おおくら‐きはちろう【大倉喜八郎】
[1837〜1928]実業家。新潟の生まれ。江戸で乾物店・銃砲店を開業、明治6年(1873)に大倉組商会を創立。軍...
おおくら‐きょう【大蔵卿】
1 明治初年の官制で、大蔵省の長官の称。 2 律令制で、大蔵省の長官。正四位下相当。おおくらのかみ。
おおくら‐しょう【大蔵省】
1 国家予算の編成、財務・通貨・金融・証券などに関する事務を担当した国の行政機関。明治2年(1869)設置。平成1...
おおくらしょう‐しょうけん【大蔵省証券】
政府短期証券の一。政府が一時的な資金不足を補うために発行した国債で、当該年度の歳入で償還しなければならなかった。現...
おおくら‐だいじん【大蔵大臣】
1 大蔵省の長。蔵相。 2 (比喩的に)財政の実権を握っている人。特に主婦のこと。
おおくら‐とらあきら【大蔵虎明】
[1597〜1662]江戸初期の狂言師。山城の人。大蔵流宗家13世。大蔵流最古の台本「狂言之本」(通称「虎明本」)...
おおくら‐ながつね【大蔵永常】
[1768〜?]江戸後期の農学者。豊後(ぶんご)の人。通称、徳兵衛。農業技術の指導と進歩に貢献した。著「農具便利論...
おおくら‐の‐かみ【大蔵卿】
「おおくらきょう(大蔵卿)2」に同じ。
おおくら‐の‐つかさ【大蔵省】
「おおくらしょう(大蔵省)2」に同じ。
おおくら‐りゅう【大蔵流】
狂言の流派の一。南北朝時代の玄恵法印を初世とするが、事実上は8世の金春四郎次郎(こんぱるしろうじろう)を祖とする。...
おおくら‐りゅう【大倉流】
1 能の小鼓方の流派の一。安土桃山時代の大蔵権右衛門道意を流祖とする。 2 能の大鼓方の流派の一。室町時代の金春禅...
多(おお)くを問(と)う者(もの)は多(おお)くを学(まな)・ぶ
何事にも疑問を持って追究することが、その人の知識を豊かにする。イギリスのことわざ。
おお‐ぐい【大食い】
たくさん食べること。また、その人。大食漢。おおぐらい。「やせの—」
おお‐ぐけ【大絎】
くけ針の大きなもの。縫い目を粗くくけるのに用いる。
おお‐ぐさり【大腐り】
1 ひどく失望・落胆すること。 2 ばくちで、ひどく負けること。「宵から暁の明星が茶屋で飲みほすやうな—」〈浄・丹...
おお‐ぐそく【大具足】
弓・矢・刀・鎧(よろい)などで、普通より大きなもの。
おお‐ぐみ【大組(み)】
新聞の組み版で、部分ごとの版を集めて配列し、1ページ大の版にまとめること。また、その版。
おお‐ぐれ【大暮れ】
年の暮れ。おおみそか。「九月の節句過ぎより—までは遠い事のやうに思ひ」〈浮・胸算用・三〉
おお‐けいず【大系図】
諸氏の系図を集大成したもの。「尊卑分脈」など。
おおけ‐く【多けく】
《形容詞「おおし」のク語法》多いこと。「柃(いちさかき)実の—を」〈記・中・歌謡〉
おお‐げさ【大袈裟】
[名]《「おおけさ」とも》 1 大きな袈裟。 2 刀などで袈裟がけに人を斬ること。「肩先より背骨まで、—に切り放せ...
おお‐けたで【大毛蓼/葒草】
タデ科の一年草。高さ約2メートル。全体に毛が密生し、葉は大きく、卵形。秋、淡紅色の米粒大の小花の密生した穂が垂れる...
おおけ‐な・し
[形ク] 1 態度・言動が、身分・能力・年齢などに比べ、出すぎているさま。身のほどをわきまえない。大胆である。大そ...
おお‐けみ【大検見】
江戸時代、小検見(こけみ)のあとに代官がみずから行った検見。
おおげつひめ‐の‐かみ【大宜都比売神/大気都比売神】
食物をつかさどる女神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が食物を求めたとき、鼻・口・尻...
