おお‐びん【大瓶】
大型の瓶。ビール瓶では、容量633ミリリットルのものをいう。
おお‐ふう【大風】
[名・形動] 1 おごり高ぶって、人を見下すような態度をとること。また、そのさま。横柄(おうへい)。「—に鼻音で答...
おお‐ぶかし【大蒸かし】
《「おおふかし」とも》サツマイモのふかしたもの。ふかしいも。「大福餅や—をむしゃりむしゃり」〈滑・浮世風呂・三〉
おお‐ふさも【大房藻】
アリノトウグサ科の水生の多年草。池沼や水路などに生える。葉は羽状に細く裂けて輪生する。春から初夏にかけて白い小花を...
おお‐ふだ【大札】
1 大きな札。また、大きな制札(せいさつ)。 2 歌舞伎劇場などで、大人用の入場券。→小札(こふだ) 3 劇場で、...
おおふなと【大船渡】
岩手県南東部の市。陸中海岸の大船渡湾に面し、臨海部は工業地。水産加工業も盛ん。碁石海岸などの景勝地がある。人口4....
おおふなと‐し【大船渡市】
⇒大船渡
おお‐ぶね【大船】
《「おおふね」とも》大きな船。
おおふね‐いせき【大船遺跡】
北海道函館市にある縄文時代中期の遺跡。100基以上の竪穴住居跡および穴の遺構群が確認されている。出土された遺物には...
おおぶね‐の【大船の】
[枕] 1 船の泊まる所の意から、「津」「渡り」にかかる。「—津守(つもり)が占(うら)に告(の)らむとは」〈万・...
おお‐ふりそで【大振袖】
着たときに袂(たもと)が裾と同じくらいの長さになるように仕立てた着物。若い女性が着る晴れ着。
おおぶ【大府】
愛知県、知多半島の基部にある市。名古屋市に隣接し、住宅地化が進行。ブドウ・メロンの栽培や自動車関連工業が盛ん。人口...
おお‐ぶき【大袘】
着物の裾や袖口の裏地を大きく折り返して表地に縫いつけ、縁のようにしたもの。花嫁衣装の打掛などにみられる。
おお‐ぶく【大服/大福】
1 茶や薬を一度にたくさん飲むこと。 2 「大服茶」の略。
おおぶく‐ちゃ【大服茶】
元日に若水でたてた茶。梅干し・コンブなどを入れて飲み、縁起を祝う。福茶。《季 新年》「—昆布に長寿の味を飲む/句仏」
おおぶ‐し【大府市】
⇒大府
おお‐ぶたい【大舞台】
1 大きくてりっぱな舞台。 2 俳優の堂々とした演技。 3 自分の力量を存分に発揮できる、晴れの場所。檜舞台。「一...
おお‐ぶたくさ【大豚草】
キク科の一年草。空き地や河原にみられ、高さ2メートル以上にもなり、葉は手のひら状に深い切れ込みがある。晩夏、緑色の...
大船(おおぶね)に乗(の)ったよう
信頼できる者に任せて、安心しきっているようす。親船に乗ったよう。
おお‐ぶり【大振り】
[名](スル) 大きく振ること。「バットを—する」⇔小振り。 [名・形動]同類の他のものに比べると普通より大きめで...
おお‐ぶり【大降り】
雨などが激しく降ること。「雪が—になる」⇔小降り。
おお‐ぶるまい【大振(る)舞(い)】
ごちそうなどをして人々を大いにもてなすこと。また、そのもてなし。椀飯(おうばん)振る舞い。
おお‐ぶろしき【大風呂敷】
1 大きなふろしき。 2 現実性に乏しい大げさな話や計画。「彼一流の—だよ」
大風呂敷(おおぶろしき)を広(ひろ)・げる
現実に合わないような大げさなことを言ったり、計画したりする。
おお‐へい【大柄】
[名・形動]「横柄(おうへい)」に同じ。
おお‐へびがい【大蛇貝】
ムカデガイ科の巻き貝。潮間帯の岩に固着する。不規則に巻いた管状の殻をもち、口から糸状の粘液を出して張り巡らし、餌を...
