みやざわけんじかがみ【《宮沢賢治》鑑】
詩人、天沢退二郎による宮沢賢治の評論。昭和61年(1986)刊行。第2回岩手日報文学賞「賢治賞」受賞。
みやざわけんじのかなたへ【宮沢賢治の彼方へ】
詩人、天沢退二郎による宮沢賢治の評論。昭和43年(1968)刊行。同人誌「凶区」で昭和39年(1964)から連載を...
みやざわ‐としよし【宮沢俊義】
[1899〜1976]憲法学者。長野の生まれ。東大教授。自由主義的、合理主義的立場に立つ憲法理論で知られた。著「憲...
みやざわ‐は【宮沢派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会の昭和61年(1986)から平成10年(1998)における通称。会長は宮沢喜...
みやしげ‐だいこん【宮重大根】
ダイコンの一品種。愛知県清須市宮重の原産。根の上部は地表に出て緑色となり、甘味がある。尾張大根。
みや‐しばい【宮芝居】
⇒宮地芝居(みやちしばい)
みや‐しゅうじ【宮柊二】
[1912〜1986]歌人。新潟の生まれ。本名、肇。北原白秋に師事。清新な叙情を示す。歌誌「コスモス」を主宰。歌集...
みや‐じ【宮主】
律令制で、神祇官(じんぎかん)に置かれ、宮中の神事をつかさどった職員。のちには斎院司にも置かれた。みやぬし。
みや‐じ【宮仕】
掃除などの雑役に従事した下級の社僧。「御裁許なくして、神人—射殺され」〈平家・一〉
みや‐じ【宮地】
⇒みやち
みや‐じ【宮路/宮道】
1 宮殿に通う道。「はたこらが夜昼といはず行く道を我はことごと—にぞする」〈万・一九三〉 2 神社に参る道。参道。...
みやじま【宮島】
厳島(いつくしま)の異称。また、広島県廿日市(はつかいち)市の地名。平成24年(2012)、島南部の海岸部がラムサ...
みやじま‐ざいく【宮島細工】
広島県の宮島から産する、杓子(しゃくし)など木製の細工物。
みやじま‐すいぞくかん【宮島水族館】
広島県廿日市(はつかいち)市にある水族館。昭和34年(1959)開館。瀬戸内海国立公園内に位置する。愛称、みやじマリン。
みやじま‐ぬま【宮島沼】
北海道中央部、美唄(びばい)市にある沼。水田に囲まれた約0.3平方キロメートルの湿地で、ガン・カモなどの渡り鳥が越...
み‐やす・い【見易い】
[形][文]みやす・し[ク] 1 見るのに苦労しない。見るのにぐあいがよい。「大きくて—・い活字」「テレビの—・い...
みや‐すずめ【宮雀】
1 神社や宮殿にすむ雀。「鶯やさながら梅の—」〈玉海集〉 2 神社の案内をする下級の神官を卑しめていう語。「—声々...
みやす‐どころ【御息所】
《「みやすみどころ」の音変化。天皇の御休息所の意から》 1 天皇の寝所に侍する宮女。女御(にょうご)・更衣(こうい...
みやすん‐どころ【御息所】
「みやすどころ」に同じ。「在中将、内にさぶらふに、—の御方より」〈大和・一六二〉
みやず‐ひめ【宮簀媛】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃。尾張の豪族の娘。日本武尊は東征の帰途、媛を娶(めと)って草薙剣(くさなぎのつ...
みや‐ずもう【宮相撲】
祭礼の際など、神社の境内で奉納興行される相撲。《季 秋》「べったりと人の生(な)る木や—/一茶」
みやぞの‐ぶし【宮薗節】
薗八節(そのはちぶし)の異称。2世薗八が宮薗鸞鳳軒(みやぞのらんぽうけん)と称したところからの名。
みやたけ【宮武】
姓氏の一。 [補説]「宮武」姓の人物宮武外骨(みやたけがいこつ)宮武三郎(みやたけさぶろう)
みやたけ‐がいこつ【宮武外骨】
[1867〜1955]ジャーナリスト・文化史家。香川の生まれ。本名、亀四郎。大阪で「滑稽新聞」を発行、風俗史・政治...
