おお‐かぶぬし【大株主】
ある会社の株式を大量に保有している株主。持株比率の高い株主。→主要株主
おお‐かべ【大壁】
木造建築で、柱の両面を板張りまたは壁塗りにして、柱が外部に現れないようにした壁。→真壁(しんかべ)
おおかま‐ざき【大釜崎】
岩手県東部、陸中海岸中部にある岬。船越半島の東南にあり、突端は高さ150メートルの断崖。名の由来は釜の煮えたぎるよ...
おお‐かみ【狼】
1 《「大神」の意》食肉目イヌ科の哺乳類。中形で、吻(ふん)が長く、耳は立ち、先がとがり、尾が太い。ヨーロッパ・ア...
おお‐かみ【大神】
神を敬っていう語。おおみかみ。「水の上は地行くごとく舟の上は床に居るごと—の斎(いは)へる国そ」〈万・四二六四〉
おおかみ‐うお【狼魚】
スズキ目オオカミウオ科の海水魚。全長約1メートル。口が大きく、丈夫な歯で貝類やカニなどを砕いて食べる。北極海、ベー...
おおかみ‐おとこ【狼男】
ヨーロッパ各地に伝わる人狼(じんろう)伝説。昼間は普通の男だが、夜間に狼に変身して人間や家畜などを襲う話。
おおかみ‐ざ【狼座】
南天の小星座。7月上旬の午後8時ごろに南中し、南の地平線近くに見える。学名 (ラテン)Lupus
おおかみ‐しょうねん【狼少年】
1 狼に育てられた人間の男の子。 2 同じうそを繰り返す人。イソップ物語の、何度も狼が来たとうそをついたために本当...
おおかみたちのべんご【狼たちの弁護】
《原題、(ドイツ)Verteidigung der Wölfe》ドイツの詩人・評論家、エンツェンスベルガーの処女詩...
おおかみとしちひきのこやぎ【狼と七匹の子山羊】
《原題、(ドイツ)Der Wolf und die sieben jungen Geißlein》グリム童話に収録...
狼(おおかみ)に衣(ころも)
表面は慈悲深そうであるが、内心は凶悪であることのたとえ。→狼3
おおかみ‐の‐まつり【大神の祭(り)】
大物主神の祭り。4月と12月の上卯の日に行われた。
おおかみ‐はじき【狼弾き】
土葬墓の土饅頭(どまんじゅう)の周囲に、弓なりに曲げた削(そ)ぎ竹の両端を土に差し込んだ垣。狼を弾き脅すという。犬...
おおかみぶぎょう【狼奉行】
高橋義夫の時代小説。平成3年(1991)発表。同年、第106回直木賞受賞。
おお‐かめ【狼】
「おおかみ」の音変化。「—モ羊モ水ヲ飲ムニ」〈天草本伊曽保・狼と羊〉
おおかめ‐の‐き【大亀の木】
ムシカリの別名。
おお‐かもめづる【大鴎蔓】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。山地に生え、細い茎で他に絡みつく。葉は細長い三角形。夏、葉のわきに淡い...
おお‐から【大辛】
《「おおがら」とも》辛みが非常に強いこと。塩鮭の塩分が強いことにもいう。→激辛1
おお・かり【多かり】
[形]《形容詞「おほ(多)し」の連用形に動詞「あり」の付いた「おほくあり」の音変化》多くある。たくさんある。→多(...
おおかれ‐すくなかれ【多かれ少なかれ】
[連語]数量や程度に多い少ないの差はあっても。大なり小なり。「—だれにでも夢がある」
おお‐かわ【大川】
大きい川。
おおかわ【大川】
福岡県南西部の市。筑後(ちくご)川下流の南岸にある。家具・指物工業が盛ん。人口3.7万(2010)。
おお‐かわ【大鼓/大革】
⇒おおつづみ
おお‐かわ【大川】
東京都を流れる隅田川の、吾妻橋から下流の通称。
おお‐かわ【大川】
大阪市内を流れる淀川(よどがわ)下流の通称。
おおかわ【大川】
姓氏の一。 [補説]「大川」姓の人物大川功(おおかわいさお)大川周明(おおかわしゅうめい)
おおかわ‐いさお【大川功】
[1926〜2001]実業家。大阪の生まれ。昭和43年(1968)、コンピューターサービス社を設立。昭和59年(1...
