おお‐ばしょ【大場所】
1 広い場所。 2 正式の場所。 3 相撲の本場所。
おお‐ばたん【大巴旦】
インコ科の鳥。全長約50センチ。全身、薄い桃色を帯びた白色で、冠羽は濃い桃色。モルッカ諸島に分布。飼い鳥とされる。
おお‐ばなし【大話】
1 盛んに話し込むこと。長話をすること。また、その話。「ちとお上んさい。今—があるところです」〈左千夫・隣の嫁〉 ...
おお‐ばね【大羽】
鳥の羽毛のうち、綿羽(めんう)でなく、皮膚に植わっている羽。羽軸に沿って羽枝が密生している羽。
おおば‐ひろし【おおば比呂司】
[1921〜1988]漫画家。北海道の生まれ。兵役、新聞社勤務を経て、新聞や雑誌に数多くの作品を発表。温かくほのぼ...
おおば‐ぼだいじゅ【大葉菩提樹】
アオイ科の落葉高木。東北から北海道の山地に自生。葉は円形で先がとがり、裏面に毛があって白く見える。夏、淡黄色の小花...
おおばみ‐だけ【大喰岳】
長野・岐阜県境、飛騨山脈の槍ヶ岳の南にある山。標高3101メートル。
おおば‐みなこ【大庭みな子】
[1930〜2007]小説家。東京の生まれ。本名、美奈子。アラスカの風土を背景に描いた「三匹の蟹(かに)」で芥川賞...
おおば‐みねばり【大葉峰榛】
ヨグソミネバリの別名。
おおばやし‐のぶひこ【大林宣彦】
[1938〜2020]映画監督。広島の生まれ。自主映画・テレビコマーシャルの制作を経て、恐怖映画「HOUSE ハウ...
おおば‐やどりぎ【大葉宿木】
オオバヤドリギ科の常緑低木。暖地にみられ、シイ・カシ類に寄生する。葉は厚く、広楕円形。晩秋、赤褐色の花をつけ、実も...
おおば‐やなぎ【大葉柳】
ヤナギ科の落葉高木。北地の川岸に多く、樹皮は灰色で深く縦に裂ける。葉は楕円形。雌雄異株。5、6月ごろ、新葉とともに...
おお‐ばん【大判】
1 紙・帳面・書籍などで、普通のものより紙の寸法の大きいもの。「—の日記帳」 2 安土桃山・江戸時代の大形の楕円形...
おお‐ばん【大番】
1 「大番役」の略。 2 「大番組」の略。 [補説]書名別項。→大番
おお‐ばん【大鷭】
クイナ科の鳥。全長38センチくらい。アシなどの茂った水辺にみられ、全身黒色でバンに似るが、額からくちばしは白色。足...
おおばん【大番】
獅子文六の長編小説。昭和31年(1956)から昭和33年(1958)にかけて「週刊朝日」誌に連載。単行本は「雲の巻...
おおばん‐カメラ【大判カメラ】
フィルムサイズが4×5インチ判以上の大型のシートフィルムを用いるビューカメラの総称。スタジオ撮影向けのモノレールカ...
おおばん‐がしら【大番頭】
1 大番衆の長。 2 大番組の長。
おおばん‐きん【大判金】
「大判2」に同じ。
おおばん‐ぐみ【大番組】
江戸幕府の職名。老中に属して戦時にはいくさの先頭に立ち、平時には江戸城・大坂城・京都二条城および江戸市中を交代で警...
おおばん‐ざ【大判座】
江戸時代、幕府の命を受け、大判鋳造をつかさどった役所。京都の後藤徳乗がその特権を与えられ、後藤家が代々世襲。
おおばん‐しゅう【大番衆】
鎌倉時代、大番役勤務の武士たち。
おおばん‐ぶるまい【大盤振(る)舞(い)】
[名](スル)「おうばんぶるまい(椀飯振る舞い)」に同じ。「仲間を連れて—する」
おおばん‐やき【大判焼(き)】
「今川焼き」に同じ。
おおばん‐やく【大番役】
平安末から鎌倉時代、内裏・院の御所や京都市中の警固役(京都大番役)。御家人役の一つで、諸国の武士が交代で当たり、守...