おお‐げば【大下馬】
1 城や社寺の正門の前に、下馬のしるしに置いた大きな石または木。 2 江戸城大手門外の下馬所。
おおこうち【大河内】
姓氏の一。 [補説]「大河内」姓の人物大河内一男(おおこうちかずお)大河内伝次郎(おおこうちでんじろう)大河内正敏...
おおこうち‐かずお【大河内一男】
[1905〜1984]経済学者。東京の生まれ。河合栄治郎に社会政策学を学び、社会政策を科学の領域まで高めた。昭和3...
おおこうち‐でんじろう【大河内伝次郎】
[1898〜1962]映画俳優。本名は大辺男(おおべますお)。福岡の生まれ。伊藤大輔(いとうだいすけ)監督と組んで...
おおこうち‐まさとし【大河内正敏】
[1878〜1952]工学者・実業家。東京の生まれ。東大教授。理化学研究所長として、理研の発展と、理研コンツェルン...
おお‐こうもり【大蝙蝠】
翼手目オオコウモリ科の哺乳類の総称。体長約30センチのものが多い。日本にはエラブオオコウモリ・オガサワラオオコウモ...
おおこそ‐よしのり【大社義規】
[1915〜2005]企業家。香川の出身。昭和17年(1942)徳島に日本(にっぽん)ハム株式会社の前身となる食肉...
おおこ‐の‐たき【大川の滝】
鹿児島県屋久島にある滝。落差約88メートル。周辺の地質はホルンフェルスとよばれる岩石で成り立つ。
おお‐このはずく【大木葉木菟】
フクロウ科の鳥。全長約25センチで、コノハズクよりやや大きい。頭に耳状の羽毛がある。日本では大木のある森林にすむ留鳥。
おお‐ごうし【大格子】
1 太い角材で組んだ格子。また、間を大きくあけて組んだ格子。⇔小格子。 2 江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。大籬...
おお‐ごえ【大声】
大きな声。⇔小声。
おお‐ごし【大腰】
1 柔道・相撲の技の一。相手のからだ全体を、自分の腰の上にのせるようにしてひねって投げる。 2 女房装束で、裳(も...
おお‐ごしょ【大御所】
1 すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。...
おお‐ごしょう【大小姓】
小姓で、年配の者。使者役や主君への取り次ぎなどをした。元服した小姓。⇔小小姓(こごしょう)。
おおごしょ‐じだい【大御所時代】
《徳川11代将軍家斉(いえなり)が職を退いたのちも大御所として実権を握っていたところから》寛政の改革から天保の改革...
おお‐ごと【大事】
重大な出来事。大きな影響を与える事件。「—にならずに済む」「そりゃ—だ」
おお‐ごま【大駒】
将棋で、飛車と角行のこと。→小駒
おお‐ごまだら【大胡麻斑蝶】
マダラチョウ科のチョウ。日本産マダラチョウでは最大。翅(はね)は白地に黒い斑があり、幅が広く、ゆるやかに飛ぶ。沖縄...
おお‐さいばり【大前張】
神楽歌の前張の前半部分。⇔小前張(こさいばり)。
おおさか【大阪/大坂】
近畿地方中央部の府。もとの摂津の東部と和泉(いずみ)・河内(かわち)の全域にあたる。京都とともに2府の一。人口88...
おおさか【大阪】
水上滝太郎の小説。大正12年(1923)刊。 小野十三郎の第3詩集。昭和14年(1939)刊。大阪の工業地帯に取材...
オオサカアイト
大阪石の学名。
おおさかあおやま‐だいがく【大阪青山大学】
大阪府箕面(みのお)市にある私立大学。平成17年(2005)に開学した。健康科学部の単科大学。
おおさかあさひしんぶん‐ひっかじけん【大阪朝日新聞筆禍事件】
⇒白虹(はっこう)事件
おおさか‐いかだいがく【大阪医科大学】
大阪府高槻(たかつき)市にあった私立大学。昭和2年(1927)開校の大阪高等医学専門学校を母体として、昭和21年(...