御釜(おかま)を掘(ほ)・る
1 男色を行う。 2 車が車に追突することをいう俗語。
おかみ【龗】
雨や雪など、水をつかさどると信じられていた神。竜神(りゅうじん)。「我が岡の—に言ひて降らしめし雪の摧(くだ)けし...
おか‐み【岡見】
1 大晦日(おおみそか)の夜、蓑(みの)を逆さに着て岡に登り、自分の家のほうを見て翌年の吉凶を占った行事。逆さ蓑。...
お‐かみ【御上】
1 天皇の敬称。 2 朝廷・幕府や政府など、時の政治を執り行う機関。また、為政者。 3 (「女将」とも書く)旅館・...
お‐がみ【尾髪】
《「おかみ」とも》馬の尾とたてがみ。また、特に尾。「やがて—をきり、かなやきして、次の夜六波羅へつかはし」〈平家・四〉
おかみ‐け【御上家】
[名]公家(くげ)。貴族。「わが恋はただ—の女中」〈浮・一代男・四〉 [形動ナリ]いかにも貴族らしいさま。上品であ...
おかみ‐さん【御上さん】
庶民が他人の妻や料理屋の女主人などを親しんで、また敬っていう語。
お‐かみそり【御髪剃】
浄土宗や真宗で、在俗の男女がその宗門に入る儀式。僧(真宗では門主)がかみそりを当てて剃髪(ていはつ)に擬し、戒名(...
おかむら【岡村】
姓氏の一。 [補説]「岡村」姓の人物岡村金太郎(おかむらきんたろう)岡村柿紅(おかむらしこう)
おかむら‐きんたろう【岡村金太郎】
[1867〜1935]海藻学者。東京の生まれ。日本近海の海藻を調査研究し、藻類学を確立。水産講習所長。著「日本藻類...
おかむら‐しこう【岡村柿紅】
[1881〜1925]劇作家。高知の生まれ。本名は久寿治。市村座の経営の責任者としても活躍。「身替座禅」「棒しばり...
お‐かめ【お亀/阿亀】
1 「阿多福(おたふく)」に同じ。 2 「阿亀蕎麦(おかめそば)」「阿亀饂飩(おかめうどん)」の略。
おか‐め【傍目/岡目】
わきから見ていること。第三者の立場で見ること。おかみ。
おかめ‐いんこ【阿亀鸚哥】
オウム科の鳥。全長32センチくらいで全体に灰色。冠羽があり、ほおに黄赤色の斑紋がある。オーストラリアの草地にすみ、...
おかめ‐うどん【阿亀饂飩】
かまぼこ・しいたけ・青菜などの具を入れたかけうどん。具の並べ方がおかめ(阿多福)の面に似るところからの名という。
おかめ‐こおろぎ【阿亀蟋蟀】
コオロギ類の一群。日本にはハラオカメコオロギ・タンボオカメコオロギなど数種おり、いずれも雄の顔は扁平な楕円形で、お...
おかめ‐ざさ【阿亀笹】
ササの一種。高さ1、2メートル。節から短い枝が5本出て、長楕円形の葉をつける。東京浅草の酉(とり)の市で、これにお...
おかめ‐そば【阿亀蕎麦】
かまぼこ・しいたけ・青菜などの具を入れたかけそば。具の並べ方がおかめ(阿多福)の面に似るところからの名という。
おかめ‐はちもく【傍目八目/岡目八目】
《他人の囲碁をそばで見ていると、対局者よりも冷静に手が読める意から》第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判...
おかめ‐よへえ【お亀与兵衛】
浄瑠璃「卯月の紅葉」の主人公の男女の名。
お‐かもじ【御母文字】
「母文字(かもじ)」を敬っていう語。お母様。また、奥様。「高綱の—こりゃ何処へ」〈浄・近江源氏〉
おか‐もち【岡持(ち)】
平たくて浅い桶(おけ)に、持ち手とふたのついているもの。料理を入れて持ち運ぶのに用いる。
おかもと【岡本】
姓氏の一。 [補説]「岡本」姓の人物岡本一平(おかもといっぺい)岡本かの子(おかもとかのこ)岡本綺堂(おかもときど...
おかもと‐いっぺい【岡本一平】
[1886〜1948]洋画家・漫画家。北海道の生まれ。東京朝日新聞社に入社、漫画担当となり、鋭い描写と警句で社会や...