おお‐パンダ【大パンダ】
ジャイアントパンダ。→パンダ1
おお‐ひえ【大比叡】
比叡山の二峰のうち、大きいほうの呼称。大岳(おおだけ)。
おお‐ひきがえる【大蟇】
無尾目ヒキガエル科のカエル。体長12〜25センチ。耳腺が大きく、強い毒液を出す。南アメリカ北部の原産で、害虫駆除の...
おお‐ひきめ【大蟇目】
鏑(かぶら)の一種。犬追物や笠懸などに用いる蟇目で、大形のもの。また、それをつけた矢。
おお‐ひげまわり【大鬚回】
⇒ボルボックス
おおひと‐おんせん【大仁温泉】
静岡県伊豆の国市の南端にある温泉。狩野川に臨む。泉質は単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉。
おお‐ひめぎみ【大姫君】
貴人の長女の敬称。姉姫。おおいぎみ。「—をいかで内に参らせ奉らむとおぼす」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
おお‐ひめぐも【大姫蜘蛛】
ヒメグモ科のクモ。体長4〜8ミリ。腹部は球形に近く、褐・白・黒・緑・黄色などの複雑な模様で、変異が多い。家の中や野...
おおひ‐やき【大樋焼】
加賀金沢の楽焼き。寛文年間(1661〜1673)に、金沢の大樋で、京都の陶工長左衛門が創始。
おお‐ひら【大平】
平たくて大きな椀。煮物などを盛る。大平椀。
おおひら【大平】
姓氏の一。 [補説]「大平」姓の人物大平正芳(おおひらまさよし)
おおひら‐さん【太平山】
栃木県栃木市中部にある山。標高343メートル。太平山神社があり、関東平野の眺望がよい。桜の名所。
おおひら‐は【大平派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会の昭和46年(1971)から同55年(1980)における通称。会長は大平正芳...
おおひら‐まさよし【大平正芳】
[1910〜1980]政治家。香川の生まれ。外相・蔵相などを経て、昭和53年(1978)首相。2年後不信任案可決で...
おおひるめ‐の‐むち【大日孁貴】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の異称。
おお‐ひろま【大広間】
多人数での会合・宴会などができる特別広い部屋・座敷。 江戸城内の広間のうち、式日などに国持ち大名、四位以上の外様大...
おお‐びき【大引き】
1 床板および根太を支える横材。尾引き。 2 めくりカルタを三人でするとき、最後に札をめくる番に当たる者。「ことに...
おお‐びけ【大引け】
1 取引所で、一日の最後に行われる取引。また、その値段。一日の取引がすべて終了した状態をいう場合もある。⇔寄り付き...
おおびけ‐ね【大引け値】
⇒大引け値段
おおびけ‐ねだん【大引け値段】
取引所で、一日の最後の取引(大引け1)で成立した値段。大引け値。引け値。引け相場。終値。⇔寄り付き値段。 [補説]...
おお‐びたい【大額】
江戸時代、男子の鬢(びん)を細く小さくして、額を広くそったもの。中間(ちゅうげん)・小者(こもの)・町奴(まちやっ...
おお‐びゃくしょう【大百姓】
多くの田畑を所有している百姓。豪農。
おお‐びゃくにち【大百日】
歌舞伎の立ち役のかつらの一種。月代(さかやき)を100日間もそらずにおいたようすを示し、「楼門五三桐(さんもんごさ...
おお‐びら【大びら】
[形動][文][ナリ]「大っぴら」に同じ。「芸者の方が—で、面倒臭くなくって」〈荷風・つゆのあとさき〉
おお‐びる【大蒜】
ニンニクの古名。〈和名抄〉