おぼ【凡】
[形動ナリ]⇒おお(凡)
オボアルブミン
卵白に含まれる主要なたんぱく質。鶏卵の場合、卵白の約65パーセントを占める。卵アレルギーの代表的なアレルゲンだが、...
おぼう‐きちさ【お坊吉三】
歌舞伎狂言「三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)」に登場する三人吉三の一人。武家上がりの盗賊。
お‐ぼうさん【御坊さん】
1 僧を敬い親しんでいう語。 2 世俗のことに通じていない人。「所帯向の事は一向—であったから」〈紅葉・多情多恨〉...
おぼえ【覚え】
1 覚えること。習得。理解。「—が早い」 2 記憶に残っている事柄。また、思い当たること。心覚え。「この顔には—が...
おぼえ‐がき【覚(え)書(き)】
1 忘れないように書き留めておくこと。また、その文書。メモ。備忘録。覚え。 2 条約に付帯した、あて名も署名もない...
おぼえ‐こ・む【覚え込む】
[動マ五(四)]頭の中にしっかりと記憶する。技術などを身につける。「操作のしかたを—・む」
おぼえ‐ず【覚えず】
[副]無意識のうちに。知らず知らず。「迫真の演技に—息をのむ」
おぼえ‐ちょう【覚え帳】
1 備忘録。 2 商家で、売買の金額などを書いておく帳面。
覚(おぼ)えていろ
「あとで必ず仕返しをしてやるから、このことは忘れるな」の意。けんかなどで負けたときの捨てぜりふとして言う。
おぼえ‐な・し【覚え無し】
[形ク]思いがけない。心当たりがない。「扇を鳴らし給へば、—・き心地すべかめれど」〈源・若紫〉
おぼ・える【覚える】
[動ア下一][文]おぼ・ゆ[ヤ下二]《「おもほゆ」の音変化。「ゆ」は、もと、自発・可能の助動詞で、自然に思われる、...
おぼ‐おぼ
[副]態度がはっきりしないさま。ぼんやり。「怪しきまで言(こと)少なに、—とのみ物し給ひて」〈源・蜻蛉〉
おぼおぼ・し
[形シク] 1 ぼんやりして、はっきりとしない。おぼろげである。「たそがれ時の—・しきに」〈源・常夏〉 2 隔てが...
おぼこ
[名・形動]《「うぶこ(産子)」の音変化か》 1 まだ世慣れていないこと。また、そのさまや、そういう人。「—な娘」...
オボ‐こくりつこうえん【オボ国立公園】
《Ôbo National Parks》⇒オボ自然公園
おぼこ‐むすめ【おぼこ娘】
世間ずれしていない、うぶな娘。
お‐ぼし【男星】
彦星(ひこぼし)。
おぼし・い【思しい/覚しい】
[形][文]おぼ・し[シク]《「おもほし」の音変化》 1 (「…とおぼしい」「…とおぼしき」の形で)…と思われる。...
オボ‐しぜんこうえん【オボ自然公園】
《Parque Natural Ôbo》アフリカ西岸、ギニア湾東部のサントメプリンシペにある国立公園。同国を構成す...
おぼし‐めし【思し召し】
1 相手を敬って、その考えや気持ちをいう語。お考え。ご意向。「神の—にかなう」「せっかくの—ですが」 2 金額を相...
おぼし‐め・す【思し召す】
[動サ五(四)]《「おもほしめす」の音変化》「思う」の尊敬語。「おぼす」より敬意が高い。 1 お思いになる。お考え...
おぼ・す【思す】
[動サ四]《「おもほす」の音変化》「思う」の尊敬語。 1 お思いになる。お考えになる。「そもそもいかやうなる心ざし...
おぼ‐ち
《「おぼ」は心のふさがる意。「ち」は釣り針》釣り針をのろっていう語。持ち主を不幸にするよくない釣り針。「この鉤は、...
オボック
ジブチ東部の港町。アデン湾の支湾、タジュラ湾の北岸に位置する。フランス租借地時代の19世紀末の一時期、ジブチに代わ...
