ほっけ‐じ【法華寺】
奈良市にある真言律宗の尼寺。天平年間(729〜749)光明皇后が父藤原不比等の邸宅を寺として、総国分寺の東大寺に対...
ほっけ‐じっこう【法華十講】
法華経8巻を8座とし、開経の無量義経1巻、結経の観普賢経1巻を加えて10座とし、これを1日1座の10日、または朝夕...
ほっけ‐せんぼう【法華懺法】
法華経を読誦して罪障を懺悔(さんげ)し、後生善所を願う法要。天台宗の重要な儀式で、略式のものは日常行われる。
ほっ‐けつ【北闕】
《「闕」は宮城の門の意》 1 皇居の北の正門。 2 宮城。皇居。宮中。内裏(だいり)。
ほっけ‐どう【法華堂】
1 法華三昧(ざんまい)を行う堂。法華三昧堂。三昧堂。 2 皇家・貴人の納骨堂。 奈良の東大寺にある堂舎の一。国...
ほっけ‐ねはんじ【法華涅槃時】
天台宗で説く五時(ごじ)の第五。釈迦の説法を生涯にわたって五つに分けたうちの最後の時。般若(はんにゃ)開説から入寂...
ほっけ‐はっこう【法華八講】
法華経8巻を8座に分け、ふつう1日に朝夕2座講じて4日間で完了する法会。八講会。八講。
ほっけ‐ほう【法華法】
法華経を転読して安全息災などを祈る修法。
ほっけ‐まんだら【法華曼荼羅】
1 密教で法華法を修する際に本尊として用いる曼荼羅図。中央の宝塔内に釈迦(しゃか)・多宝の二仏を、周囲に菩薩(ぼさ...
ほっけめつざい‐の‐てら【法華滅罪之寺】
⇒法華寺(ほっけじ)
ほっけもんぐ【法華文句】
中国、隋代の仏教書。智顗(ちぎ)が講説し、灌頂(かんじょう)が筆録。20巻。法華三大部の一。法華経の経文の各句を注...
ほっ‐けん【北絹/黄絹】
《「ほっ(黄)」は唐音》室町時代に中国の東京(トンキン)から渡来した、黄繭の糸で織った薄い平絹。ほっけんつむぎ。
ほっ‐けん【法眷】
⇒はっけん(法眷)
ほっけん【法顕】
中国、東晋時代の僧。平陽(山西省)の人。399年、60余歳で仏典を求めて陸路インドに行き、14年後に海路帰国。その...
ほっけんでん【法顕伝】
⇒仏国記(ぶっこくき)
ホッケー
11人編成の2チームが相対し、各自が木製または炭素素材のスティックでボールを打ち、相手ゴールに入れて得点を競う競技...
ほっ‐こう【北光】
オーロラのこと。
ほっ‐こう【北郊】
北の方の郊外。
ほっこう‐どおり【北港通り】
大阪市内を走る道路の呼び名。沿線にUSJなどがある。
ほっ‐こく【北国】
1 北方の国。北方の土地。きたぐに。北州。 2 北陸道の諸国。「越前の国よりはじめて—の勢そろへて上るべし」〈平...
ほっこく‐あかえび【北国赤海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長12センチくらいのエビで、全身赤色。富山県以北の日本海に産し、刺身やすし種にする。あまえび。
ほっこく‐かいせん【北国廻船】
江戸時代、蝦夷(えぞ)地や東北・北陸地方と大坂・兵庫などを西廻り航路で結んだ廻船。主に北国の海産物を上方(かみがた...
ほっこく‐かいどう【北国街道】
北陸街道と中山道をつなぐ街道。中山道の信濃追分(おいわけ)から小諸・上田・高田を経て北陸街道の直江津(なおえつ)に...
ほっこく‐しんぶん【北国新聞】
北国新聞社が発行する地方紙。同社の本社は石川県金沢市にある。明治26年(1893)創刊。主に石川県内で読まれる。同...
北国(ほっこく)の雷(かみなり)
着の身着のままであることをしゃれていう語。北国で鳴ることから「北鳴り」を「着たなり」に掛けたもの。
ほっこく‐ぶね【北国船】
中世末期から江戸中期にかけ、日本海海域で活躍した大型廻船。平底で船首がまるく、舷側に垣立(かきたつ)がない。順風で...
