おお‐みずなぎどり【大水薙鳥】
ミズナギドリ科の海鳥。全長49センチくらい。体の上面が黒褐色、下面は白色。島の傾斜地に穴を掘って産卵する。日本近海...
おお‐みそか【大晦日】
1年の最終の日。12月31日。おおつごもり。《季 冬》「—分別ばかり残りけり/許六」
おおみ‐たから【大御宝】
天皇の民。国民。「天の下の—の取り作れる奥つ御歳を」〈祝詞・広瀬大忌祭〉
おお‐みだいどころ【大御台所】
先代将軍の夫人の敬称。
おお‐みだし【大見出し】
1 新聞・雑誌などで、目立つように大きな活字を用いた見出し。⇔小見出し。 2 文章全体を総括した見出し。
おお‐みち【大道】
1 広い道。大通り。だいどう。⇔小道。 2 36町(約3924メートル)を1里とする里程。⇔小道。 3 長い道のり...
おおみなと【大湊】
青森県むつ市西部の地名。大湊港はもと旧日本海軍要港部のあった軍港。
おおみなと‐わん【大湊湾】
青森県北東部、下北半島のくびれた部分にある湾。陸奥(むつ)湾の支湾。オオハクチョウ・コクガンの渡来地。大湊港には海...
おおみね【大峰】
大峰山(おおみねさん)の略称。
おおみね‐いり【大峰入り】
修験者が、大峰山に登って修行すること。順の峰入りと逆の峰入りがある。峰入り。
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と...
おおみね‐さん【大峰山】
奈良県南部、大峰山脈の主要部の諸峰。特に、山上ヶ岳の通称。修験道の霊山。
おおみねさん‐じ【大峰山寺】
奈良県吉野郡天川村にある寺院。のちに修験道の開祖となった役(えん)の行者(ぎょうじゃ)が修行をし、開いたとされる霊...
おおみね‐ひじり【大峰聖】
大峰山で修行する修験者。
おおみはふり‐の‐うた【大御葬の歌】
雅楽寮大歌で、天皇の葬送のときに演奏するもの。古事記の上代歌謡をもとにしており、現代でも大葬のときに演奏する。
おおみ‐み【大御身】
天皇のからだ。玉体(ぎょくたい)。「—に太刀取り佩(は)かし」〈万・一九九〉
おお‐みや【大宮】
1 ㋐神の御座所。神社。「今年—および大寺をつくらしむ」〈舒明紀〉 ㋑天皇の御所。皇居。「天皇(すめろき)の神の尊...
おおみや【大宮】
埼玉県さいたま市中北部の区。旧市名。武蔵国一の宮の氷川(ひかわ)神社がある。江戸時代は中山道の宿駅、明治期は鉄道の...
おおみや‐アルディージャ【大宮アルディージャ】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンはさいたま市。昭和44年(1969)発足の電電公社(NTT)...
おおみや‐く【大宮区】
⇒大宮
おおみやこうえん‐しょうどうぶつえん【大宮公園小動物園】
さいたま市大宮区、大宮公園内にある小動物園。昭和28年(1953)開園。埼玉県の県鳥であるシラコバトを飼育する。
おおみや‐ごしょ【大宮御所】
太皇太后または皇太后の御所。
おおみや‐し【大宮市】
⇒大宮
おお‐みやすんどころ【大御息所】
先帝の御息所。また、天皇の母。おおみやすどころ。「—とていますがりけるいとこなりけり」〈伊勢・六五〉
おおみや‐づかえ【大宮仕へ】
《「おおみやつかえ」とも》宮中に奉仕すること。「藤原の—生(あ)れつくや娘子(をとめ)がともはともしきろかも」〈万...
おおみや‐づかさ【大宮司】
「だいぐうじ(大宮司)」に同じ。
おおみや‐どおり【大宮通り】
京都市街地を南北に貫く幹線道路の呼び名。通りの南に西本願寺・東寺がある。途中二条城で中断。全長約10キロ。平安京の...
おおみや‐どころ【大宮所】
《「おおみやところ」とも》皇居のある地。また、皇居。「ももしきの—見れば悲しも」〈万・二九〉
おおみや‐びと【大宮人】
《上代は「おほみやひと」》宮中に仕える人。殿上人(てんじょうびと)。「ももしきの—に語り継ぎてむ」〈万・四〇四〇〉
おおみや‐ほうかだいがくいんだいがく【大宮法科大学院大学】
さいたま市にあった私立大学。平成16年(2004)に開校した法科大学院で、第二東京弁護士会と提携して運営していた。...
おおみ‐よ【大御代】
天皇の治める時代。天皇の治世。
おおみわ‐じんじゃ【大神神社】
奈良県桜井市三輪町にある神社。旧官幣大社。祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)の和魂(にきみたま)である大物主神(お...
おお‐む【御/大御】
[接頭]⇒おおん
おお‐むかし【大昔】
非常に遠い昔。太古。
おお‐むかで【大蜈蚣】
オオムカデ科のムカデ。体長7〜13センチと大形で、暗緑色であるが、頭だけ赤みを帯び、足は21対ある。本州以南に分布...
おお‐むぎ【大麦】
イネ科の一年草。高さ約1メートル。茎は中空で、節間は長い。葉は幅広く白緑色。太い円柱形の穂をつくり、長い芒(のぎ)...
おお‐むこう【大向こう】
《向こう桟敷の後方にあるところから》 1 劇場で、舞台から見て正面後方にある立見の場所。一幕見(ひとまくみ)の観覧...
大向(おおむ)こうを唸(うな)ら◦せる
役者が、うまい芸で大向こうの観客を感嘆させる。また、一般にすぐれた技巧で多くの人々の人気を博する。 [補説]「大向...
おおむた【大牟田】
福岡県南西部、有明海に面する市。三池炭田を背景に発展し、石炭関連工業で繁栄。現在は重化学工業が盛ん。人口12.4万...
おおむた‐し【大牟田市】
⇒大牟田
おおむたし‐どうぶつえん【大牟田市動物園】
福岡県大牟田市にある動物園。昭和16年(1941)開園。延命(えんめい)公園内にあり、延命動物園ともよばれる。
おお‐むね【大旨/概ね】
[名]だいたいの趣旨。あらまし。「—は了承した」 [副](概ね)その状態が大部分を占めるさま。だいたい。おおよそ。...
おお‐むね【大棟】
屋根の頂部の、水平な棟。
おおむら【大村】
長崎県、大村湾東岸にある市。大村氏の城下町で、大村純忠(おおむらすみただ)のときに、ポルトガルとの交易で繁栄。大村...
おおむら【大村】
姓氏の一。 [補説]「大村」姓の人物大村智(おおむらさとし)大村純忠(おおむらすみただ)大村益次郎(おおむらますじろう)
おお‐むらさき【大紫】
1 (大紫蝶)タテハチョウ科で最大のチョウ。翅(はね)の開張9センチくらい。色は黒っぽく、雄では前翅に紫色の光沢が...
おおむら‐さとし【大村智】
[1935〜 ]化学者。薬学者。山梨の生まれ。微生物から発見した新物質によって、多くの医薬・農薬・生化学研究用試薬...
おおむら‐し【大村市】
⇒大村
おお‐むらじ【大連】
大和朝廷で、大化の改新以前に大臣(おおおみ)と並ぶ最高官。連の姓(かばね)をもつ氏族中の最有力者が就任。大伴・物部...
おおむら‐すみただ【大村純忠】
[1533〜1587]戦国時代の武将。日本初のキリシタン大名。洗礼名バルトロメヨ。南蛮貿易中心の外交政策を行い、大...