具】
1 舞台装置のうち、建物・背景・樹木・岩石など、大がかりな飾りつけの総称。⇔小道具。 2 「大道具方」の略。
おおどうぐ‐かた【大道具方】
大道具の製作・飾りつけなどを担当する人。
おおどおり‐こうえん【大通公園】
北海道札幌市の中心部を東西に広がる公園。さっぽろテレビ塔などがある。毎年2月には、さっぽろ雪まつりの会場にもなる。
おお‐どか
[形動][文][ナリ]性質がこせこせしないでおっとりしているさま。おうよう。おおらか。「王女の下脹(しもぶく)れた...
おお‐ど・く
[動カ四]おっとりしている。のんびりしている。おうようである。「人のさまいとらうたげに—・きたれば」〈源・東屋〉 ...
おお‐どこ【大所】
「おおどころ」の略。
大所(おおどこ)の犬(いぬ)となるとも小家(こいえ)の犬(いぬ)となるな
どうせ人に仕えるならば、勢力のある人を選べ。犬になるとも大どこの犬になれ。
おお‐どころ【大所】
1 大きな構えの家。財産家。大家(たいけ)。おおどこ。 2 勢力のある、主だった人。大家(たいか)。重鎮。「財界の...
おお‐どしま【大年増】
年増の中でも、かなり年をとった女性。
おお‐どしより【大年寄】
豊臣時代の五大老、および江戸幕府の大老のこと。
おおどまり【大泊】
サハリン(樺太)の都市コルサコフの日本統治時代の名称。
おお‐ども【大供】
《「子供」に対して作られた語》大人。多く、子供っぽい大人をからかい、皮肉っていう語。「各町内の要所要所には—子供の...
おお‐どろ【大どろ】
歌舞伎下座音楽で、大太鼓を長ばちで小刻みに打つ鳴り物。幽霊・妖怪・神仏などの出現する場面の幕切れや、つなぎに用いる...
おお‐な【大名】
1 事物の総称。 2 村や町を大分けにした地区の名。大字(おおあざ)。⇔小名(こな)。
おおな‐おおな
[副] 1 人目をはばからず夢中になるさま。本気になって。ひたすら。「—言出づることをものうくはもてなすべきぞ」〈...
おお‐なおび【大直毘/大直日】
大直毘神を祭る行事。また、その後の宴会。
おおなおび‐の‐かみ【大直毘神】
禍(わざわ)いや穢(けが)れを改め直す神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。
おお‐なかぐろ【大中黒】
1 鷲(わし)の矢羽根で、中央部の黒い斑(ふ)が大きいもの。 2 紋所の名。輪の中央の横線が太いもの。一つ引両(ひ...
おお‐なかじろ【大中白】
鷲(わし)の矢羽根で、中央部の白い斑(ふ)が大きいもの。
おおなかとみ‐の‐よしのぶ【大中臣能宣】
[921〜991]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。梨壺(なしつぼ)の五人の一人として後撰集を撰進。歌は拾遺集・後...
おお‐なき【大泣き】
[名](スル)大きな声をあげて泣くこと。激しく泣くこと。「恩師の死に—する」
おお‐なた【大鉈】
大きな、なた。
大鉈(おおなた)を振(ふ)る・う
思いきって切るべきものは切って整理をする。「予算削減に—・う」 [補説]「大鉈を振る」とするのは誤り。
おお‐なだい【大名題】
1 江戸時代の歌舞伎で、1日の狂言全体に通じる題名。また、その題名を記して、劇場正面に立てる大きな看板。→小名題 ...
おお‐なみ【大波】
高く大きな波。高く寄せてくる波。⇔小波。
おおなみ‐の‐いけ【大浪池】
鹿児島県北東部にある円形の火口湖。霧島(きりしま)火山群内にあり、山頂火口湖としてはわが国最大級のもの。面積0.4...
おおなみ‐こなみ【大波小波】
[連語]縄跳びで、長い縄の端を二人が持って振りまわし、他の子供が飛び越えるときに歌われる遊び歌の一節。あとに「ぐる...
おおなみ‐どおり【大浪通り】
大阪市内、浪速区から大正区に至る道路の呼び名。木津川に架かる大浪橋をわたり、尻無川に平行して南下する。
おおなむち‐の‐かみ【大己貴神/大穴牟遅神】
大国主命(おおくにぬしのみこと)のこと。大己貴命(おおなむちのみこと)。
おお‐なめ【大滑】
馬具の一つで、鞍(くら)の下に敷く滑(なめ)の大形のもの。唐鞍(からくら)に用い、美しく飾った縁どりをしてある。は...
おお‐なめ【大嘗】
「大嘗祭(おおなめまつり)」の略。→だいじょうさい(大嘗祭)
おおなめ‐まつり【大嘗祭】
⇒だいじょうさい(大嘗祭)
おお‐なら【大楢】
ミズナラの別名。
おおなると‐きょう【大鳴門橋】
本州四国連絡橋の一。鳴門海峡をまたいで淡路島と鳴門市の大毛島(おおげじま)とを結ぶ吊り橋。昭和60年(1985)開...