みたて‐がえ【見立て替へ】
前に見立てたものを取りやめて、代わりに他のものを見立てること。特に、客が先に選んだ遊女をやめて、別の遊女を選ぶこと...
みたて‐さつじん【見立て殺人】
推理小説の題材として使われる殺人の一。伝説、物語、詩などに見立てて、殺人を犯したり、死体や殺害現場を装飾したりする...
みたて‐しんでん【見立新田】
江戸時代、開墾可能な土地を見立てて、許可をうけて開発された新田。幕府代官の見立てによる新田を代官見立新田という。→...
みたて‐ばんづけ【見立番付】
相撲の番付にならい、さまざまな事物に序列をつけた一覧表。江戸時代から明治時代にかけて一枚摺りの読み物として売られ、...
み‐た・てる【見立てる】
[動タ下一][文]みた・つ[タ下二] 1 見て選び定める。選定する。「着物の柄を—・てる」 2 病気を診断する。ま...
見(み)たところ
見たようすでは。外見では。「—元気そうだ」
み‐たび【三度】
1 3回。さんど。「—試みる」 2 何度も。たびたび。
三度(みたび)諫(いさ)めて身(み)を退(ひ)く
《「礼記」曲礼下から》何度いさめても主君が聞き入れないときは、いさぎよく辞職する。
三度(みたび)肘(ひじ)を折(お)って良医(りょうい)となる
《「春秋左伝」定公一三年から》医者は、何度も自分のひじを折り苦痛を経験して初めて良医となる。人は多くの困難を経て初...
みたぶんがく【三田文学】
文芸雑誌。明治43年(1910)5月、慶応義塾大学文学部の三田文学会の機関誌として、永井荷風らを中心に創刊。耽美的...
み‐たま【御霊/御魂】
1 神霊や祖霊を尊んでいう語。「先祖の—を祭る」 2 霊威。「我(あ)が主の—賜ひて春さらば奈良の都に召上(めさ)...
みたま‐うつし【御霊移し/御霊遷し】
御霊代(みたましろ)を他の場所へ移すこと。また、その儀式。
みた‐まさひろ【三田誠広】
[1948〜 ]小説家。大阪の生まれ。編集者、フリーライターを経て文筆活動に入る。「僕って何」で芥川賞受賞。他に「...
みたま‐しろ【御霊代】
神霊の代わりとして祭るもの。御神体。
みたま‐の‐ふゆ【恩頼/恩賚】
《「ふゆ」は「振(ふ)ゆ」または「殖(ふ)ゆ」の意という》神または天皇を敬って、その威力・恩恵・加護をいう語。「然...
みたま‐の‐めし【御霊の飯】
御霊祭りの供え物。丸く握った飯または餅(もち)を12、3個供える所が多い。みたまめし。にだま。
みたま‐ふり【御霊振り】
⇒鎮魂(たましずめ)の祭
みたま‐まつり【御霊祭(り)】
暮れから正月にかけて行う、家々の先祖の霊を祭る行事。
みたま‐や【御霊屋】
貴人の霊を祭ってある所。霊廟(れいびょう)。おたまや。
みたむ‐な・い【見たむない】
[形]《「みとうもない」の音変化。中世語》見苦しい。みっともない。「汝に似たらば—・かろ」〈狂言記拾遺・八尾地蔵〉
みたむら‐えんぎょ【三田村鳶魚】
[1870〜1952]随筆家・考証家。東京の生まれ。本名、玄竜。新聞記者などを経て、江戸の文学・演劇・風俗などの研...
みた‐め【見た目】
外から見たようす・感じ。「—には美しい」
みため‐ねんれい【見た目年齢】
顔つきや動作などの外見から推定した年齢。
みた‐や【御田屋】
神領の田地を管理する人のいる小屋。「神奈備(かむなび)の清き—の垣内田(かきつた)の」〈万・三二二三〉
みた◦ようだ【見たようだ】
[連語]《動詞「みる」の連用形+完了の助動詞「た」+比況の助動詞「ようだ」》 1 似たものとしてたとえる意を表す。...
