おおき【大き】
[形動ナリ]《「多い」と同語源の文語形容詞「大し」の連体形から》 1 大きいさま。「武蔵(むさし)の国と、下(しも...
おおき・い【大きい】
[形]《形容動詞「おおきなり」の形容詞化。室町時代以後使われた》 1 ある物の形・容積・面積などが、広い空間・場所...
おおき‐おおいどの【太政大臣】
「だいじょうだいじん(太政大臣)1」に同じ。
おおき‐おおいもうちぎみ【太政大臣】
「だいじょうだいじん(太政大臣)1」に同じ。
おおき‐おとど【太政大臣】
「だいじょうだいじん(太政大臣)1」に同じ。
おおき‐おまえ【大御前】
身分の高い人の中でも年齢・地位が上のほうの人を敬っていう語。「—の御覧ぜざらむほどに」〈源・浮舟〉
大(おお)きくな・る
人や動植物が成長する。また、物事の規模や程度が次第に増す。「息子も—・ったものだ」「会社が—・る」
おおき‐さ【大きさ】
大きいこと。また、大小の度合い。「家具の—を調べる」
おお‐きさい【大后】
「おおきさき」の音変化。「—の、尚侍(ないしのかみ)を参らせ奉り給ひて」〈源・若菜上〉
おおきさい‐の‐みや【皇太后宮】
「こうたいこうぐう(皇太后宮)」に同じ。「—おはします方を」〈源・少女〉
おお‐きさき【大后/太后】
1 (大后)皇后。おおきさい。「—とせむ美人(をとめ)をまぎたまふ時」〈記・中〉 2 (太后)皇太后。おおきさい。...
おおき‐たかとう【大木喬任】
[1832〜1899]政治家。佐賀の生まれ。江藤新平とともに東京遷都を主張、東京府知事に就任。元老院議長・枢密院議...
おお‐きたのかた【大北の方】
貴人の母の敬称。先代の正妻。大上(おおうえ)。「—といふさがなものぞ」〈源・若菜下〉
おお‐きたのまんどころ【大北の政所】
摂政・関白の母の敬称。おおまんどころ。
おお‐きど【大木戸】
1 《「大城戸(おおきど)」の意》大きな城門。 2 近世、国境や都市の出入り口に設けた関門。 3 近世、芝居小屋の...
おおきど‐もりえもん【大木戸森右衛門】
[1876?〜1930]力士。第23代横綱。兵庫県出身。本名、内田光蔵。生年は明治11年(1878)とする説もある...
おおき‐な【大きな】
[形動]《形容動詞「おおきなり」の連体形「おおきなる」の音変化》 1 容積・面積が広い空間・場所を占めるさま。「—...
大(おお)きな御世話(おせわ)
よけいなおせっかい。不必要な世話。他人の助言や手助けを拒絶するときに言う。余計なお世話。
大(おお)きな顔(かお)
いばった顔つき・態度。また、平然とした顔つき・態度。大きな面(つら)。「怠けてばかりいるくせに—をしている」
大(おお)きな口(くち)をき・く
偉そうなことを言う。大口をたたく。「何もしないのに—・くな」
おおきな‐せいふ【大きな政府】
政府が経済活動に積極的に介入することで、社会資本を整備し、国民の生活を安定させ、所得格差を是正しようとする考え方。...
おおきなはとのかげ【大きな鳩の影】
東峰夫の短編小説、および同作を表題作とする作品集。作品集は昭和56年(1981)刊行。
おおき‐に【大きに】
《形容動詞「おおきなり」の連用形から》 [副] 1 大いに。たいへん。たいそう。「—ご苦労だった」「それは—ありそ...
大(おお)きに御世話(おせわ)御茶(おちゃ)でもあがれ
他人のおせっかいをばかにしていう語。よけいなお世話。「酒を呑まうがのむめえが、おれが口だから勝手だによ、—」〈人・...
おお‐きみ【大君】
1 天皇に対する敬称。 2 親王・諸王、また皇女・女王に対する敬称。 3 「親王(みこ)」と区別して、諸王の敬称。...
おおきみ‐すがた【大君姿】
諸王が衣冠・束帯の正装でなく、直衣(のうし)を着た、くつろいだ姿。「しどけなき—、いよいよたとへむものなし」〈源・行幸〉
おおきみ‐の【大君の】
[枕]天皇に差し掛ける御笠(みかさ)の意から、地名「三笠」にかかる。「—三笠の山のもみち葉は」〈万・一五五四〉
おおきみ‐の‐つかさ【正親司】
律令制で、宮内省に属し、皇族の名籍などのことをつかさどった役所。おおきんだちのつかさ。
おおき‐め【大きめ】
[名・形動]比較的大きいと感じること。また、そのさま。「野菜を—に切る」
おおき‐やか【大きやか】
[形動][文][ナリ]大きなさま。いかにも大きく感じられるさま。「—ではあってもはなはだしく高くなく」〈藤村・夜明け前〉