みぞ‐ガラス【溝ガラス】
断面をU字形に成形したガラス。板ガラスと異なり、方立なしで建築物の大きなガラス面を構成できる。U字形のガラス2枚を...
みぞ‐がわ【溝川】
水がいつも川のように流れている溝。「路を横切っている小さい—のところへ出る」〈三重吉・小鳥の巣〉
みぞくされ‐びょう【溝腐れ病】
樹木の幹に縦長の溝ができる病気。チャアナタケモドキやモミサルノコシカケなどの菌類によって、スギ・アスナロ・ツガ類・...
みぞぐち【溝口】
姓氏の一。 [補説]「溝口」姓の人物溝口健二(みぞぐちけんじ)
みぞぐち‐けんじ【溝口健二】
[1898〜1956]映画監督。東京の生まれ。虐げられた女性の生き方を、独特のリアリズムの手法で描いた。作「浪華悲...
みぞぐち‐りゅう【溝口流】
和様書道の流派の一。御家流(おいえりゅう)の分派で、溝口荘司千谷を祖とする。
みぞ‐こうじゅ【溝香薷】
シソ科の二年草。田のあぜなどに生え、高さ30〜70センチ。茎は四角柱。葉は対生し、長楕円形で表面にしわがある。5、...
みぞ‐ごい【溝五位】
サギ科の鳥。全長約50センチ。体形はゴイサギに似るが、全体に赤褐色。繁殖地は日本だけで、夏に本州以南に渡来し、山林...
みぞ‐しだ【溝羊歯】
ヒメシダ科の多年生のシダ。山野の湿った所に生え、高さ30〜60センチ。全体に柔らかい。葉柄は長く褐色で、葉は羽状複...
みぞ‐そば【溝蕎麦】
タデ科の一年草。水辺に生え、高さ30〜50センチ。茎は少し枝分かれし、下向きのとげがある。葉は矛(ほこ)形で互生し...
みぞ‐はこべ【溝繁縷】
ミゾハコベ科の一年草。水田などの湿地に生え、高さ3〜10センチ。茎は横にはって枝分かれする。葉は狭卵形で小さく、対...
みぞ‐ほおずき【溝酸漿】
ハエドクソウ科の多年草。山野の水辺に生え、高さ10〜30センチ。葉は対生し、卵形。夏、黄色い花を開く。実はホオズキ...
ミゾラム
インド東部にある州。西をバングラデシュに東をミャンマーに接する。もとはビルマ(アラウンパヤ朝)領だったが英国支配の...
みぞれ【霙】
1 雪が空中でとけかかって、雨とまじって降るもの。ひさめ。《季 冬》「淋(さび)しさの底ぬけて降る—かな/丈草」 ...
みぞれ‐あえ【霙和え】
大根おろしで和えた料理。
みぞれ‐ざけ【霙酒】
「霰酒(あられざけ)」に同じ。
みぞれ‐ず【霙酢】
「下ろし酢」に同じ。
みぞれ‐だ・つ【霙立つ】
[動タ四]みぞれもようになる。「—・ちたる雨ののどやかに降るほどなり」〈和泉式部日記〉
みぞれ‐なべ【霙鍋】
鍋料理の一。魚・肉や野菜などをだし汁で煮て、大根おろしを多めに加えたもの。
みぞ・れる【霙れる】
[動ラ下一][文]みぞ・る[ラ下二]《名詞「みぞれ」の動詞化》みぞれが降る。「夕方から—・れて寒くなる」
みぞろぎヘック‐はんのう【溝呂木ヘック反応】
⇒ヘック反応
みた【三田】
東京都港区の地名。慶応義塾大学がある。 慶応義塾大学の通称。
み‐た【御田/屯田】
1 神領の田。神田。 2 上代、皇室の直轄領。 3 律令制で、官司直属の直営田。
みたい
助動詞「みたいだ」の語幹。文末に用いる。「そのしゃべり方は先生—」「まるで夢—」「馬鹿—」「ニューヨーク—」「喜ん...
み‐たいけん【未体験】
[名・形動]まだ体験していないこと。また、そのさま。「陶芸は—だ」
みたいだ
[助動][みたいだろ|みたいだっ・みたいで・みたいに|みたいだ|みたいな|みたいなら|○]《連語「みたようだ」の音...