おおかわ‐がり【大川狩(り)】
大きな河川で、木材を筏(いかだ)に組まず、1本ずつ流し送ること。
おおかわ‐ぐち【大川口】
大きな川が、海や湖に注ぐ所。
おおかわ‐し【大川市】
⇒大川
おおかわ‐しゅうめい【大川周明】
[1886〜1957]国家主義者。山形の生まれ。猶存社・行地社・神武会を結成。軍部と接近し、三月事件や五・一五事件...
おおかわ‐しょう【大川賞】
情報・通信分野の研究や技術開発に貢献した人に与えられる賞。公益財団法人大川情報通信基金が主催。平成4年(1992)...
おおかわ‐ばた【大川端】
東京、隅田川の下流、特に吾妻橋から新大橋付近までの右岸一帯の称。 [補説]書名別項。→大川端
おおかわばた【大川端】
小山内薫の長編小説。東京の下町大川端を舞台に演劇青年と色街の女性の関係を描く、自伝的要素のある作品。明治44年(1...
おおかわばたゆうすずみず【大川端夕涼み図】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長の筆による竪(たて)大判の錦絵。川辺の床几(しょうぎ)台で夕涼みを楽しむ3人の女性の姿...
おおかわわたり【大川わたり】
山本一力の時代小説。平成13年(2001)刊行。
おお‐かんばん【大看板】
芝居・寄席などで、一流の役者・芸人。大正末期まで東京の寄席では、立て看板などに一流の人の芸名を他の人よりも大きく書...
おお‐が【大鋸】
⇒おが(大鋸)
おお‐が【大賀】
姓氏の一。 [補説]「大賀」姓の人物大賀一郎(おおがいちろう)大賀典雄(おおがのりお)
おお‐がい【大貝/頁】
漢字の旁(つくり)の一。「順」「頭」「類」などの「頁」の称。貝(こがい)(貝偏)と区別して頁(おおがい)という。一ノ貝。
おおが‐いちろう【大賀一郎】
[1883〜1965]植物学者。岡山の生まれ。昭和26年(1951)、千葉市花見川区の検見川(けみがわ)遺跡から約...
おお‐がかり【大掛(か)り】
[名・形動]多くの費用・人手をかけて、規模が大きいこと。また、そのさま。大仕掛け。「—な催し」「—に調査する」
おお‐がき【大垣】
邸宅や寺院などの、いちばん外側の垣。外囲い。
おおがき【大垣】
岐阜県南西部の市。もと戸田氏の城下町で中心部は河川や水路が縦横に流れる水郷地帯。繊維・化学工業が盛ん。平成18年(...
おおがき‐し【大垣市】
⇒大垣
おおがき‐じょう【大垣城】
大垣市にあった城。天文4年(1535)の築城といわれる。寛永12年(1635)戸田氏鉄(とだうじかね)が入城し、以...
おお‐がさ【大傘/大笠】
柄の長い大きな傘。特に、儀式の際、先行の貴人に後ろからさしかける柄の長い大きな傘。
おお‐がしら【大頭】
1 旗ざおの先に飾る、黒毛の牛馬の尾や墨染めの苧(お)を束ねて垂らしたもの。即位・禊(みそぎ)などの儀式に使用。お...
おお‐がた【大形/大型】
[名・形動] 1 形が大きいこと。また、そのものや、そのさま。「—の魚」⇔小形。 2 (大型)内容・規模が他のもの...