おお【凡】
[形動ナリ]《「おぼ」とも》 1 事物の形状や人の心情などが、はっきりしないさま。ぼんやりしているさま。いいかげん...
おお【大】
[形動ナリ]大きいさま。たっぷりしたさま。「夏影のつま屋の下に衣裁(きぬた)つ我妹(わぎも)裏設(うらま)けてあが...
おお
[感] 1 物事に感動したときに発する語。「—、きれいだ」 2 意外なことに驚いたり不審に感じたりしたときに発する...
おおかいたくしゃよ【おお、開拓者よ!】
《原題O Pioneers!》キャザーの長編小説。1913年刊。米国開拓時代を背景に、たくましく生きる移民女性の姿...
おお‐あえ【大饗】
⇒たいきょう(大饗)
おお‐あかげら【大赤啄木鳥】
キツツキ科の鳥。アカゲラより大形で、羽色は似るが、背が黒く腰が白い。日本では北海道から奄美大島までの森林にすむ。
おお‐あきない【大商い】
1 手広い商売。また、取引額の大きい商売。「この年一番の—」⇔小商い。 2 取引で、売買高(出来高)が大きいこと。...
おお‐あきんど【大商人】
資産が豊かで、手広く商売をしている商人。豪商。
おお‐あぐら【大胡坐】
無遠慮にあぐらをかいて腰を据えること。「遠慮なく入りこんで—をかく」
おお‐あご【大顎】
昆虫など節足動物の口にある左右一対の器官。食性に適した形となっている。
おお‐あさ【大麻】
麻の別名。たいま。
おお‐あさり【大浅蜊】
1 ウチムラサキの別名。 2 ホンビノスガイの別名。
おお‐あざ【大字】
町村内の区画の一。小字(こあざ)を含む比較的広い地域。
おお‐あざみ【大薊】
キク科の一年草。高さは1メートルにもなる。葉はアザミに似て大きく、つやがあり、乳白色の斑紋がある。初夏、紅紫色の花...
おお‐あし【大足】
1 大きな足。足の裏の広いこと。「ばかの—」 2 歩幅が大きいこと。おおまた。「—で歩く」 3 田下駄(たげた)。
おお‐あじ【大味】
[名・形動] 1 食物の味にこまやかな風味が感じられないこと。また、そのさま。「料理が—でもの足りない」 2 物事...
おお‐あせ【大汗】
大変な汗。多量の汗。「弁解に—をかく」
おお‐あたま【大頭】
1 大きな頭。また、頭の大きな人。 2 主だった人々。かしら分。「—連中にも、賭博(ばくち)をやる、国家の機密を握...
おお‐あたり【大当(た)り】
[名](スル) 1 予想などがぴたりと当たること。また、くじ引きなどで、すばらしい賞品が当たること。「最終レースで...
おお‐あな【大穴】
1 大きな穴。 2 大きな欠損。多額の損失。「経理に—をあける」 3 競馬・競輪などで、大きな番狂わせ。また、それ...
おおあなむち‐の‐かみ【大己貴神】
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。大己貴命。おおなむちのかみ。
おお‐あばれ【大暴れ】
[名](スル)ひどく暴れること。また比喩的に、大胆なふるまいや、人を驚かせるような大活躍。「酒に酔って—する」「新...
おお‐あぶらすすき【大油薄】
イネ科の多年草。山地の日当たりのよい草地に生え、高さ1〜1.2メートル。全体に油を塗ったような光沢がある。葉は長大...
おお‐あま【大甘】
[形動]厳しさに欠けてしまりのないさま。また、楽観的すぎるさま。「子供に—な親」「—な考え」
おおあま‐の‐おうじ【大海人皇子】
⇒天武天皇
おおあみしらさと【大網白里】
千葉県中西部、九十九里浜に面した市。東西に長く、昭和29年(1954)西の大網町と中部の増穂村、海岸部の白里町が合...
おおあみしらさと‐し【大網白里市】
⇒大網白里
おお‐あめ【大雨】
大量に降る雨。「—注意報」⇔小雨(こさめ)。
おおあめけいかい‐レベル【大雨警戒レベル】
⇒警戒レベル
おおあめ‐とくべつけいほう【大雨特別警報】
特別警報の一。台風や集中豪雨によって数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合、もしくは、数十年に一度の強度の...
おおあらい【大洗】
茨城県東茨城郡の地名。太平洋に面し、漁業・水産加工業が盛ん。大洗岬・大洗磯前(いそさき)神社がある。民謡「磯節」の地。
おおあらい‐まち【大洗町】
⇒大洗
おお‐あらめ【大荒目】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。札(さね)を普通より幅広にとり、太い緒であらくまばらにおどすもの。
おお‐あり【大有り】
「ある」ということを強めていう語。たくさんあること。十分にあること。もちろんあること。「文句は—だ」
おお‐ありくい【大蟻食】
アリクイ科の一種。南アメリカに分布し、体長1〜1.2メートル、尾長65〜90センチ。体色は黒灰色。尾に長い総(ふさ...
大有(おおあ)り名古屋(なごや)の金(きん)の鯱(しゃちほこ)
「大有り」を「尾張」にかけて「名古屋…」と続けて、しゃれたもの。
大有(おおあ)り名古屋(なごや)は城(しろ)で持(も)・つ
「大有り」のしゃれ。「尾張名古屋は城で持つ」の句のもじり。
おお‐あれ【大荒れ】
[名・形動] 1 はなはだしく荒れはてていること。「—の家」 2 振る舞いや気持ちのあり方が、非常に荒っぽくなるこ...
おお‐あれちのぎく【大荒地野菊】
キク科の一・二年草。荒地に群生し、高さ約1メートル。全体に白い柔らかい毛がある。茎の上半分で枝分かれし、夏、白い小...
おお‐あわ【大粟/粱】
アワの一種。全体が大きく、実はややまばらにつく。
おお‐あわて【大慌て】
[名・形動]非常に慌てること。また、そのさま。「—で出掛ける」
おおい【覆い/被い/蔽い】
1 物の上にかぶせて隠すこと。また、そのもの。「—をかける」「日—」 2 かばう人。庇護者(ひごしゃ)。「軍次はや...
おおい【大炊】
《「おおいい(大飯)」の音変化》天皇の召し上がり物。また、それを調理すること。
おお・い【多い】
[形][文]おほ・し[ク] 1 数や量がたくさんある。物事がたびたび起こる。「商店が—・い」「交通事故が—・い」「...
おおい【大い】
《「おお(大)き」の音変化》 [形動ナリ] 1 大きいさま。「—なる木どものもとに車を立てたれば」〈枕・一四二〉 ...
おおい
[感]遠くの人に呼びかけるときの声。「—、どこだ」
おおい‐かく・す【覆い隠す】
[動サ五(四)] 1 外から見えないように、上から別の物をかぶせる。「シートで車を—・す」 2 物事を世間の人に知...
おおい‐かぶさ・る【覆い被さる】
[動ラ五(四)] 1 全体を覆うようにかぶさる。「前髪が目に—・る」 2 強い圧迫感をもって身に及んでくる。「責任...
おおい‐かぶ・せる【覆い被せる】
[動サ下一][文]おほひかぶ・す[サ下二]上から覆って物にかぶせる。「鳥かごに布を—・せる」
おおい‐がわ【大井川】
静岡県中部を南流する川。赤石山脈に源を発し、駿河湾に注ぐ。長さ168キロ。江戸時代、東海道の要所として架橋・渡船が...