みやたけ‐さぶろう【宮武三郎】
[1907〜1956]プロ野球選手・評論家。香川の生まれ。昭和11年(1936)阪急(オリックスの前身)の創立に際...
みや‐だい【宮大】
「宮城大学」または「宮崎大学」の略称。
みや‐だいく【宮大工】
神社・仏寺・宮殿の建築・補修を専門とする大工。
みや‐だし【宮出し】
御輿(みこし)が神社の境内から出ること。⇔宮入り。
みや‐ち【宮地】
《「みやぢ」とも》神社の境内。神地。社地。
みやち‐しばい【宮地芝居】
江戸時代、臨時に許可を受けて、社寺の境内で興行した小屋掛け芝居。種々の規制を受け、回り舞台・引き幕なども禁じられた...
みや‐づかさ【宮司】
《「みやつかさ」とも》 1 中宮職(ちゅうぐうしき)・東宮坊(とうぐうぼう)のこと。また、そこの職員。 2 神官。...
み‐やつくち【身八つ口】
女物や子供物の和服の身頃(みごろ)のわき明き。また、その寸法。袖付け下からわき縫いまでの間。身八つ。八つ口。
みや‐づくり【宮造り】
《「みやつくり」とも》 1 宮殿や神殿を造営すること。「出雲(いづも)の国に—し給ひて」〈太平記・二五〉 2 「宮...
みやつこ【造】
《「御家つ子」の意か。「みやづこ」とも》古代の姓(かばね)の一。中央にあって伴造(とものみやつこ)としてそれぞれ品...
み‐やつこ【御奴】
《「みやづこ」とも》朝廷に仕える召し使い。「ただしく浄(きよ)き心をもちて、朝廷(みかど)の—と仕へまつらしめむ」...
みやつこ‐ぎ【造木】
ニワトコの古名。〈和名抄〉
みやづ【宮津】
京都府北西部、若狭湾に臨む市。もと京極・本庄氏らの城下町、西廻り航路の寄航地として栄えた。繊維・水産加工業が盛ん。...
みや‐づか・う【宮仕ふ】
[動ハ四] 1 宮仕えをする。「歌よみ連歌して—・ひ給ひしに」〈平家・八〉 2 奉公させて召し使う。「清水冠者に—...
みや‐づかえ【宮仕え】
[名](スル) 1 宮中に仕えること。宮廷に出仕すること。 2 官庁・会社などに勤めること。「—するのも楽じゃない...
みやづかえ‐どころ【宮仕へ所】
宮仕えをする所。宮中などの奉公先。「家にても—にても、会はでありなむと思ふ人の来たるに」〈枕・二八〉
みやづかえ‐びと【宮仕へ人】
宮仕えをする人。特に、宮仕えをする女房。「—のもとに来などする男の、そこにて物食ふこそいとわろけれ」〈枕・一九六〉
みやづ‐し【宮津市】
⇒宮津
みや‐づとめ【宮勤め】
「宮仕(みやづか)え」に同じ。「—勤めしめて」〈祝詞・大殿祭〉
みやづ‐ぶし【宮津節】
京都府の民謡。宮津市付近の酒盛り歌。元禄(1688〜1704)のころから花柳界で歌われたものという。
みやづ‐わん【宮津湾】
京都府北部、丹後半島東南側にある湾。若狭(わかさ)湾西端にあり、南西の湾奥部では天橋立(あまのはしだて)の砂嘴(さ...
みや‐で【宮出】
宮中に出入りすること。宮中に出仕すること。「夢(いめ)にだに見ざりしものをおほほしく—もするか佐日の隈廻(くまみ)...
みや‐でら【宮寺】
⇒神宮寺(じんぐうじ)
みやとこ‐しつげん【宮床湿原】
福島県南西部、南会津町にある湿原。標高850メートルの湿原で、ミズバショウ・ザゼンソウ・ワタスゲ・ニッコウキスゲな...
みやと‐じま【宮戸島】
宮城県中部、松島湾入口にある陸繋島(りくけいとう)。湾内にあるおよそ260島のうち最大の島で、最高地点は標高106...
みや‐どころ【宮所/宮処】
1 皇居のある所。また、皇居。「藤原の—に幸(いでま)す」〈万・五〇・左注〉 2 神の鎮座する所。「松が根に浪(な...