おお‐べし【大癋】
能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に、大鼓(おおつづみ)・小鼓・太鼓で演奏する。大癋見(おおべしみ)の面をつける...
おお‐べしみ【大癋見】
能面の一。癋見の一種。目を見開き、小鼻を張り、口をぐっと結んだ大形の面。天狗(てんぐ)に用いる。
おお‐べや【大部屋】
1 大きな部屋。 2 劇場・映画撮影所の楽屋などにある、専用の控室を持てない俳優たちが雑居している部屋。また、その...
おお‐べら【大べら】
[形動][文][ナリ]人目を気にせずにするさま。大っぴら。「精神的娯楽なら、もっと—にやるがいい」〈漱石・坊っちゃん〉
おお‐ほん【大本】
美濃紙(みのがみ)を二つ折りにした判の大形の和本。
おお‐ほんだ【大本多】
本多髷(まげ)の形を大きくしたもの。
おお‐ぼうしばな【大帽子花】
ツユクサの園芸品種。高さ約50センチに達する。花が大きい。花の青色の汁を、友禅染の下絵書きや和紙の着色に用いた。観賞用。
おお‐ぼうしょ【大奉書】
大判の奉書紙。縦約40センチ、横約55センチ。
おおぼけ‐こぼけ【大歩危小歩危】
徳島県西部、四国山地を横断する吉野川の峡谷。景勝地で、上流側に大歩危、下流側に小歩危がある。
おおぼし‐ゆらのすけ【大星由良之助】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」などの登場人物。実在した赤穂藩の家老、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)がモデル。
おお‐ぼね【大骨】
1 大きな骨。太い骨。 2 非常に苦労すること。「とんだ—だった」「—を折る」
おお‐ま【大間】
[名・形動] 1 間隔の大きいこと。 2 演劇で、俳優の動作や囃子(はやし)の間(ま)が大きいこと。また、そのさま...
おおま【大間】
青森県下北郡の地名。下北半島の先端に位置する、本州最北端の町。大間崎沖で漁獲されるクロマグロは「大間まぐろ」のブラ...
おお‐まえ【大前】
1 神や天皇の前を敬っていう語。みまえ。「天照大御神の—に白(まを)さく」〈祝詞・祈年祭〉 2 数人で弓を射るとき...
おおまえだ‐の‐えいごろう【大前田英五郎】
[1793〜1874]江戸末期の博徒(ばくと)。上野(こうずけ)国勢多郡宮城村大前田(現前橋市)の人。15歳で地元...
おお‐まえつぎみ【大臣】
《天皇の御前に仕える高官の意》「だいじん(大臣)2」に同じ。
おお‐まか【大まか】
[形動][文][ナリ]細かいことにこだわらずに物事を済ませるさま。また、緻密(ちみつ)でないさま。おおざっぱ。「—...
おおま‐がき【大間書】
《行間を大きく空けるところからという》平安時代、除目(じもく)の際に用いた文書。闕官(けっかん)のある場合はその人...
おお‐まがき【大籬】
江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。入り口を入ったところの格子(籬)が全面、天井まで達している。大店(おおみせ)。総...
おおまがつひ‐の‐かみ【大禍津日神】
凶事・災害などの源をつかさどる神。わざわいの神。
おおまが‐とき【大禍時】
《大きな災いの起こりがちな時刻の意から》夕方の薄暗いとき。たそがれどき。逢(お)う魔が時。
おお‐まがり【大曲(が)り】
道や川が大きく曲がっていること。また、曲がっている場所。
おおまがり【大曲】
秋田県中南部にあった市。横手盆地北部の中心で、雄物(おもの)川の米積み出しの河港として発展。古四王(こしおう)神社...
おおまがり‐し【大曲市】
⇒大曲