ほっこり
[副](スル) 1 いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「—と暖かい綿入れ」「心が—する話」 2 ふくよかなさま。「...
ほっ‐さ【発作】
[名](スル)病気の症状が急激に起こること。ふつう短時間でおさまる。「右膝に疾を得て、時々—しければ」〈中村訳・西...
ほっさせい‐しんぼうさいどう【発作性心房細動】
心房細動のうち、突然起こり、数時間から数日以内に自然に正常な洞調律に戻るもの。
ほっさせいじょうしつせい‐ひんぱく【発作性上室性頻拍】
心臓の心室よりも上方にある心房や房室結節の領域から突然発作的に生じる頻脈性不整脈の総称。房室結節回帰性頻拍・房室回...
ほっさ‐てき【発作的】
[形動]激しい症状が突然に起こるさま。転じて、突然ある行動に出るさま。「—に笑いだす」
ほっ‐し【法師】
⇒ほうし(法師)
ほっ‐し【法嗣】
⇒ほうし(法嗣)
ほっ‐しゅ【法主】
⇒ほうしゅ(法主)
ほっ‐しょう【法性】
仏語。すべての存在や現象の真の本性。万有の本体。真如。実相。法界。ほうしょう。
ほっしょう‐しん【法性身】
仏語。 1 仏陀(ぶっだ)の肉体に対して、その悟った真如の法を本性とする色も形もない仏。法性法身。 2 「法身(ほ...
ほっしょう‐じ【法性寺】
京都市東山区にある浄土宗西山禅林寺派の寺。山号は、大悲山。延長3年(925)藤原忠平の創建。開山は天台座主法性房尊...
ほっしょう‐じ【法勝寺】
京都市左京区にあった寺。六勝寺(ろくしょうじ)の一。承暦元年(1077)白河天皇の勅願で創建。金堂・経蔵・鐘蔵・講...
ほっしょうじ‐りゅう【法性寺流】
和様書道の流派の一。法性寺殿とよばれた藤原忠通に始まる。藤原行成の書風に力強さを加えたもので、武家社会で広く行われた。
ほっしり
[副] 1 矢が的などを射抜く音や、そのさまを表す語。「こなたの目を—と射貫くところであった」〈和泉流狂・千鳥〉 ...
ほっ‐しん【法身】
1 《(梵)dharma-kāyaの訳》仏語。仏の三身の一。永遠不滅の真理そのもの。理法としての仏。法性身(ほっし...
ほっ‐しん【発心】
[名](スル) 1 仏語。悟りを得ようとする心を起こすこと。菩提心(ぼだいしん)を起こすこと。仏門に入ること。発菩...
ほっ‐しん【発疹】
皮膚や粘膜に現れる色や形の病的変化。麻疹(はしか)・風疹(ふうしん)・水痘(すいとう)などでみられる。はっしん。
ほっしんしゅう【発心集】
鎌倉時代の仏教説話集。3巻または8巻。鴨長明著。建保4年(1216)以前の成立とされるが未詳。発心譚・遁世譚・往生...
ほっしん‐せっぽう【法身説法】
仏語。真理としての法そのものが説法しているということ。密教で、大日如来が法身のままで説法すること。また、その説法。
ほっしん‐チフス【発疹チフス】
リケッチアの一種プロワツェキイがシラミの媒介により感染して起こる感染症。10〜14日間の潜伏期ののち発症し、高熱や...
ほっしん‐ねつ【発疹熱】
リケッチアの一種チフイが感染して起こる感染症。ネズミのノミが媒介する。発疹チフスに似て発熱・発疹がみられるが、症状...
ほっ‐しんのう【法親王】
⇒ほうしんのう(法親王)
ほっしん‐ぶつ【法身仏】
法身である仏。仏そのもの。
ほっしんわかしゅう【発心和歌集】
選子内親王による自撰和歌集。寛弘9年(1012)成立。1巻。斎院として長く神に仕える身であった著者が、和歌により仏...