おお‐しらびそ【大白檜曽】
マツ科の常緑高木。高さ約25メートル。樹皮は黒灰色。葉は針状で、裏面が白い。6月ごろ花をつけ、球果は黒紫色。日本特...
おおしろ‐たつひろ【大城立裕】
[1925〜2020]小説家。沖縄の生まれ。米国軍占領下の沖縄で高校教師となり、のち琉球政府に勤務。沖縄史料編集所...
おお‐しんぶん【大新聞】
明治前期の新聞の種類の一。大きい用紙を使い、文語体の政治議論を中心に、知識人を読者対象とした。東京日日新聞・郵便報...
おお‐じ【大路】
《古くは「おおち」》幅の広い道路。町中の大きな道。大通り。「都—」⇔小路(こうじ)。「あをによし奈良の—は行き良け...
おお‐じ【祖父】
《「おおちち(大父)」の音変化》 1 父母の父。そふ。⇔祖母(おおば)。「春宮の御—」〈源・桐壺〉 2 年をとった...
おお‐じか【大鹿/麋】
1 大きな鹿。 2 ヘラジカ・ワピチ・アカシカの別名。
おお‐じかけ【大仕掛(け)】
[名・形動]仕掛けや仕組みが大きいこと。また、そのさま。大がかり。大規模。「—な実験設備」
おおじ‐が‐ふぐり【螵蛸】
《老人のふぐり(陰嚢)の意》カマキリ類の卵鞘(らんしょう)。卵塊が褐色の泡状の物質に包まれたもの。球状または棒状で...
おおじ‐しぎ【大地鷸】
シギ科の鳥。全長約30センチ。全身が茶色のまだら、くちばしはまっすぐで長い。本州中部以北で繁殖し、冬はオーストラリ...
おお‐じしばり【大地縛り】
キク科の多年草。田や道端にみられる。ジシバリに似るが、葉や花が大きい。春から夏に黄色い花を開く。
おお‐じしん【大地震】
「だいじしん(大地震)」に同じ。
おお‐じだい【大時代】
[名・形動] 1 「大時代物」の略。 2 古めかしく大げさで時代遅れなこと。また、そのさま。「—なせりふ」
おおじだい‐もの【大時代物】
「王代物(おうだいもの)」に同じ。
おお‐じゅりん【大寿林】
ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。背面が褐色のまだらで、頭部は赤褐色。夏羽の雄は黒色。ユーラシアの温帯以北に広...
おおじょうむ【大聖武】
「賢愚経」の写経の断簡。奈良時代の書写で、字が大きくて聖武天皇宸筆(しんぴつ)と伝えられるところから、この名でよば...
おお‐じょうろう【大上﨟】
宮中に仕えた上席の女房。摂関家出身の女性が任じられた。後には、幕府・大名の御殿女中の上位者にもいった。→小上﨟(こ...
おお‐じょたい【大所帯/大世帯】
1 一家を構成する家族や使用人の人数が多いこと。また、その生計。「—を切り回す」 2 ある集団の構成員が多いこと。...
おおす【大須】
名古屋市中区の地名。繁華街。真福寺(大須観音)がある。
おお・す【生す】
[動サ四] 1 草木などを育てる。「誰が秋にあひて荒れたる宿ならむ我だに庭の草は—・さじ」〈平中・三六〉 2 つめ...
おお・す【仰す】
[動サ下二]《「負(おお)す」と同語源。相手に言葉を負わせるというところから》 1 上位者から下位者に命じる。言い...
おお・す【果す】
[動サ下二]「おおせる」の文語形。
おお・す【負す/課す】
[動サ下二] 1 背に負わせる。かつがせる。「片思ひを馬荷ふつまに—・せ持て越辺に遣らば人かたはむかも」〈万・四〇...
おおす‐えんげいじょう【大須演芸場】
名古屋市中区大須にある演芸場。昭和40年(1965)開場。落語や漫才などを上演。 [補説]経営難により平成26年(...
おお‐すかしば【大透翅蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張6センチくらい、体は黄緑色。翅は羽化直後に鱗粉(りんぷん)を落としてしまい、透明。...