み‐たらし【御執らし/御弓】
「みとらし」の音変化。「天皇—を用ひて刺止(つきとど)めて」〈雄略紀〉
み‐たらし【御手洗】
1 神仏を拝む前に参拝者が手や口を洗い清める所。 2 「御手洗会(みたらしえ)」の略。 3 「御手洗川」の略。「こ...
みたらし‐え【御手洗会】
京都の下鴨(しもがも)神社で行われる神事。毎年7月、土用の丑(うし)の日に、参拝者が社前の御手洗川に足をつけて無病...
みたらし‐がわ【御手洗川】
神社の近くを流れていて、参拝人が口をすすぎ手を洗い清める川。京都の下鴨神社のものが有名。
みたらし‐だんご【御手洗団子】
米粉のだんごを串(くし)にさし、軽く焼いて砂糖醤油(じょうゆ)をからめたもの。京都の下鴨神社の御手洗会の時に茶屋で...
みたらし‐まいり【御手洗参り】
京都の下鴨神社の御手洗会に参詣すること。納涼をかねて御手洗川に足をつけて、無病息災を祈る行事。昔は「糺(ただす)の...
みたらし‐まつり【御手洗祭】
京都の北野天満宮で、7月7日に行われる祭り。祭神菅原道真(すがわらのみちざね)の神前へ、神宝松風の硯(すずり)と梶...
み‐たり【三人】
さんにん。
ミタル‐スチール
オランダ、ロッテルダムに本社を置く製鉄会社。1989年、インドの実業家ラクシュミー=ミタルが設立。世界各国の製鉄会...
ミタンニ
前18世紀末、メソポタミア北部に建てられた王国。インドヨーロッパ語族が先住のフルリ人を支配して建国。都はワシュガン...
みだ【弥陀】
「阿弥陀(あみだ)」の略。
み‐だい【御台】
1 天皇や貴人を敬って、その食物をのせる台をいう語。「—などうち合はで、いとかたはらいたしや」〈源・玉鬘〉 2 天...
み‐だいどころ【御台所】
「御台盤所(みだいばんどころ)」の略。
み‐だいばんどころ【御台盤所】
大臣・大将・将軍などの妻を敬っていう語。御台所。御台。「花山院の左大臣殿の—にならせ給ひて」〈平家・一〉
みだ‐が‐はら【弥陀ヶ原】
富山県東部、立山の西方にある高原。立山連峰の火山活動で流れ出た溶岩によってできた台地。標高1500〜2000メート...
みだけ‐ぜに【乱け銭】
「乱し銭」に同じ。「その後かの男の袖より—を取り出し」〈浮・一代女・六〉
み‐だし【見出し】
1 新聞・雑誌などで、記事内容が一見してわかるように、文章の前に示す簡単な言葉。標題。タイトル。 2 書籍・帳簿な...
みだし‐ご【見出し語】
辞書で項目として出し、太字などで見やすくし、一定の順序に配列した語。
みだし‐ぜに【乱し銭】
銭緡(ぜにさし)に通していない銭。ばら銭。みだけぜに。「座敷は—で山の如くぢゃ」〈狂言記・緡縄〉
み‐だしなみ【身嗜み】
1 人に不快感を与えないように、言動や服装を整えること。また、その心掛け。「—に気を配る」 2 身分・境遇に応じて...
ミダス
ギリシャ神話で、小アジアのフリギアの王。強欲から、触れるものすべてが黄金となる願いをかなえられたが、食物まで黄金と...
ミダス
《Missile Defense Alarm System》米国の弾道ミサイル早期警戒衛星。1960〜1966年に...
みだ・す【乱す/紊す】
[動サ五(四)]ばらばらの状態にする。秩序をなくする。また、物事を平穏でなくする。「髪を—・す」「風紀を—・す」
み‐だ・す【見出す】
[動サ五(四)] 1 見はじめる。「テレビを—・す」 2 見いだす。見つけだす。「霧渓の撰んだ池田氏行状のあるのを...
みだ‐にょらい【弥陀如来】
「阿弥陀如来」の略。