みんじ‐ほぜんほう【民事保全法】
民事訴訟の本案の権利の実現を保全するための仮差し押さえおよび仮処分などについて定めている法律。平成元年(1989)...
みん‐じゅ【民需】
民間の需要。⇔官需/軍需。
みん‐じょう【民情】
1 人民の心情。国民の気持ち。民心。「—を把握する」 2 人民の実情。国民の生活状態。「—を視察する」
みんすう‐き【民数記】
旧約聖書のモーセ五書の第4書。エジプトを出たイスラエルの民が、シナイ山を出発し、荒野を40年間放浪した後、約束の地...
ミンスク
ベラルーシ共和国の首都。モスクワとワルシャワとを結ぶ交通の要衝に位置する。12世紀以来ミンスク公国の首都として繁栄...
ミンスク‐ごうい【ミンスク合意】
2014年9月および2015年2月に、ウクライナ政府と同国内の親ロシア派間で交わされた停戦合意協定。名称は、ベラル...
ミンスク‐わへいごうい【ミンスク和平合意】
⇒ミンスク合意
ミンストレル
中世ヨーロッパの封建諸侯に仕えた職業的楽人。吟遊詩人。
ミンストレル‐ショー
19世紀中ごろから、米国で黒人に扮(ふん)した白人が歌・踊り・寸劇などを演じた大衆演芸。このショーを始めた劇団名に...
ミンス‐パイ
ミンスミートを包んで焼いたパイ。英国ではクリスマスに食べる習慣がある。ミンチパイ。
ミンス‐ミート
《細かく切り刻んだもの、ひき肉の意》ドライフルーツにスエット(脂肪)・砂糖・香辛料などを加え、ラム酒やブランデーに...
みんずり
[副]《「瑞瑞(みずみず)」の「みず」から変化した語》若々しくみずみずしいさま。「—と見ゆる若木やはたち花/可頼」...
みんずり
[副] 1 素直なさま。「—トシタ人」〈日葡〉 2 味などがあっさりとしているさま。「—トシタ味ワイ」〈日葡〉
みん‐せい【民生】
人民の生活・生計。「—の安定を図る」
みん‐せい【民政】
1 文官による政治。「軍政から—への移管」⇔軍政。 2 国民の幸福増進を目的とする政治。
みん‐せい【眠性】
蚕が孵化(ふか)してから繭を作るまで、眠(みん)の状態を何回もつかという性質。ふつう四眠性であるが三眠性・五眠性もある。
みんせい‐いいん【民生委員】
社会福祉の増進に努めることを任務とし、要保護者の保護指導、地域住民の生活状況の把握、福祉施設の業務への協力などを行...
みんせい‐いてん【民生移転】
国家が行っていた軍事事業や宇宙開発事業などを、民間企業が行うようにすること。
みんせい‐しゅぎ【民生主義】
孫文が唱えた三民主義の一。→三民主義
みんせい‐とう【民政党】
「立憲民政党」の略称。 平成10年(1998)1月に太陽党・国民の声・フロムファイブの3政党によって結成された政党...
みんせい‐ぶ【民生部】
道府県で、社会福祉・社会保障などに関する事務を担当する部局。東京都は民生局。
みん‐せき【民籍】
1 国籍。 2 人民の戸籍。また、それを記した帳簿。
みん‐せつ【民設】
民間で設立すること。→官設
みん‐せん【民選】
[名](スル)国民が選挙すること。⇔官選。
みん‐せん【明銭】
中国、明代に鋳造された銭貨。室町時代、日本に大量に輸入され流通したが、江戸初期に幕府の寛永通宝発行により使用が禁止...
みんせん‐ぎいん【民選議員】
国民が選挙によって選んだ議員。
みんせん‐ぎいん【民選議院】
国民が選出した議員で構成する議院。
みんせんぎいん‐せつりつけんぱくしょ【民撰議院設立建白書】
明治7年(1874)板垣退助・副島種臣(そえじまたねおみ)らが藩閥専制を排し、民選議院の開設を求め、左院に提出した...
みん‐そ【民訴】
「民事訴訟」の略。
みん‐ぞく【民俗】
古くから民間に伝承してきた風俗・習慣。
みん‐ぞく【民族】
言語・人種・文化・歴史的運命を共有し、同族意識によって結ばれた人々の集団。「騎馬—」「少数—」
みんぞく‐いしき【民族意識】
ある民族に属しているという自覚。同じ民族の仲間という連帯感。
みんぞく‐いしょう【民族衣装】
その民族の独特の衣服。日本の着物、ベトナムのアオザイ、インドのサリーなど。
みんぞく‐うんどう【民族運動】
民族の独立や統一を達成しようとするさまざまな運動。→民族解放運動
みんぞく‐おんがく【民族音楽】
世界の諸民族が独自に伝承してきた音楽。
みんぞく‐かいほううんどう【民族解放運動】
植民地・従属国などで、抑圧されている民族が、他民族・他国家の支配・干渉を排除して、民族の独立を実現しようとする運動...
みんぞく‐がく【民俗学】
民間伝承の調査を通して、主として一般庶民の生活・文化の発展の歴史を研究する学問。英国に起こり、日本では柳田国男・折...
みんぞく‐がく【民族学】
諸民族の文化の特質を歴史的に、あるいは他文化と比較して研究する学問。人類学の一部門。エスノロジー。
みんぞくきょうせい‐しょうちょうくうかん【民族共生象徴空間】
北海道白老町のポロト湖畔にある文化施設。アイヌ文化の復興・発展を担う拠点として令和2年(2020)開業。主要施設と...
みんぞく‐けい【民族系】
その国またはその民族によるものであること。「—の自動車メーカー」「—資本」
みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
民間の風俗・習慣・信仰に根ざして伝承されてきた芸能。祭礼・法会などに伴うものが多い。郷土芸能。
みんぞく‐こっか【民族国家】
歴史的、文化的に形成された、民族を基盤としてつくられた近代国家。国民国家。
みんぞく‐ごい【民俗語彙】
民俗事象を表示する語彙。民俗資料の収集に際しては、特に名詞・形容詞が重視される。
みんぞく‐し【民族誌】
特定の民族集団の文化・社会・環境など生きている世界についての具体的な記述。エスノグラフィー。
みんぞく‐しほん【民族資本】
植民地・半植民地・従属国で、外国資本に対抗するその民族の資本。
みんぞく‐しゅうきょう【民族宗教】
特定の民族によってのみ担われる宗教。その民族の伝統や習慣と深く結びついて成立・存続する。ユダヤ民族のユダヤ教、日本...
みんぞく‐しゅぎ【民族主義】
1 民族の存在・独立や利益また優越性を、確保または増進しようとする思想および運動。その極端な形は国家主義とよばれる...
みんぞくじけつ‐しゅぎ【民族自決主義】
各民族は、その政治体制や帰属をみずからの意志で決定する権利をもち、他の民族や国家による干渉を認めないとする思想や運...
みんぞく‐じょうか【民族浄化】
《ethnic cleansingの訳語》複数の民族が住む地域で、特定の民族集団が武力を用いて他の民族集団を虐殺・...
みんぞく‐せい【民族性】
その民族に特有の性質。特に、その民族の宗教・習俗に根ざす感覚・感情的な面についていうことが多い。