み‐ふ【御封】
《「みぶ」とも》封戸(ふこ)を敬っていう語。「御位を去り、—などのとまるべきにもあらぬを」〈源・賢木〉
みふ‐うずら【三斑鶉/三府鶉】
チドリ目ミフウズラ科の鳥。全長約14センチで、ウズラに似る。足指は3本しかなく、雄が営巣・抱卵・育雛(いくすう)を...
み‐ふくらぎ
キョウチクトウ科の常緑小高木。キョウチクトウに似た五裂する筒型の白い花をつける。インド半島・東南アジア・琉球諸島な...
み‐ふ・す【見伏す】
[動サ下二]見届ける。見きわめる。「返す返す思ひ—・せて」〈宇治拾遺・三〉
身(み)二(ふた)つにな・る
妊婦が出産する。子供を産む。「初産の恐怖は絶えず胸を痛めて、何がなし一刻も早く—・れかしと」〈花袋・ネギ一束〉
み‐ふだ【御簡】
日給(にっきゅう)の簡(ふだ)を尊んでいう語。「つひに—削られ、官(つかさ)も取られて」〈源・須磨〉
み‐ふなしろ【御船代】
伊勢神宮で、御樋代(みひしろ)を納める船形の器。
みふね‐としろう【三船敏郎】
[1920〜1997]俳優。中国、青島(チンタオ)の生まれ。黒沢明監督の「酔いどれ天使」に主演して、一躍スターとな...
みふみ‐はじめ【御書始(め)】
⇒読書(どくしょ)始め
み‐ふゆ【み冬】
冬の美称。「—たつ初めの、定めなき空なれば」〈十六夜日記〉
み‐ふゆ【三冬】
冬の3か月。陰暦10月・11月・12月。さんとう。「かぞふるも—の後の冬なればいとど寒さのきはめ行くかな」〈夫木・一八〉
みふゆ‐つぎ【み冬つぎ】
[枕]冬に次いで春が来る意から、「春」にかかる。「—春は来たれど」〈万・三九〇一〉
みふゆ‐づき【三冬月】
陰暦12月の異称。《季 冬》
ミフラーブ
モスク内部にある、カーバ神殿の方向にあたる側に作られた壁龕(へきがん)(壁のくぼみ)。この方向に向かって礼拝を行う。