おおす‐かんのん【大須観音】
名古屋市中区大須にある真福寺の通称。
おおすが‐おつじ【大須賀乙字】
[1881〜1920]俳人。福島の生まれ。本名、績(いさお)。明治41年(1908)「アカネ」誌上に俳論を発表し、...
おおすぎ【大杉】
姓氏の一。 [補説]「大杉」姓の人物大杉勝男(おおすぎかつお)大杉栄(おおすぎさかえ)
おおすぎ‐かつお【大杉勝男】
[1945〜1992]プロ野球選手。岡山の生まれ。昭和40年(1965)東映(北海道日本ハムの前身)に入団。同50...
おお‐すぎごけ【大杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)。日陰地の腐食土の上に群生し、高さ約10センチで、堅い。苔庭に利用。
おおすぎ‐さかえ【大杉栄】
[1885〜1923]社会運動家。香川の生まれ。東京外国語学校在学中から平民社に参加。第一次大戦後、無政府主義運動...
おおすぎ‐だに【大杉谷】
三重県中西部、大台ヶ原山を源流とする宮川の上流の峡谷。急崖と滝が多い。多雨地域。
おお‐すけ【大介】
平安中期以後に、守(かみ)・権守(ごんのかみ)・介などが公文書に署名するときなどに用いた自称。
おお‐すじ【大筋】
物事の内容のだいたいのところ、また、基本的なところ。あらまし。大略。「話の—をつかむ」「—で合意に達する」
おお‐すべらかし【大垂髪】
近世、宮中に仕えた女性の正装のときの髪形。両脇に広げながら後方へ垂らし、後ろ肩で束ねてハート形とし、髢(かもじ)を...
おおすみ
昭和45年(1970)2月に打ち上げられた日本初の人工衛星。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA...
おおすみ【大隅】
旧国名の一。現在の鹿児島県東部と種子(たねが)島・屋久島などの大隅諸島にあたる。隅州(ぐうしゅう)。
おおすみ‐かいきょう【大隅海峡】
鹿児島県、大隅半島南端の佐多岬と大隅諸島の種子島・馬毛(まげ)島などの間の海峡。幅40キロメートル、水深100〜2...
おおすみ‐しょとう【大隅諸島】
鹿児島県南部、大隅半島の南方にある諸島。種子島・屋久島・口永良部島(くちのえらぶじま)・馬毛島(まげしま)からなる。
おおすみ‐せき【大隅石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢がある青色または黒色の板状の結晶。六方晶系。流紋岩やデーサイトの空隙などに産する。鹿児...
おおすみ‐の‐くに【大隅国】
⇒大隅
おおすみ‐はんとう【大隅半島】
鹿児島県南東部の半島。西の薩摩(さつま)半島とともに鹿児島湾をつくる。中北部にはシラス台地が発達し、南部にはソテツ...
おおすみ‐よしのり【大隅良典】
[1945〜 ]生物学者。福岡の生まれ。酵母の液胞に着目し、オートファジーに関する遺伝学的な手法を用いた研究を進め...
おおず【大洲】
愛媛県西部の市。もと加藤氏の城下町。大洲半紙の産地。中江藤樹の邸跡がある。人口4.7万(2010)。
おおず‐し【大洲市】
⇒大洲
おおず‐じょう【大洲城】
大洲市にある旧大洲藩の城。元弘元年(1331)、宇都宮豊房の創築という。慶長年間(1596〜1615)藤堂高虎・脇...
おおず‐ばんし【大洲半紙】
大洲市付近で生産される半紙。ミツマタを原料とする薄手のもの。
おお‐ずもう【大相撲】
1 盛大な相撲興行。特に、日本相撲協会が行う相撲興行。 2 力の入った見ごたえのある相撲の取組。 [補説]大相撲1...
おお‐ずり【大刷(り)】
印刷で、大組み版の校正刷りのこと。組み体裁、見出しの適・不適など、全体的な点検に適する。→大組み
おおせ【仰せ】
《動詞「おお(仰)す」の連用形から》 1 目上の人からの「言いつけ」「命令」の尊敬語。お言いつけ。ご命令。「—の通...
おおせ‐あわ・す【仰せ合はす】
[動サ下二]「言い合わせる」の尊敬語。ご相談になる。「上皇もこの大臣を深く御頼みありて、—・せらるる事懇(ねんごろ...