みぎ【右】
1 東に向いたとき南にあたる方。大部分の人が、食事のとき箸(はし)を持つ側。右方。「四つ角を—に曲がる」⇔左。 2...
みぎ‐あがり【右上がり】
1 左に比べて右が上がって見えるもの。 2 文字の書き方で、水平ではなく右側をやや上げて書くこと。右肩上がり。 3...
みぎ‐うち【右打ち】
1 球技で、右手でボールを打つこと。⇔左打ち。 2 野球やソフトボールなどで、右打席で打つこと。「右投げ—」⇔左打...
みぎ‐うで【右腕】
1 右がわの腕。うわん。 2 最も信用し、頼みにしている部下。「社長が—と頼む人」
みぎかた‐あがり【右肩上がり】
1 《グラフの線で右に向かって上がっていく形から》後になるほど数値が大きくなること。後になるほど状態がよくなること...
みぎかた‐さがり【右肩下がり】
1 《グラフの線が右に向かって下がっていく形から》後になるほど数値が低くなること。後になるほど状態が悪くなること。...
みぎ‐かって【右勝手】
⇒本勝手(ほんがって)
右(みぎ)から左(ひだり)
受け取った金品を、すぐまた他の人に渡して、手元にとどめおかないこと。「給料をもらっても—へなくなってしまう」 [補...
みぎ‐がき【右書(き)】
文章を縦書きするとき、右から左へと書くこと。
みぎ‐がわ【右側】
右の方の側。うそく。「—通行」
みぎ‐きき【右利き】
左手よりも右手のほうがよくきくこと。また、その人。
みぎ‐クリック【右クリック】
コンピューターのマウスの右ボタンをクリックすること。ウインドウズ系のコンピューターの場合、マウスのポインターの場所...
みぎし【三岸】
姓氏の一。 [補説]「三岸」姓の人物三岸好太郎(みぎしこうたろう)三岸節子(みぎしせつこ)
みぎし‐こうたろう【三岸好太郎】
[1903〜1934]洋画家。北海道の生まれ。独立美術協会創立会員。初期の素朴画風からフォービスム風に移り、晩年は...
みぎし‐せつこ【三岸節子】
[1905〜1999]洋画家。愛知の生まれ。女子美術学校卒。三岸好太郎の妻。女流画家協会を設立。情熱的な色彩、重厚...
みぎ・する【右する】
[動サ変][文]みぎ・す[サ変]右の方へ行く。「—・せんか左せんかためらう」
みぎ‐て【右手】
1 右の方の手。 2 右の方。右側。「—に見える建物」
右(みぎ)と言(い)えば左(ひだり)
人の言うことにすべて反対すること。
みぎ‐とじ【右綴じ】
表紙を上にして置いたとき、右側に綴じ目があること。また、そのような書物。本文はふつう縦書きとなる。右開き。
みぎ‐どもえ【右巴】
紋所の名。巴の右巻きのもの。
みぎ‐なげ【右投げ】
スポーツで、ボールなどを右手で投げること。「—左打ち」⇔左投げ。
右(みぎ)に出(で)る
その人以上にすぐれている。「囲碁なら彼の—者はいない」
右(みぎ)に出(で)る者(もの)がな・い
《古代中国で、右を上席にしたところから》その人よりもすぐれた人がいない。
みぎねじ‐の‐ほうそく【右螺子の法則】
直線状の電流がつくる磁場の向きは、電流の流れる方向を、時計回りに回す右ねじの進む方向にとれば、右ねじの回る向きに一...
みぎ‐の‐うまづかさ【右馬寮】
⇒うめりょう(右馬寮)
みぎ‐の‐うまのかみ【右馬頭】
⇒うまのかみ
みぎ‐の‐おおいもうちぎみ【右大臣】
⇒うだいじん(右大臣)
みぎ‐の‐おとど【右大臣】
⇒うだいじん(右大臣)
みぎ‐の‐かた【右の方】
1 二分したときの右側。また、右の組。 2 相撲(すまい)の節(せち)で、相撲人(すまいびと)を左右に分けたときの...
みぎ‐の‐つかさ【右の司】
左右に分けられた諸司のうち、右の役所。右近衛府(うこんえふ)・右馬寮(うめりょう)など。
右(みぎ)の耳(みみ)から左(ひだり)の耳(みみ)
右の耳から入ったことが左の耳からすぐ抜けていく。聞いたことを片っ端から忘れてしまうことのたとえ。籠耳(かごみみ)。...
右(みぎ)は京道(きょうみち)左(ひだり)は伊勢道(いせみち)
右は京都へ通じる東海道、左は伊勢の参宮道。関の追分(おいわけ)が分岐点であるところから、初めはわずかな違いでも、後...
みぎ‐ハンドル【右ハンドル】
ハンドルが右側の前部座席にあること。また、その自動車。右ハンドル車。 [補説]俗に、日本で製造された車(国産車)を...
みぎわ‐まさり【汀優り】
きわだってすぐれていること。水ぎわ立つこと。「—の力なり」〈曽我・一〉
みぎ‐ひだり【右左】
1 右と左。右方と左方。さゆう。「—を見て横断する」「—に居並ぶ」 2 右と左を取り違えること。「—に靴を履く」
みぎ‐びらき【右開き】
右方向に開ける扉や書物など。書物の場合は右綴(と)じともいう。
右(みぎ)へ倣(なら)え
1 自分の右手にいる者にならえ。横隊の列などを整列させるときの号令。 2 最初に行った人のまねをしたり追随したりす...
みぎ‐まえ【右前】
左の衽(おくみ)を上に出して和服を着ること。
みぎ‐まき【右巻(き)】
右の方へ巻くこと。時計の針の回り方と同様に巻いていること。
みぎ‐まわり【右回り】
右の方へ向かって回ること。時計の針の進む方向に回ること。時計回り。
みぎ‐むき【右向き】
右の方へ向くこと。右の方に向いていること。
右(みぎ)向(む)け右(みぎ)
からだを回転させて、右に向きを変えさえる号令。
右(みぎ)も左(ひだり)も分(わ)から◦ない
1 その土地の地理がまったくわからない。 2 その分野についてまったく知識がない。また、物事を理解する力がない。
みぎやひだりにみえるもの【右や左に見えるもの】
《原題、(フランス)Choses Vues a Droite et a Gauche》サティのバイオリンとピアノの...
み‐ぎょうしょ【御教書】
平安時代以後、三位以上の公卿または将軍の命を奉じてその部下が出した文書。本来は私的なものであったが、のち、公的な伝...
みぎ‐よう【右様】
右に述べたとおりのようす。「—の事情を御賢察賜りたく候」
みぎよこずれ‐だんそう【右横ずれ断層】
⇒横ずれ断層
みぎ‐よつ【右四つ】
相撲で、互いに右手を下手(したて)に組んだ体勢。
みぎ‐より【右寄り】
1 右側に寄った方。 2 思想や言動が右翼的であること。
みぎ‐より【右縒り】
左から右へよりをかけること。また、そのようにしてよったもの。