み‐なが・す【見流す】
[動サ五(四)]見てそのままに捨てておく。見過ごす。「よく名も聞かぬものの品は、—・していくうちに」〈横光・家族会議〉
みな‐が‐みな【皆が皆】
[連語]残らず全部。すべて。「—反対した」「—悪いというわけでもない」
みな‐がら【皆がら】
[副]残らず。全部。そっくり。「紫のひともとゆゑに武蔵野の草は—あはれとぞ見る」〈古今・雑上〉
み‐ながら【身乍ら】
[副]われながら。「心弱さもいかなるべしとも—おぼえねば」〈右京大夫集・詞書〉
みながわ【皆川】
姓氏の一。 [補説]「皆川」姓の人物皆川淇園(みながわきえん)皆川博子(みながわひろこ)皆川睦雄(みながわむつお)
みながわ‐きえん【皆川淇園】
[1735〜1807]江戸中期の儒学者。京都の人。名は愿(げん)。字(あざな)は伯恭。漢字の字義と易学を研究し、開...
みながわ‐ひろこ【皆川博子】
[1930〜 ]小説家。朝鮮の生まれ。現代の青春の生態を活写した小説からスタートしたが、その後次々と領域を広げ、人...
みながわ‐むつお【皆川睦雄】
[1935〜2005]プロ野球選手。山形の生まれ。昭和29年(1954)、南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団。サ...