みたいです
[助動][みたいでしょ|みたいでし|みたいです|○|○|○]体言、活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞には語幹に...
み‐たおし【見倒し】
1 品物を安く見積もること。安く値切ること。「ほかさまなら—もつけまするが」〈伎・音駒山守達源氏〉 2 「見倒し屋...
みたおし‐や【見倒し屋】
古着・古道具・屑(くず)などの品物を、安く値踏みして買い取るのを職業とする人。「踏めるものは—へさづけて金にかへ」...
み‐たお・す【見倒す】
[動サ四] 1 さげすんで見る。見さげる。「かうした仕掛けでなければ大尽が—・されぬ」〈咄・御前男・三〉 2 思い...
みたか【三鷹】
東京都中部の市。江戸時代は将軍の鷹狩場があった。国際基督教大学・国立天文台があり、北の武蔵野市にまたがって井の頭公...
みた‐かい【三田会】
卒業年や地域・職域・出身サークルなどごとに活動する慶応義塾大学卒業生の同窓会。上部組織として慶応連合三田会がある。
みたか‐し【三鷹市】
⇒三鷹
みたか‐じけん【三鷹事件】
昭和24年(1949)国鉄中央線三鷹駅構内で無人電車が暴走、脱線して死傷者を出した事件。人員整理に反対する国鉄労働...
みたくし
[代]《近世江戸語》一人称の人代名詞。わたくし。「—も蚤(のみ)の頭を斧(よき)で割った程無念なとも存じて」〈浄・...
みたく‐でも‐な・い【見たくでもない】
[連語]《近世後期の江戸語》 1 見たくもない。「酒なんざあ—・い」〈滑・浮世風呂・二〉 2 みっともない。見るに...
み‐たけ【身丈/身長】
1 身の丈。身長。 2 洋服で、肩から裾までの丈。→着丈 3 和服で、長着の身頃(みごろ)の長さ。肩山から裾までの...
み‐たけ【御岳/御嶽】
奈良県吉野にある金峰山(きんぷせん)の別名。 東京都青梅(おうめ)市南西部にある山。標高929メートル。山頂に御嶽...
みたけ‐きょう【御嶽教】
⇒おんたけきょう
みたけ‐さん【御岳山】
⇒御岳
みたけ‐じんじゃ【御嶽神社】
青梅市にある神社。祭神は櫛真知命(くしまちのみこと)ほか二神。火災・盗難除(よ)けの神として信仰される。武蔵(むさ...
みたけ‐そうじ【御岳精進】
吉野の金峰山(きんぷせん)に参詣する人が、その前に50日から100日の間精進すること。「—にやあらむ、ただ翁びたる...
みたけ‐まいり【御岳参り】
1 吉野の金峰山(きんぷせん)に参詣すること。御峯詣り。 2 長野県の御嶽(おんたけ)神社の奥宮へ参詣すること。→...
みた・す
[動サ四]「来る」「行く」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「火折尊(ほのさきのみこと)帰り—・して」〈神代紀・下〉
みた・す【満たす/充たす】
[動サ五(四)] 1 容器の中いっぱいに入れる。満ちるようにする。「コップに水を—・す」「腹を—・す」 2 求めら...
み‐たち【御館】
1 国府の庁。また、領主の役所。「—に参りて申さんとて、走りて行きぬ」〈今昔・二五・一一〉 2 領主。主君。「—も...
み‐たつ【未達】
1 まだ達成しないこと。「目標額の—」 2 学問などがまだ熟達していないこと。 3 郵便物や電子メールがまだ届いて...
み‐たて【見立て】
1 見て選び定めること。選定。「妻の—によるネクタイ」 2 病気を診断すること。また、その結果。「医者の—」「—違...
み‐だて【見立て】
《「みたて」とも》見た感じがよいこと。みばえ。「よろづに—なく」〈源・帚木〉
みたて‐え【見立絵】
物語や故事・説話などに取材しながら、人物・風俗や場面設定などを当世風にして描いた絵画。特に浮世絵に多い。