おかもと‐かのこ【岡本かの子】
[1889〜1939]小説家・歌人。東京の生まれ。本名、カノ。女学校在学中から新詩社に参加、「明星」「スバル」に短...
おかもと‐きどう【岡本綺堂】
[1872〜1939]劇作家・小説家。東京の生まれ。本名、敬二。2世市川左団次と提携、新歌舞伎の劇作家として活躍し...
おかもと‐きはち【岡本喜八】
[1924〜2005]映画監督。鳥取の生まれ。本名、喜八郎。「結婚のすべて」で監督デビュー。巧みなカットによるテン...
おかもと‐たろう【岡本太郎】
[1911〜1996]洋画家・彫刻家。神奈川の生まれ。一平・かの子の長男。パリで抽象芸術やシュールレアリスム運動な...
おかもとだいはち‐じけん【岡本大八事件】
慶長17年(1612)幕閣本多正純の与力でキリシタンの岡本大八が、肥前のキリシタン大名有馬晴信を偽って収賄し、大八...
おかもと‐でら【岡本寺】
法起寺(ほっきじ)の通称。
おかもと‐ぶんや【岡本文弥】
[1633〜1694]江戸前期の古浄瑠璃太夫。大坂の人。大坂道頓堀の伊藤出羽掾座で活躍。文弥の泣き節といわれる文弥...
おかもと‐みちお【岡本道雄】
[1913〜2012]医学者。京都の生まれ。専門は脳神経解剖学。京都大学総長などを経て、昭和59年(1984)臨時...
おかもと‐やすたか【岡本保孝】
[1797〜1878]幕末・明治初期の国学者。江戸の人。清水浜臣(しみずはまおみ)・狩谷棭斎(かりやえきさい)に和...
おかや【岡谷】
長野県中部の市。諏訪(すわ)湖北西岸にある。明治以来製糸業の中心地として発展し、第二次大戦後から精密機械工業が盛ん...
おか‐やき【傍焼(き)/岡焼(き)】
[名](スル)《「傍焼き餅(もち)」の略で、はたで焼き餅を焼くことの意から》自分とは直接関係がないのに、他人の仲が...
おかや‐し【岡谷市】
⇒岡谷
おかやすぎぬた【岡康砧/岡安砧】
箏曲(そうきょく)。山田流。手事物。作曲者不明。一説に、享保・元文年間(1716〜1741)に岡安小三郎が作曲した...
おか‐やどかり【岡宿借/陸宿借】
オカヤドカリ科の陸生のヤドカリ。海岸近くの林床にすみ、甲長3.5〜4センチ。夏、幼生を海に放つときだけ、海中に入る...
おかやま【岡山】
中国地方南東部の県。もとの備前・備中・美作(みまさか)3国にあたる。人口194.5万(2010)。 岡山県南部の市...
おかやまいりょう‐せんもんしょくだいがく【岡山医療専門職大学】
岡山県岡山市にある私立の専門職大学。令和2年(2020)開学。理学療法士や作業療法士を育成する。
おかやまがくいん‐だいがく【岡山学院大学】
岡山県倉敷市にある私立大学。大正13年(1924)創立の岡山県生石高等女学校を源流として、平成14年(2002)に開設。
おかやま‐くうこう【岡山空港】
岡山県岡山市にある空港。地方管理空港の一。昭和63年(1988)新岡山空港として開港し、同年、現名称に変更。愛称は...
おかやま‐けん【岡山県】
⇒岡山
おかやまけんりつ‐だいがく【岡山県立大学】
岡山県総社市にある公立大学。平成5年(1993)の開設。平成19年(2007)公立大学法人となる。
おかやま‐し【岡山市】
⇒岡山
おかやま‐しょうかだいがく【岡山商科大学】
岡山市にある私立大学。昭和40年(1965)の開設。
おかやま‐じょう【岡山城】
岡山市にある旧岡山藩の城。天正元年(1573)から宇喜多直家・秀家の2代にわたり築城。慶長8年(1603)以後は池...
おかやま‐せき【岡山石】
平成10年(1998)、岡山県高梁(たかはし)市布賀で、松原聰(さとし)らが発見した鉱物。ケイ酸塩鉱物の一種。白色...
おかやま‐だいがく【岡山大学】
岡山市にある国立大学法人。岡山医科大学・第六高等学校などを統合して、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成...
おかやま‐へいや【岡山平野】
岡山県南部の平野。吉井川・旭川・高梁(たかはし)川などの下流域の沖積平野で、干拓地も多い。米・ブドウ・モモ・イなど...