お‐ぼっちゃん【御坊ちゃん】
1 他人の息子を敬っていう語。 2 世間を知らない男をあざけっていう語。「いくつになっても—で困る」
おぼつか‐な・い【覚束無い】
[形][文]おぼつかな・し[ク] 1 物事の成り行きが疑わしい。うまくいきそうもない。「昨年並みの収穫は—・い」「...
おぼと・る
[動ラ四]乱れ広がる。「莢(ざうけふ)に延(は)ひ—・れる屎葛(くそかづら)絶ゆることなく宮仕へせむ」〈万・三八五...
おぼほ・し
[形シク]《「おほほし」「おぼぼし」とも》 1 おぼろげである。ぼんやりしている。「雲間よりさ渡る月の—・しく相見...
おぼほ・す【思ほす】
[動サ四]《「おもほす」の音変化か》「思う」の尊敬語。お思いになる。「見も知らずをかしく—・して歩み入り給へど」〈...
おぼほ・る【惚ほる】
[動ラ下二]《「溺(おぼ)ほる」と同語源》放心する。ぼんやりする。「むげに世を思ひ知らぬやうに—・れ給ふなむ、いと...
おぼほ・る【溺ほる】
[動ラ下二] 1 水中に沈む。転じて、おぼれる。「俊蔭は、激しき浪風に—・れ、知らぬ国に放たれしかど」〈源・絵合〉...
オボムコイド
卵白に含まれる糖たんぱく質。鶏卵の場合、卵白の約13パーセントを占める。卵アレルギーの代表的なアレルゲンとしても知...
おぼ‐めか・し
[形シク]《動詞「おぼめく」の形容詞化》 1 はっきり見えない。おぼろげである。「夕涼みといふほど、物のさまなども...
おぼ‐めか・す
[動サ四] 1 それとなくわからせる。ほのめかす。「思はずにも—・い給ふかな」〈源・帚木〉 2 得意になって、小鼻...
おぼ‐め・く
[動カ四] 1 はっきりしないさまである。あいまいである。ぼやける。「源氏に琴(きん)の御こと賜ひて遊ばす。つつむ...
おぼ・ゆ【覚ゆ】
[動ヤ下二]「おぼえる」の文語形。
おぼ・る【溺る】
[動ラ下二]「おぼれる」の文語形。
おぼれ‐じに【溺れ死に】
[名](スル)おぼれて死ぬこと。水死。溺死(できし)。「深みにはまって—する」
おぼれ‐だに【溺れ谷】
陸上で谷であった所が、陸地の沈降や海面の上昇によって海水が浸入し、入り江となったもの。
おぼれる【溺レる】
川上弘美の短編小説。同作を表題作とする短編小説集は平成11年(1999)刊行で、他に「さやさや」「百年」などの作品...
おぼ・れる【溺れる】
[動ラ下一][文]おぼ・る[ラ下二]《「おぼ(溺)ほる」の音変化》 1 泳げないで死にそうになる。また、水中に落ち...
溺(おぼ)れる者(もの)は藁(わら)をも掴(つか)む
危急に際しては、頼りにならないものにもすがろうとする。
おぼ‐ろ【朧】
[名] 1 タイ・ヒラメ・エビなどの肉をすりつぶして味を付け、いり煮にした食品。そぼろ。 2 「朧昆布」「朧豆腐」...
おぼろ‐おぼろ【朧朧】
[副]ぼうっとかすんでいるさま。ぼんやり。「過ぎ去ッた事は山媛(やまひめ)の霞に籠(こも)ッて—、とんと判らぬ事而...
おぼ‐ろか
[形動][文][ナリ]はっきりしないさま。ぼんやりとしているさま。「総てが如何にも又、間のろく—な色を帯んで聞える...
おぼろ‐ぎん【朧銀】
1 銀細工の器物の表面を梨子地(なしじ)にして光沢を消したもの。 2 銅3、銀1の割合の合金。装飾品などに使う。
おぼろ‐ぐも【朧雲】
空一面に広がる高層雲のこと。雨の前兆になる。
おぼろ‐け
[形動ナリ] 1 (多く、あとに否定表現を伴って用いる)程度が普通であるさま。通り一遍であるさま。「歌詠むと知りた...
おぼろ‐げ【朧げ】
[形動][文][ナリ]《「げ」は接尾語》はっきりしないさま。不確かなさま。「—な記憶」 [補説]「おぼろけ」が、月...